2008年度 「県教組の組合員を増やし、教職員の過重労働を抑制するとともに、働きやすい職場づくりを推進する決議」 |
今、学校は働きづらい職場になりつつあります。給与への反映も視野に入れた人事評価制度の導入、一向に改善しない職場の多忙化と過重労働、増え続ける病気休暇・病気休職の取得者、定年を待たずに学校を去る多くの同僚・・・・。加えて、「教員免許更新制」導入や「全国学力・学習状況調査」実施など、教職員が求めない施策が上から一方的に実施されつつあります。 このような状況下では、笑顔で、優しく、自信をもって、子どもや父母、同僚と接し、定年まで働き続けることが難しいと言えます。 「より良い仕事がしたい、より良い教職員であり続けたい」と誰もが願っています。しかし、そのためには、何が必要なのでしょうか。私たちは、その答えの一つが「共に考え行動しあう組合」の存在だと考えます。組合は、教職員の願いをまとめ、その実現に努力する組織です。組合員が増えれば、組合はより大きな力を得て、みんなの願いはやがて実を結び、私たちや子どもたちに返ってきます。 今こそ、組合員みんなで組織拡大に取り組みましょう。そのために、分会で組織拡大を積極的に話題にしましょう。そして「加入呼びかけ」は、誰か一人に任せるのではなく、みんなで行いましょう。一人から呼びかけられるのと、何人もから呼びかけられるのでは、受け取る側の気持ちが違います。「あなたの力が必要です。一緒に頑張りましょう」。この一言が未加入者の心を動かします。 私たち教職員が多忙を極め疲れ切っていては、より良い教育はできません。教職員の労働条件は、重要な教育条件の一つです。みんなで力を合わせ、県教組の組合員を増やし、教職員の過重労働を抑制するとともに、働きやすい職場づくりを、今こそ推進しましょう。 以上、決議します。 2008年6月5日 群馬県教職員組合太田支部2008年度定期総会 |