’99.12.04(土)
函館港イルミナシオン映画祭
「はつ恋」プレミア上映/篠原哲雄監督舞台挨拶
Special Thanks to 猫の手さん
12/4(土)篠原哲雄監督最新作「はつ恋」プレミア上映を観るべく
「函館港イルミナシオン映画祭」へ出かけてきました。
3日辻仁成監督の「千年旅人」で始まったこの映画祭も今年で6回目を迎えるのですが
今回念願かなって初めて映画祭へ行くことができました。ご存じの方も結構いらっしゃるかもなのですが、
篠原監督は第1回目に「草の上の仕事」去年第5回目に「洗濯機は俺にまかせろ」で参加されています。
そーいう訳で嫌がおうにも期待は高まりpm7:00から上映はじまるのですが、
6時にはロープウェーで函館山山頂の会場に着きすでに並んでいるらしい方
3人の後に並びました。(猫の手は1回券購入したのですが、ロープウェー搭乗代含む
(片道大人600円)で前売り1200円!いいのか。
こんな料金でみせてもらって!!ちなみに映画祭3日間の通し券でも5000円と激安)
当日6時頃からみぞれ混じりの雪が舞い、山頂は細かな雪がしんしんと降って
せっかくの夜景が山頂からは残念ながらみえませんでした。10分も並んでいるとあれよあれよという間に
すごーい長い列になっていて6:30過ぎには開場になりました。
160席があっと言う間にいっぱいになり立ち見の方がいっぱいで、スタッフの方達が
空いてる席を見つけてはてきぱきと誘導している姿が印象的でした。
入場の際に配られたアンケートに記入しているうちに篠原監督入場となり.....
篠原監督の舞台挨拶です。
この映画に関しては多くを語りたくない。
とのことでそして1本の桜の木をめぐる家族の物語です。
と簡単な解説だけして下さりさっそく映画が上映されました。
猫の手は、「月とキャベツ」以来「洗濯機〜」「君のために〜」と監督のオリジナル
脚本から遠ざかっていたので今回「はつ恋」もへぇ〜そーなんだ。監督の脚本じゃないんだ。
と実はちょこっと残念に思っていたのです。
...ですがぁ〜....「はつ恋」見事に篠原監督の作品でした!(←生意気な表現で申し訳ありません)
一言で表現するならば、「泣いたり笑ったり忙しい映画」でした(笑)
篠原監督に“してやられた!”というカンジです。
なっちゃんこと田中麗奈ちゃんに序盤からぐいぐい映画の世界にひっぱり込まれ...
真田広之さん、平田満さん そして原田美枝子さん(←猫の手すっごい好きな女優さんです)
オールキャスト素晴らしい演技でした。
会場で見ず知らずの方達といっしょに泣いたり笑ったり...映画って本当にいいですね。
心がだんだん透き通って行くよーうな不思議な感覚になりました。
「はつ恋」...来年春 関東地方で桜が咲き始める頃
ちょうど山崎まさよしさんのOKSTが終わる頃には一般公開されるようです。
どうぞ、あなたにとって大切な誰かを誘って劇場に足を運んでいただければと思います。
猫の手も地元の映画館で公開されたら、相方か母を誘って絶対映画館でまた「はつ恋」を観たいと思います。
最後になりましたが、映画祭実行委員の皆さん、映画祭間近までスケジュールの調整等決まらず
大変な作業だったと思いますが、こんなあったかな映画祭に参加させていただきありがとうございました。
そして、こんなにも素敵な映画を作って下さった篠原監督はじめ篠原組の皆さん、
この映画に携わった多くのスタッフ&キャストの方達に深く感謝申し上げます。
ありがとうございました☆