9月某日台風12号の影響で大雨である。ここ伊勢崎市は過去最大の24時間連続雨量296mmを記録した。当施設から15Km程南にある大学の学生用駐車場が冠水し多くの車が立ち往生してしまった。当施設は被害はなかったが、敷地の東西、南側が川となり車が渋滞していた。あちこちから心配の電話があり、この場を借りお礼申し上げたい。
9月某日老人福祉施設協議会関ブロ大会群馬県大会が高崎市で開かれる。当施設は応援や出席で7名の職員が参加する。1日目が音楽センターで行い2日目の分科会は市内のホテル等で行なわれた。一局集中というのも困るが、交通の便を考えるとどうしても高崎市開催になってしまう。私は自転車で行けて嬉しいが他の職員は車となってしまう。実はこの日群馬県の指導監査が予定されていたが、変更してもらった。
9月12日十五夜である。今年は6年ぶりに満月である。十五夜は旧暦8月15日と決めているので必ずしも満月とならないらしい。来年も来々年も満月らしい。しかしながら中秋の名月ということだけはあっていいものである。自宅で団子をいただく。
9月某日特養ホームに入所されている方が晴れて100歳を迎え市長の慶祝訪問を受けた。全国では100歳以上の高齢者は47,756人いるという。昨年は高齢者の行方不明者の存在がクローズアップされたが、今年は大丈夫なのか。行政担当者が一人一人確認することになったので問題はないのだろう。
9月某日特養ホーム入居者が秋の日帰り遠足で伊香保グリーン牧場に出かけた。入居者12名、家族5名、ボランテイア4名と職員の人員である。天気に恵まれ少し汗ばむ陽気であったが、けがもなく楽しい1日をすごすことが出来た。
9月某日ケアハウス誕生日会を開く。ケアハウスは定員15名なので毎月開くわけではないが3ヶ月に一度開いている。
9月某日当施設の敬老会を開く。総勢75名中特養ホームは最高齢者の100歳、最年少者62歳、ケアハウスは最高齢者は93歳、最年少者は67歳である。日本全体では、総人口1億2980万人に対し65歳以上人口は2958万人で高齢化率は23.1%(23年版高齢社会白書)だという。これから医療、年金、雇用で大変な時代が来る。
9月某日群馬県地域包括・在宅介護支援センター協議会主催の第1回職員研修会に出席する。講師は田園調布学園大学山本博之講師にお願いする。「対人援助のスキルアップ基礎編」と題する内容である。相談員が最初に陥りやすい問題に懇切丁寧に対応しており好評であった。ただ、研修中に台風15号が群馬付近を通り終了時には雨風が強くさんざんであった。
9月某日伊勢崎社協理事会に出席する。補正予算の審議がメインであった。この場で社協が実施している自立支援事業について質問する。この事業を希望している在宅高齢者がいるのだが、なかなか実行に移されていないことを問うた。この事業のキーパーソンである民間の自立支援員が集まらないことがネックだという。何とか工夫して集まるようにしてもらいたい。
9月某日この日光徳会本部と保育園、翌日ロータスヴィレッジの指導監査が行われた。当法人はちょっと複雑で、保育園は高崎市、それ以外は群馬県の指導監査を受ける。理由は、高崎市が中核都市になったので高崎市にある社会福祉事業はすべて高崎市が指導監査を行うのに伴う措置である。当法人のように年内の市を跨っている場合は、法人の許認可権は群馬県になるために、保育園以外は群馬県の指導監査になる。ややっこしいがこのようなケースは群馬県でも数件だという。
9月某日指導監査は朝9時過ぎから午後は5時過ぎまで行われた。昨年に比べ1名少ない監査官数なので手一杯らしい。昼食時も職員の履歴書を見、配置基準の確認を行っていた。会計関係は、税理士に頼んでいるためか本部も含めすべての事業で何の問題もなかった。当日は職員の皆さん、斉田税理士、県庁職員ご苦労さんでした。
9月某日高崎市チャリテイーゴルフ大会に参加する。私が住んでいる北地区からは3人が参加した。この3人とは1年ぶりの再会である。市全体では200人になるが北地区は3人と少ない。
9月30日金木犀の香りがしてきた。昨年は10月4日だったので4日早いことになる。9月は寒暖の差がはっきりしていたので早く香りがしたのだろうか。
10月某日伊勢崎花火大会が復活開催された。経費節減ということで休止されていたが、市長交代もあって縮減ではあるが開催された。景気づけにはもってこいの行事である。
10月某日上越国境の白砂山で昨年より24日早く初冠雪を記録したという。山はもう冬支度である。
10月某日日経新聞H23年10月4日朝刊「大機小機」欄におもしろい記事が載っていた。どの国にも何としても身に付かない教育があるという。中国はマナー教育、アメリカは反戦教育、イタリアは純潔教育、ギリシャは金銭教育、日本は○○教育だという。確かに思い当たる節がある。さあー○○には何が入るでしょう。
10月某日草津白根山芳ヶ平にハイキングに行って来た。駐車場に続く道が渋滞し途中Uターンしロープウエイで山頂まで行った。駐車場からは往復5.6Kmの道のりである。紅葉が気持ち遅い感じがしたが、ほぼ真っ盛りで気持ちよい汗をかいてきた。帰り温泉に入り疲れと筋肉の腫れをほぐした。温泉に入るとあとあと痛みが少なくなるので良い。
10月某日秋の彼岸供養を行う。指導監査やらお坊さんの都合やらで本来の日にちから外れてしまったが、お坊さんによると秋分以後ならばいつやっても良いのだという。
10月某日職員親睦会主催の秋の食事会である。3班に分かれ今日が最終班である。かつては一泊旅行を行っていたが、時間のやりくりがつき難くなってきたために秋は日帰り旅行やら食事会やボーリングなどに変わってきた。自分が属している部門とは違う部門の職員との交流ができて良い。
10月某日県内にある某大学の就職面接会に参加する。残念なことに就職を希望する学生は1人も来なかった。大夫凹んでしまった。こんなにも人気のない施設なのかと悩むばかりである。しばらく立ち直れそうにない。ただ、私の前職の教員時代の教え子の娘が来てくれたのが唯一の救いであった。
10月某日今年3回目の広場の芝刈りである。芝刈りはシルバー人材センターに頼んでいる。これで広場の冬支度は完了である。あとは施設内にある大所の欅2本、桜9本の落ち葉を待つのみである。今年は毛虫に食われる被害が少なく思いのほか葉が多い。ちょっと憂鬱になる。
10月某日厚労省から年金支給開始年齢を変更する3案が提出された。今年6月に閣議決定された「税と社会保障の一体改革」の一環で提出されたのであるが、国民には唐突に出され、支給開始年齢がまた引き上げられるという面ばかりが目立つ内容である。現に、今は65歳に引き上げられる真っ只中にあるわけで、これでまた68歳になったら本当に年金はもらえるのだろうかと疑心暗鬼になってしまう。年金は労使双方の負担でその額は大きい。会社によっては負担に耐えきれず厚生年金に加入していないところもあるという。困ったものだ。
10月某日タイの洪水は大きな被害を出しているようである。水が北部から徐々にやってきて冠水していくという。日本ではちょっと想像がつかないが、タイの平野部は標高差がほとんど無いので日本の洪水のように滝のような大水が出るのではなく、水面にテイッシュを置くと徐々に水が染み込むイメージだという。日系企業が冠水し操業停止になったりで世界経済を考えると困ったものだ。
10月30日6回目を迎えた文化祭である。一般客は165名であった。あいにく曇り空で昨日のような秋晴れとはいかなかったが、まずまずの人の出であった。今年は昨年の反省もあり、各在宅サービスの内容紹介を入れ、また模擬店も11時提供ということもあり模擬店目当てだけの人の分少なかったようである。
群馬県老施協ホームページhttp://www.jsgunma.jp
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ロータスヴィレッジの出来事と施設長日誌