ロータスヴィレッジの出来事

4月1日新入職員が3名入ってきた。1名は他施設から1名は大学の福祉学部卒で1名は短大の介護福祉卒である。将来のロータスを支える職員なので順調に伸びて行って欲しい。
 今年の運営方針は「利用者一人一人のケア内容を見つめ利用者を増やす」で、朝礼で発表した。
4月某日今日は特養の花見で、東村の白竜神社に行った。まだ五分咲きで有ったけど、外出は楽しい。ケアハウスは、今日は寒かったのでロータスの庭で花見兼食事をとった。この時期ロータスの庭には桜(そめいよしの、山桜、八重桜、おおしま桜)・かりん・しばざくら等の花が咲き施設で花見ができます。
4月某日今日は職員の結婚式があった。高崎であったので自転車で行こうと思ったがあいにくの雨でちょうど帰省中の息子に送ってもらった。やはり結婚式は良いもので昨今の式は昔とちがい仲人は立てない・披露宴の前にお酒がでたりで様変わり。ともかく幸せな家庭を築いて欲しい。当施設は産休育休で休暇を取ることができ現在も2名の職員が休暇中である。育休中は職員のやりくりが大変だが、将来の日本を背負う子供たちのためにも何とかしていこうと思う。

4月某日給食会議に久方ぶりに出席した。平成12年度から業務委託したが、直営と比べ悪くならないことを一番心配したが、よけいな取り越し苦労であった。委託先は給食業界では大手企業で特に医療福祉給食ではTOP企業なので管理は行き届き当方の栄養士も良く頑張りおいしい食事を出していただいている。
ただ塩分を利用者の好みにすると栄養学から判断すると多くなるのでこの辺の案配が難しい。私の考えとしては食べたい物を食べるのが一番大事と思っているので特に特養の給食係には早急に対処して欲しいことを伝える。
4月某日今日は職員親睦会主催の歓送迎会である。当施設は職員数72名と大所帯で一堂に会する場所がない。また歓送迎会を行える場所も伊勢崎市内では限られてしまう。なるべく地元のお店を使いたいのだが、どうしても4カ所ほどの場所とならざるを得ない。それでこの4カ所の店で年3回の懇親会を開いている。またこのときは夕食の時間を利用者の了解を得て5時に出している。新入職員たちは本部から参加の理事長理事2名と私が座っているテーブルに座っているので少し窮屈かと思うが我慢。幹事の骨折りで毎回楽しい懇親会となっている。

4月某日顧問税理士にはるばる東京から決算の為にきていただいた。会計はコンピューターソフトを使っているが、何しろ会計単位が7事業有り、また法定福利費や光熱費のように一括支払いした後に各事業に按分しなければならないために、訳が分からなくなってくる。会計事務は事務の二人の職員で裁いているためにこの時期はてんやわんやの騒ぎである。しかし優秀な事務職員と福祉会計に精通した税理士のお陰で貸借対照表・資金収支計算書・事業活動計算書はいつも決算理事会前にできあがる。税理士様には更に保育園と本部会計が有るので法人会計の決算は税理士なくしてできないのが当法人の実状である。感謝感謝。
5月某日今日は月1回の施設福祉会議。出席者は施設長、事務主任、生活相談員、主任介護職員、看護師、栄養士で特別養護老人ホームの前月のケア方針・問題・行事・評価と来月の行事について話し合う場です。特養の運営方針についての会議ですので皆さん忌憚のない意見を出します。やはり問題は入居者が重度化しており、また医療を必要としている入居者の処遇の問題です。医療を必要としている老人はそれなりの所に行った方が良いと思うのですが、そのような場所はどこも満室で結局当施設でみるしか有りません。このような人は入退院を繰り返すので困ってしまいます。家族との話し合いは欠かせません。
5月某日東京福祉大学と未来学園の実習学生6名に施設の概要を説明する。大学は学問としての福祉を、専門学校は技術としての介護を目指しているようですが、当施設はこの二つがあって初めて福祉は成り立つと思っているので区別はしない。現に大卒の介護職員も5名居るが現場で介護を体験し、その後の配置を考えている。
5月某日今日は群馬県老人福祉施設協議会(県老施協)の年1回の総会日。県老施協は、群馬県内の特別養護老人ホームが92、養護老人ホームが18、軽費老人ホームが50、デイサービスが149計309施設が加盟している団体です。県内を4ブロックに分けて研修や情報交換等活発にやっていますが、何分加盟施設が多いのでまとめ上げていくのが大変(http://www.jsgunma.jp)。
5月某日バーベキュー大会。特養が言い出しっぺだったのが、デイとケアハウスが参加することになり全体行事になってしまった。特養で普段あまり食べない老人も今日は肉や焼きそばをいっぱい食べるのにはいつも驚かさせられる。場所(外の駐車場)が変わると違うのですね。
5月某日今日は私の出勤日。土曜日に午前中は私と、事務職2人とヘルパー1名の4名で出勤するようにしている。結構相談や電話で来客がある。支援の相談員は1名は出勤しているが午前中は訪問等で不在なので、午前出勤は地元の人の便宜を図る意味からも重要と考えている。私は午後消毒作業を行ったので帰りは午後5時になってしまった。消毒薬を被ったので近くの風呂屋で汚れを落とした。
5月某日昨日今日と業者清掃。総清掃面積は2500u有り、また特養入居者のベッド等をすべて移動させて清掃するのでまるまる2日かかる。3カ月に一度行う業者清掃であるが、施設の運営方針「尊厳・自立・清潔」のことを考えれば無くせない出費である。
5月某日ある特養施設の施設長がきた。人事考課について聞きに来たのだが、どこの施設も人件費の問題は介護報酬が減額になって抜きさしならぬ問題になっていることがよくわかった。人事考課は職員育成のためにあるのであって、決して人件費削減のためにあるのではないことを伝え、業者に丸投げするのはだめで、責任者自ら人事考課や人事管理の本を読んだり、研修に行って良く勉強して下さいと伝えた。





     

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