薬物乱用関連問題ニュース 】      赤城高原ホスピタル

(改訂:00/12/12)


[注意: このページは未完成、工事中です]  


[目次]  [マリファナの医学的使用をめぐる論争]



別ページの関連記事
薬物乱用
覚せい剤
覚せい剤の乱用(上毛新聞・オピニオン)


[マリファナの医学的使用をめぐる論争(アメリカ)] 1999年3月17日に報告されたIOM(Institute of Medicine)の研究によると、マリファナは、薬物療法下のエイズ患者の嘔気と嘔吐を押さえ、体重減少を改善する効果があり、臨床試験を行う価値があるとされています。しかし、緑内障(失明の原因となり得る眼科疾患)に対する効果については否定的です。
 NIH(国立衛生研究所)の後援による、エイズ患者へのマリファナ吸引の臨床試験が現在(1999年5月)行われています。
 緑内障に関しては、マリファナ使用によって眼内圧が下がることは確かですが、効果よりも副作用、危険性の方がはるかに高いため、大規模な臨床試験をする正当性はないと考えられています。

 なおこれは、他に代わり得る方法のない患者に対するマリファナの医学的使用の正当性のテストが始まったと言うことで、マリファナが安全な薬物であるとか、合法化されたとかいう問題ではありませんから注意してください。 [TOPへ]


ご連絡はこちらへどうぞ ⇒ address
または、昼間の時間帯に、当院PSW(精神科ソーシャルワーカー)にお電話してください ⇒ TEL:0279-56-8148

AKH 文責:竹村道夫(1999/10)


[トップページ]  [サイトマップ]