7月1日(土)晴れ、一時雷雨

 梅雨時には珍しく、連日の晴れとなった。大玉のトマトも無事に最初の収穫ができて、今年は本当に順調だ。
 夏野菜用の畑の雑草が恐ろしいほど伸びてきたので、草刈機できれいに刈り払った。さすがに肩や腰が疲れた感じで、40歳を越した年を実感するようになった。
 ニガウリの定植をした。近所の人から長い種類4本をいただいたのと、自分で播種した太い種類の4本だ。

7月2日(日)晴れ、一時雷雨

 雷が鳴ると梅雨明けといわれるが、連日の雷雨で梅雨は明けるのでしょうか。
 メロンの蔓が参ってきた株があるので、果実を1個収穫してみたが、甘さにはだいぶ遠かった。スイカも収穫にはほど遠いし、今年のウリ科作物はキュウリとズッキーニ以外は失敗かもしれない。まあ、あと半月後には結果がわかります。
 そんな中でカボチャの栗えびすが固くなってきて、収穫間近という感じになってきた。カボチャは子供が大好きなので、ぜひ成功させたい作物の一つだ。特にエビスの系統はホクホク感が強いので、妻や子供が大好物にしている。私個人は東京栗南京のような昔からの品種が好きなのだが家族には勝てないか。

7月3日(月)晴れ

 暑い日が続いている。毎日の夕立で畑もなかなか乾かないが、野菜たちには十分な日光と水が供給されて過ごしやすいのかもしれない。
 タキイ種苗からブロッコリー(グリーンビューティ、エンデバー)と白菜(黄ごころ80)の種が届いた。昨年のブロッコリーはハイツとグリーンビューティで大成功したが、今年は晩生のエンデバーで頂花蕾2、3月どりに挑戦してみたい。
 白菜は耐病60日と耐病85日はよかったが、黄ごころ80は病気が出て10株程度しか収穫できなかった。今年は畑を替えて、黄芯白菜を成功させたい。
 トマトがどんどん色づき、次々に収穫できるようになった。オクラも花蕾ができて、いよいよ夏野菜本番といった感じだ。

7月5日(水)晴れ

 今日で5日連続の雷雨となったが、今日はちょっとパラパラ降っただけ。連日の雷雨でトウモロコシが多少傾いたが、今のところ大きな被害は出ていない。トウモロコシ(キャンベラ86)は昨日試しに1本収穫してみたが、ちょっと若かった。しかし、粒が小さめだっただけで甘さは十分あり、数日後には十分な収穫ができるのではないかと思う。
 キュウリは毎日15本以上収穫できるので、4人家族(大人は2人)では食べきれない。しかし、他の野菜と違って子どもも結構食べるので、収穫し甲斐がある。ナスやピーマンなどは見向きもされないので、ちょっと悲しいものがある。
 そろそろキャベツとブロッコリーの播種時期になってくる。昨年はこまめに育苗管理したので成功したが、今年は家族の協力が得られるだろうか。

7月6日(木)晴れ、くもり

 トウモロコシを10本収穫したが、内2本は十分食用になったが虫が侵入していた。それと鳥が2本突っついた跡が見られた。鳥獣の類も普段は何とも思わないが、作物を荒らされると石でも投げつけたくなってくる。トマトも完熟物を4個やられてしまった。

左から梨ナス、千両2号、黒陽、庄屋大長 左:南極1号、右:四葉(曲がってもおいしい)

7月8日(土)雨のち晴れ

 台風3号が太平洋沿岸を進んだ影響で昨晩から今朝にかけて強風が吹き、トウモロコシやキュウリの支柱が少し傾いたりした。しかし、恐れたほどの損害はなかったので、ほっとした。
 妻の友人がお子様を連れて遊びに来たが、収穫したてのトウモロコシやキュウリを食卓に出せたのでうれしかった。トウモロコシは本来ならばもう少し成熟させてから収穫するところかもしれないが、鳥の被害が結構出ているし、キャンベラ86は甘味が強いので多少若どりでも大丈夫なようだ。虫もついているが昨年ほどの被害はないようだ。

7月11日(火)晴れ

 台風が梅雨を吹き飛ばしたのか、このところ晴れの日が続いている。畑もだいぶ乾いてきて、宿直明けの午後にはトラクターで草退治ができた。お盆前にあと2回ほど起こせば秋冬野菜の作付けにちょうど良くなるだろう。
 ブロッコリーとキャベツの種を128穴トレイに播いて、今朝発芽した。ブロッコリーは極早生の「シャスター(タキイ)」、キャベツは年内取りの「秋友甘藍(サカタ)」で、どちらも暑さに強いといわれている品種だ。ただし、昨年の夏蒔き(ハイツ、アーリータイム)は7月下旬に蒔いたので、このような早い作型は心配もある。
 オクラとモロヘイヤも収穫を始めた。こいつらは収穫が始まると次々に収穫できるので、毎朝山盛りの野菜を食べるのが楽しみだ。この時期はナスが最高にうまいので朝はナス焼きとぬか漬け、夕飯はキュウリと青ジソで冷や汁と最高の内容だ。

7月19日(水)晴れ、夕から夜雷雨

 関東地方は昨日梅雨明けしたが、先の台風の後は今と同じような気候だった。昼間は35度近くの猛暑で、夕方から夜にかけては雷雨というパターンだ。今日も午後7時過ぎから雷雨となり、午後9時の今も雷鳴とともに強い雨が降っている。
 メロン(ニューメロン)は失敗したかと思ったが、小玉ながらも甘いものができた。近所の家にも食べていただいたが評判は上々で、来年も頑張ってみたいと思い直した。初期から中期のアブラムシ、ウリバエさえ駆除できればなんとかなりそうだ。また、今年は肥料を最初から与えてしまってツルぼけ気味だったので注意したい。
 カボチャも栗えびす、東京南瓜ともにできがよく、子どもたちも大喜びで食べている。子どもはピーマンやオクラなど緑のものはあまり食べないが、カボチャやニンジンを食べられれば何とかなるだろう。
 それにしても雑草が鬼のように生えてくる。農業は草退治だといわれるが実感できる時期だ。除草剤のトレファノサイドなどを使えば管理は楽だが、自分の食べる野菜のところでは使いたくないので草刈機や自分の手で対応するしかない。お盆までのあと一月は我慢のときだ。

坊主頭がかわいい光希、逃げ足が速くなってお母さんもたいへん!

7月21日(金)くもり、晴れ

 相変わらずの猛暑が続いている。35度が当たり前で体がくらくらするが、今日は夕立がないみたいだ。
 キュウリの第1陣がだいぶ参ってきた。現在第4陣が収穫に入ろうとするところだが、その後は少し怠慢していたので途切れている。そろそろ秋用の「あきみどり」という品種を蒔こうかと思っているが、遊びに忙しい?
 メロンの第2陣とスイカはあと10日くらいか。妻と子どもたちはフルーツに目がないから、キュウリやナスを穫ってくると「スイカは?メロンは?トウモロコシは?」とくるので、自分で見てきなさいといったりしている。私はキュウリがたくさん入った冷や汁だけでいいのですが・・・
 そういえば年内どりのキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの中生種をそろそろ播種しなければならない。この時期はナスの剪定などもあるし、結構気遣いすることが多い。

おいしさ抜群、栽培も容易 真冬に良いキャベツが採れる 純白で美しい、虫退治だけ 霜が降るまで収穫できます

7月23日(日)晴れ

 猛暑の連続で、体が参ってきた。昨日は子どもをプールに連れて行き、肩から背中にかけて日焼けで赤くなってしまった。
 昼間は暑くて畑仕事ができないので、バラックの中でブロッコリーとキャベツの苗作業を行った。7月8日播種のブロッコリー(シャスター、ハイツ)とキャベツ(秋友甘藍、四季獲)をポットに移植した。お盆前には畑に定植できると思うが、暑い時期での早生種の作業はしたことがないので、まともにできるか心配でもある。殺虫剤をバンバン散布すれば形の良いものができるだろうが、自家用のものには最小限の薬剤しか使わないので、秋の早生は難しい。

収穫したカボチャ 栗エビス(左)、東京南瓜(右)

7月27日(木)くもり

 一昨日から雨模様の日が続き、昨日は結構まとまって降った。おかげで猛暑も一段落といったところで、畑の作物も散水後の生き生きとした感じになっている。
 ブロッコリーとキャベツはポット苗がともに100本以上できた。しかし早くも虫が食いついてきたので、ランネート1000倍液を散布した。昨年も知らぬ内に青虫につかれてしまい、そうとうの本数を筋だけにされてしまった。カリフラワー(スノークラウン)も一昨日播種し、今朝無事に発芽していた。
 白瓜が穫れ始めたが、これがうまい。長さ30cm位のやつを芯の白いところを除いて銀杏切りにして、軽く塩もみにして食べるのだが、適度な歯ごたえがあってしかも爽やかな食感がたまらない。今夕には昆布と青ジソ、根ショウガ、ゴマで漬け込んでみたが明日の朝食が楽しみだ。何しろ量は捨てるほどとれるのでどんなふうにも使え、とりたての野菜でいろいろ工夫ができるのも自家菜園のいいところだ。

7月29日(土)晴れ、くもり

 真夏日が戻ってきた。昼間は家族で上野村にでかけ、水の冷たい神流川で水浴びをしたりソバを食べたりで遊んできた。上野村は晴れていたが気温は30度以下で爽やかな感じだった。
 スイカの蔓がだいぶ参ってしまったので、仕方なく大玉、小玉とも半分ほど収穫してみた。ところがこれが結構いける味で、それなりに食べることができた。メロンの第3陣はまだ葉も蔓も元気で、すでに玉は大きくなっているが完熟までいけそうだ。

7月30日(日)くもり

 今日はあまり日が差さないし風もあるので、少し過ごしやすい気がする。
 

トウモロコシ(キャンベラ90) 虫の被害があるが甘い トウモロコシを狙う光希 シロウリを手に持つ有伽

 今年作ったトウモロコシ(キャンベラ86、90:ともにタキイ種苗)は昨年までのバイカラーコーンに比べて甘さがたいへん強い。子どもたちも大好きで、収穫してくるとすぐに蒸かして食べきってしまう。作る方からするとうれしいことだが、鳥と虫の被害が結構あるので今後の課題か。網と殺虫剤で防げるとは思うが、ちょっと考えてしまう。