ライブレポ No.148
Special Thanks to ぽけっとさん
2000.03.01(水)
OKST ARENA 2000 〜追加公演〜
日本武道館
「ONE KNIGHT STAND TOUR ARENA 2000」
2000.3.1 東京・日本武道館
ライブをする会場で、アーティストの人気&実力度が有る程度
評価される、あるいは「ステイタス」ということを考えるなら
「武道館でライブをやる」というコトバの意味には、多分
一流あるいは人気ミュージシャン、という枕詞が許されるという
ことではないかなと思います。
まさやんと一緒に、<初の武道館>を体験する、ということを
ラッキーと簡単に言ってしまっていいのかと思うほどです
何しろ、どんな会場だって「初めて」は一度だけ。それから
何度そこでやろうと、二度と初めてはないわけだし。
本人も緊張してるだろうなあ、ちゃんと客席は埋まるんだろうかなあとか、
余計なことまで考えながら、もうまさやんの旋毛が見えそうなほど
後ろの上の方に座る。こっちが緊張してどうする、なんですが。
妙に自分が興奮しているのが判る。
ただ今日はビジュアルは抜き。空気を共有する
ことに感激するっきゃないなあと余りの遠さに思う。
アリーナツアーといっても、きたえーるは6000人程度の規模
ほぼその2倍の1万人以上の観客が、しかもバックステージまで
埋めていく。
マルチビジョンがあちこちに設置されている
6時40分、ちょっと遅れて客電おちて、まさやん登場!
きたえーるよりも、さらにまさやんが小さい。
赤のTシャツにカーゴパンツ。バックステージやら、2階スタンドを
あれまあというふうな顔で見回して、やおら演奏を始める
「ドミノ」
「Fat mama」
『どーも。山崎まさよしです』
『後ろもですかあ』とバックステージがやけに気になる様子
『アリーナです。追加公演です』会場拍手
『でかすぎますわ、大変や、これ』
会場のあちこちから声が飛ぶ
「かっこいー」
『どうも〜そういうのにだけ反応してしまう』(笑)
「かっこい〜」『どうも』「かっこいい〜」『もおええ(笑)』
『え〜武道館着席!』
『着席率いいですねえ』って言っていたってことは、座らなかった
会場もあったのかしら??
「6月の手紙」
「ある朝の写真」
『どうも』(笑)
『大きいですね。初体験です。見に来ることはあったんですが。
いつかはこういう機会もあるとは思っていましたが、まさか
一人でくることになるとはな〜(笑)』
『がんばるぞお〜、なんてね』と言って、まさやん、やっぱり緊張
してるのか、自分に気合いを入れているのかな・・・
『クラプトンを見に来たことがありますねえ。あと、ブートレックビートルズを
見に来ました。ブートレックビートルズって知ってます?ビートルズの
そっくりさんバンドで、ここでやったビートルズのライブをそっくり
真似したんですが、その時に一番感激したのは、前の席に高木ブーさんが
座っていたことでした(笑)ウクレレ習おうかな〜とかね(笑)』
「僕はここにいる」
「砂時計」
ハープで鳥の鳴き声の擬音をして、いったい何だろう?と思ったら
「名前のない鳥」
そういえば、YMACでもこの曲はやりました。アコースティックタイム?
にはぴったりの盛り上がりがあります。CDで聴くよりもライブの方が
なぜか気になる曲です
「やわらかい月」
そして、エレピへ。あれ?ちょっと早いな、と思ったら・・
なんと
「ONE MORE〜」ピアノバージョン!!
たまりません。ファンにとっては特別の曲「ワンモア」を
初めて生で聴くピアノバージョン。いつも映画の中で、グランドピアノを
教室の中で弾いている映像を見ているだけで、それが現実になっていることが不思議。
このバージョンでこの曲にのめりこんだ 部分もあるわけで、本当に聴きたかった。
武道館でやっていること自体が既に
現実を離れてしまっているのに、映画と現実が混ざってしまった一瞬でした
ところが終わった後、うろうろステージを歩くまさやん
『え〜、曲順間違えた』(笑)
『笑っていられるのも今のうちだ!!』
『後ろからワイワイ言うな!』まあまあ・・・おちついて。
結局、「ツバメ」を飛ばしてしまったようです(笑)
ギターに戻って。
「カルテ」
独自の奏法、かなり気合い入ってますが、もうマルチビジョンに映る
まさやんの顔、かなり狂気っぽい(笑)
「水のない水槽」
演奏開始直前になって、ハープのキーを変えた。間にあったから
よかったけど、間違えていたようです・・・
「passege」
『武道館の椅子はパイプ椅子ですか〜?お尻がかなりいたくなりました?
さわぎますかあ』と全員スタンディングへ!
「アレルギーの特効薬」
What I'd Saidをはさんで・・
「月明かりに照らされて」
やっぱりこの曲に原点を感じます。ハープを自分が始めたきっかけとしても。
「Ticket To the Paradice」
『お腹すいたか〜パンを焼く〜〜』
「パンを焼く」
なんと会場全体が明るくなって、中央のミラーボールが回り出す
会場ごと「おお〜」のどよめき。これじゃあディスコだわ
『ではメンバー紹介〜、ギター山崎まさよし〜
ボーカル、山崎まさよし〜〜〜』またまたまたまた〜(笑)
「やさ男」〜「昼休み」
アンコール
ツアーの黒Tシャツで登場
『ひろいなあ』まだ言ってる(笑)
「振り向かない」
「おうちへ帰ろう」
「セロリ」
「審判の日」
再アンコール
「灯りを消す前に」
...................................................
途中からあっと言う間でした。距離はあったし、マルチビジョンはみづらかったし
乗るには、とても辛いものは確かにありましたが。
防府のライブに行ったときも「生まれ故郷ライブにこんなに早くこられるなんて」
と感激しましたが、今回も「初の武道館ライブに来られたなんて」という
感慨がありました。
歌い方、演奏とかは、札幌よりも気負いが無かったように思います
大きいサイズに慣れたのでしょうか。
でもやっぱりでかいわ(笑)
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