入場者の少ない健康増進施設 2005.11.10

 市内に市直営の健康増進施設があります。近隣の市町村では天然温泉を売り物にしていて結構入客の多い施設もありますが、市内のこの施設は温泉ではなく温泉施設にはよくあるラーメン、うどん、酒肴などの売店もないためでしょうか余り人気がないようです。
 それでも他の温泉施設にはあまりないバーデゾーンがありますので、わが家は子どもたちの水浴に時々出かけます。日曜日の昼間が多いのですが、バーデゾーンは人もあまりいないためゆったりと水浴できます。その後は和風(檜の浴槽があります)又は洋風の大風呂につかって体を温めてリラックスして帰ります。家族で出かけるときは飲食施設がありませんので、おにぎりやサンドウィッチ、うどんなどを持参して大広間で食べてきます。
 この状態を見れば、誰が見てもこの施設は赤字を出しているとわかるでしょう。

バーデゾーン

 しかし、ものは考え方で、赤字で税金を投入していたとしても市民が健康を維持・増進できれば安いものです。この施設を温泉を主体とした娯楽施設とみれば、あまり魅力のないものと思えます(温泉でないのだから当然ですが。)が、本当に健康づくりの施設と考えればいかがでしょうか。市民(特に高齢者)は平日入場無料として、入場時には住基カードの提示が必要なんていうのがユニークで面白いと思うのですが。ヒマな高齢者はお医者さんに出かける傾向があるそうですが、このような施設に行っていただければ医療費の大幅削減につながるかもしれません。
 市内1箇所だけでなく、もっと作れという話が出ればおもしろいですね。公民館にお風呂併設なんていかがでしょうか。

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