運動方針

2007年度運動方針
スローガン
「子どもに学ぶ楽しさを、教員に働く喜びを!」
<より良い教育・より良い職場・より良い生活を実現しよう>

1 子どもたちが生き生きと学べる学校づくり、子どもたちの視点に立った教育をめざします
(1)県教組本部と協力し、30人以下学級の拡大をめざします。
〈2)組合員・分会からの要求をもとに、教育環境を充実させるための教育予算の充実を求めます。
(3)政府与党や教育再生会議が進める学校現場を無視した「改革」に反対し、国家による教育の管理統制を許さない取り組みを行います。
(4)教育の機会均等と教育水準を守るため、義務教育費国庫負担剃度の国の負担率2分の1への復元に向けた取り組みを進めます。
(5)子どもの安全確保対策のための予算の増額をはじめ、学校のニーズや実態に則した教育施策を求めます。
(6)学力テスト結果の扱いについては、競争や序列化につながらないような適切な処理を求めます。
(7)「おおた子ども教育文化研究所」の取り組みの充実を図ります。

2 心身共に健康で働ける職場、豊かさを実感できる生活の実現をめざします。
(1)県教組本部・日教組などと連携して、教職員給与水準や諸手当の維持・改善を求める取り組みを進めます。また、県職連交渉に参加し、勤務条件・諸権利の改善を進めます。
(2)「新しい人事評価制度」の運用にあたっては、その趣旨を生かしたものとなるよう求めていきます。
(3)勤務時間の適正化や休憩時間の確保等、「多忙化解消の指針」の趣旨徹底を教委や校長会等に求めていきます。
(4)組合員の異動希望実現のため、教委・教育事務所等への働きかけを進めます。
(5)学校現場における労働安全衛生の取り組みを進めます。

3 組織の強化・拡大を進め、運動の前進をめざします
(1)若い組合員を増やす取り組みをより一層進めます。
(2)定期的に支部ニュースを発行して、組合のとりくみの紹介や直面する諸課題に関する情報提供をおこないます。
(3)より多くの組合員の声を反映したとりくみを進めるために、支部委員会の活性化を図ります。
(4)OENクラブの活動などを通じて、分会や組合員の活動を応援します。
(5)教育研究や学習会、インターネットの利用など、組合員相互の交流や情報交換の場の設定に努めます。
(6)教育の充実・教職員の権利や生活の向上を図るため、首長や議員、連合地協や地区労等の関連団体に働きかけをおこないます。
(7)教育現場の現状や課題を国政や地方自治に反映されるよう、各種選挙において推薦
議員の当選に向けて取り組みます。特に、夏の参議院選挙での日教組組織内候補「神本みえ子」、群馬県知事選挙での「小寺弘之」の当選に向けた取り組みを進めます。

4 安心して暮らせる社会の実現をめざします
(1)「子どもの権利条約」が生かされる学校・社会をめざす取り組みを進めます。
(2)人権・平和・環境への関心を高め、学習の機会を提供するとともに、それらを守る諸行動に参加します。
(3)憲法改悪を阻止するための諸行動に、県教組や日教組、関連団体等とともに取り組みます。
〈4)年金・医療等、社会保障制度の充実を求めるため、県教組本部や日教組、関連団体とともに諸行動に取り組みます。