ライブレポ No.136
Special Thanks to にうさん
2000.02.16(水)
OKST 99 00 新潟県民会館
● ● ●
● ●
行って来ました!新潟県民会館。
● ● ●
この日は朝から雪が降って、おまけにすごい風で
●
●
まさやん無事に佐渡から帰ってこれたのかな〜…、
その前に佐渡には渡れたのかなぁ…なんて心配しながら
高速バスに乗って新潟市内へ。
● ● ● ●
● ● ●
県民会館に到着してロビーに入ると、開場1時間前にもかかわらずけっこう大勢のファンが*
パンフレットをめくっている人、友達と談笑する人、グッズ売り場でどれにしようかにらめっこする人
みんなそれぞれライブ前の落ち着かない、ワクワク感を楽しんでいるようでした。
私もパンフレットを購入。中を見るのはまだ後にしよう。
帰ってライブの余韻に浸りながら見るんだ〜♪(^ー^)
そしてあっというまに18:00、開場!
またたくまに入り口に列ができ、ロビーの温度もぐっと上がったかんじ。
いよいよホール内に突入…。
私はというと、いろいろあって開演ギリギリにホール内に入りました。
ステージ中央にはマイクとまさやんが座るであろう椅子、それに向き合うようにして黒いスピーカーが2つ。
その傍らにはハープやお水の載ったいつもの小さなテーブル、
そしてまさやんの相棒 Gibson J-45 サザンジャンボが静かにたたずんでいる。
向かって左には電子ピアノ”YAMA崎”君が黒光り。(笑)
そっかぁ、今回もピアノ使うんだね。
心地よいブルースのナンバーが流れていて、この時っていつも思うけど
あまりのワクワクに自分が5cmくらい宙に浮いてるんじゃないかしら、なんてね。
まさやん「待つのは嫌い」って言うね。
でもね、好きな人を今か今かって待ってるのって幸せだよ。
なんていそいそ準備してるうちに、会場は暗転。
まさやんの登場*
「キャァァァァ〜〜〜〜〜!!」「まさやぁぁ〜ん!!(男も女も 笑)」
すっごい歓声の嵐!!
「っっ……!!(;_;)」私は感激のあまり声も出ず…
*始まる、始まる*
やったぁぁ****
まさやんはとことことマイクスタンドの前に立ちおもむろに相棒をかつぎ、
ホルダーを首にかけ、カチャカチャとハープをとりつける。
少し爪弾いたあと、最初の曲は『ステレオ』!!
スピーカーのせいなのか、前よりもすごくギターの音がおっきく聞こえる。
全身がギターの音で包まれてる感じ*
ギター上手すぎ〜!!!
途中ハープの音も、これでもか〜〜!ってぐらいに良く聞こえる*
すごいすごい! すごいよ〜まさやん(涙)
そしてお次は『Fat mama』!
♪のどの奥をふ〜るわせている〜〜! まさに震わせていました!
すっごく声が良く出てるように思いました* 調子いいのかな?
去年の新潟では風邪をひいて、鼻をすすりながら一生懸命歌ってくれたね。
声もあまり調子良さそうじゃなかったけど、今回は絶好調だねっ!(^^) やるねっ!
一気にオープニングの2曲が終わり、
ま:「どうも、山崎まさよしです。」 いぇ〜〜ぃ** 拍手〜〜〜**
と、ここで噂の(?)座って聞こうのコーナー。
まさやんも椅子に腰掛けて、チューニングをしながらとりとめもないMC(笑)。
ま:「佐渡、行ってきましてねぇ。 雪がすごくてですね、今日も一便遅らせてきたんですよ。」
そっかぁ、大変だったんだね…。
会場:「雪男ー!」 うははは*
ま:「雪男て!(笑) 雪男言うたらあの、中国におるやつやろ?(笑)」 うはははははは*(爆笑)
ほんととりとめもないこと。(笑) けどこういうMC好きだなぁ*
まさやんがその時思ったことをそのまま喋る。それを聞けるのはやっぱ、幸せだぁ*
そして曲は『江古田』。
座って聞くせいか、すごく音に集中できる。
この江古田はすごく好きな曲だから、生で聴けてすごく嬉しかった*
やっぱりいい曲だなぁ……*
ここからの曲順はあんまり覚えていません(^^;ので、その曲その曲で思ったことなどを少し…
『ある朝の写真』
これは私の中でSHEEPではピカ一だったんですが、やっぱり生で聞けて超感激*
♪どれくらい僕は変わったろう 同じような日々過ごすうちに なくしたものはあるのかな
♪大事なものは何ですか …
聞くたびにここの部分で自分に問いかけます。 今大事なものって、なんだろう。
そう考えつづけることが大事なのかなって。
『やわらかい月』
まさやんのギターが優しくて優しくて*流れるようなメロディーに目を閉じて身をまかせました*
そういや、今日からドラマだね。
『僕はここにいる』
ここらへんのバラードの曲はじっくり聴きたかったので
ほとんど目をつぶって聞いてました。
ほんとに歌が染み込んでいく感じで気持ちよかった*
『砂時計』と『カルテ』
では、シーケンサーと一緒に演奏するという離れ業をやってのけてました。
そう!砂時計ではね、歌い方がすっごく色っぽかったんですよ!
なんか、「んはぁ〜*」ってかんじで*んもぅ、どう表現していいかわかんないけど
こっちが♪冷静じゃいられないよ!
ピアノの前に座り『ツバメ』を。
鍵盤をポロン♪と弾いて、「んふっ。(会場笑い)」またポロン♪と弾いて「んふふっ(会場再笑い)」
こんなに笑わせながらも、曲になるとさすが。ぐっとお客さんを引きつけていく。
さっきまで笑ってた会場が水を打ったようにまさやんの歌に音に集中していく。
『心拍数』
一緒に行った友達が「この歌一番好きだけど、毎回セクシーになっていくんだよね」
っていってた。そういわれてみると…、そうかも。この日もかなりセクシーでした*
『水のない水槽』
これはエコー(?)がめちゃくちゃかかってて、ぐにゃぐにゃおもしろかった。
ひとりおっかけっこ。
♪ひ〜びわ〜れた〜…(ひ〜びわ〜れた〜 って。
まさやんの声がいっぱい聞こえるるる〜…
『Passage』
弦をこするキュッキュッがほんとうに気持ちいい曲。
私には今ひとつの目標があって、それを目指してずっと歩きつづけるのは大変なことだと思う。
でもこの歌を聴くとすごく前向きになれる。もし途中で歩けなくなったら、って不安はすごくあるけど
でも、あの星★を目指して歩き出そうっていう勇気が沸いてくる。
まさやん、ありがとう。
まさやんすごく声の調子が良さそうで、ぐんぐん声が伸びてました。
びっくりするくらい。
途中で♪ぅあぁぁ〜〜! と、いい声で雄叫びあげてましたねぇ*
それ以上にMCでも饒舌饒舌。(笑)
「最近ね、ヨーグルト食べだしたんですよ。夜はヨーグルト(笑)。
もうね、お酒ばっかり飲んでるわけにいかんのですよ(笑)。
もっと考えなアカンこといっぱいありましてですね。
あの〜、で、これが大変いいんですね。お通じがいい。」<おぇ〜い!ウンコネタかっ!(笑)
「スイスエミーがおすすめですね。」<友達:「スイスエミーはたしかにウマイ。」
「あの〜、ドラマにですね、今回ちょこっと出さしてもらいまして。まさやん役という。
ほんのちょこっとなんですけどね。ぺっ、て、ほんのぺぺっっっ、となんですけども(笑)。ぺぺぺっってね。」
<そんなぺっぺっ言わんでも(^^;
「僕ね〜、朝ダメなんですよ。あの〜、起きてからやっぱ1時間くらいボ〜っとしないとね、ダメなんですよ。
起きて〜ばばばっと支度して〜、行く!ていうのができないんですよ。女性の方なんているんちゃいます?
もう30分ぐらいでばばばっと(ファンデを塗る真似)化粧していく人(笑)。
僕ダメなんですね〜。起きてお水を飲んだりして腸を起こしてからですね、
それから〜、あの〜、ウンコとか……とかってウンコていうてるやないか(笑)」
<またウンコネタっ!(笑)
まだまだMCはあったと思うけど、すんません覚えてなくて…(^^;
とにかくよく喋ってました。本人も言ってた。「俺今日よう喋るなぁ」って。(笑)
そして再びみんな立ち上がって(まさやんも)アッパーなナンバー!
(やっぱり順不同^^;)
『アレルギーの特効薬〜What'd I
Say』
OKST’98NHKホールでやってるの聞いて一度生で聞いてみたい!って思ってたので、
間奏からWhat'd…のさわりを聞いた時には
一人できゃぁぁ〜!と悲鳴してしまいました(^^;
途中のコール&レスポンスなんてはりきっちゃってもう(笑)<自分>楽しい楽しい*
『ドミノ』
ギター1本だと音少なくて寂しいかな?なんて全然そんなことない!ぐいぐいひっぱってってくれる!
『Ticket to the paradise』
楽しそうだった〜*私も楽しかった〜*♪浅はかなイメージでぇ〜ぃ って
めっちゃ楽しそうだった〜*ニコニコニコニコ*この歌聞くと、頭にハワイのビーチ(ヤシの木があって
青空で砂浜を金髪美女が歩いてるっていう)が思い浮かぶ(笑)南国だ〜*
『パンを焼く』
♪好きならしょうがな〜い しょうがな〜い!! そうだっ!しょうがないんだっ!(笑)
ご当地早口言葉は無かったけど、「リョカッキ タキャクキ タカクツク!」言ってました(笑)
んで、私、言えませんでした(玉砕)。他はけっこう言えたんだけどな〜。
「ジャズ歌手シャンソン歌手ジャズ歌手シャンソン歌手」なんて言えるか〜!!(笑)
ジャズ歌手しゃんしょん歌手ジャズかすしゃんしょんかす……(爆)
『ヤサ男〜昼休み』
拍手むずかし〜(+_+;)でもついていったゾ〜!昼休み〜ヤサ男に戻るとこで
まさやんギター弾きながら袖に近づいていく。どこいくね〜ん!と思ってたら、後ろ向きのまま袖のスタッフから
何かもらってる?……、
あ!カズーか!(遅いよ) で、後ろ向きのままカニのように横歩きでマイクの前に戻り
振り返ると口にはカズー。みんなヒュ〜*キャ〜* 後ろ投げもばっちり決まってた*
まさやん「ありがとうございました!」
といって袖入る直前両手で思いっきり手を振ってくれました*ピースしながら(笑)
いや〜ん***まさや〜〜ん**と負けじと手を振り返す私*ピースしながら(笑)
なりやまない拍手。
いつか誰かが、出てくるって分かるから拍手はしないんだよね〜って言ってた。
わかってるけど、拍手しちゃうんだな〜、私。
拍手のリズムが合ったりバラバラになったり、また合ったりバラバラになったり……。
ステージのライトがついて、まさやん再登場!!
「ありがとうございます。」といってちょっとMCあったっけ?なかったっけ?
で、流れ出したメロディーは『振り向かない』。
会場からはうそ〜*!ってかんじのタメ息。
私もライブでははじめて聞くので感激***
やっぱりいい曲。目を閉じて聞く。目を開ける。また閉じる。
まさやんはそこにいて、これはまぎれもない現実なんだなって、思った。
でも夢のようだった。
『セロリ』
♪妥協してみたり多くを求めたりなっちゃう〜ね〜 ……どうしてぇ
やったっ!生「どうしてぇ」が聞けたっ!
サビの部分ではみんなで波、波。楽し〜〜****
ラップの最後♪会いた〜い! は、みんなまさやんに向かって、♪会いた〜い!
私も♪会いた〜〜いぃ!!!
『cross road』
ん?聞いたことあるけど、なんだったっけ?終わる直前までわかんなかった(^^;
ミシシッピのクロスロードに座って弾いてたのよりも、楽しげな感じでした。
すごく気持ち良さそうに歌ってましたよ*
私もなんだろ〜?なんの曲だろ〜?って思いながらも、楽しかった*
『審判の日』
♪Hu〜huhu〜hu〜 hu〜hu〜〜hu をみんなで合唱*
まさやんと一緒に、はたまたみんなだけで、またまさやんと一緒にコーラス*
でも裏声でしかもhu〜っていうのはちょっとキツイなぁ(^^;
おっきな声出しづらいんだもん。 (だもん、て。)
でも楽しい楽しい*(^^)
また「ありがとう」と言って袖に引っ込むまさやん。
また合ったりバラバラになったりを繰り返しても鳴り止まない拍手。
だんだんテンポがゆっくりになって、、、合ってきた。そして、
「まっさよし! まっさよし!」って拍手にあわせて掛け声が!
去年のアンコール拍手でもあったけど、恒例になる予感??
まさやん再び再び登場!!
ピアノの前に座って、「ありがとう」と一言、弾きだしたのは
『灯りを消す前に』。
丁寧に丁寧にピアノを弾く。音一つ一つを優しく奏でる。
会場の空気もなんともいえない、ピーンと張り詰めてまさやんの音を聞いている。
私もすごくすごく集中して、聞いた。
まさやんだけを見てた。まさやんの奏でる音だけを聞いた。
じっと見つめる。見つめる見つめる……。
視界がまさやんに集まっていく、どんどん集まる………。
そしてまさやんが♪こんなに 愛してる と、歌った瞬間、
体がフッと浮いてる気がした。自分が丸い球体になって、浮いてる気がした。
あっ、て思ったときにはもう視界の中にはステージや前のお客さんが見えてた。
なんだろうこの感じ?2本足で立ってるのも忘れていた。
最後の音が消えると、会場からはこのライブで一番の拍手が鳴り響いた。
私もありがとう*を込めて精一杯拍手した。
まさやんは「ありがとう」といってステージを去っていった。
客席のライトがついて、ざわざわし始めても私は席に座ったままでした。
いつもなら「あぁ、もっと聞きたかったなぁ」なんだけど、今回は違って
ほんわかした満足感がありました。
「ありがとう、まさやん。 ほんとうに、ありがとう*」
さっきの感じはなんだったんだろう?って思い出してみても、
よく分からないけど、すごく幸せだったので、ま、いっか*
帰る支度をして、スタッフに連れて行かれるギターに「お疲れ様」と言って、会場を後にしました。
● ● ● ●
● ● ● ●
●
家に帰って、パンフレットを見ました。
最後のページにほかりさんのこれまでを振り返る、まさやんヒストリーを読んで、、、
すごいと思った。
まさやんは自分のこと「サイテーや」とか「かっこよくない」っていうけど、
なにいってんの! かっこいいよ!!
こんなに苦労してるから、こんなに優しいのかな。
それを少しも「苦労しましてね」なんて言わない。
やっぱり、かっこいいよ。
涙が止まりませんでした。
まさやんありがとう* これからもよろしくね*
終わり