ライブレポ No.155
Special Thanks to hyokoさん
2000.07.29(土)
YAMAZAKI MASAYOSHI
in Augusta Camp 2000
YMAC2000
名古屋(愛知) 常滑海釣り公園 特設会場
☆掟やぶり(?)の曲ばれなし レポ☆
常滑駅〜会場まで
午後3時過ぎに終点の常滑駅に着きました。
ライブに向かうべく駅からずっと右手に回り込んで人の列がつながって動いてるのが見えます。
でも、私はアマノジャクよろしく、その列とは反対へ向かいます。
予定時間をかなり押してるけど、行っちゃえ!
常滑焼物散歩。
歩く途中で車をライブ用の臨時駐車場に誘導している人を何人も見かけました。
ライブのため交通規制があります の看板も。
散歩道の途中のレンガのレリーフに "ドミノ"の文字を見つけて写真を撮りました。
30分かけて散歩道を1周し、喫茶店でアイスコーヒーをあおり、サービスで付いて
きたゆで卵をほおばって、いざっ!乗り込むぜ、会場へ。
ということで駅から今度は人の列について海の方へと向かいます。
会場は競艇場の隣の公園広場。私はずっと駐車場だと思ってました。
かなりぐるっと迂回して誘導しているらしく、競艇場の入口からもかなり歩きます。右手に防波堤。
その向こうにかすかに海が光ってる。照り付ける日差しの中をみんなトロトロ進みます。
そしてずっと建物が続いてる・・と思ってた左手が急に開けた!と思ったら、
それがライブ会場でした。
広ーい、半砂利・半砂の広場がどこまでも広がっています。
遠くが人で黒山になってる・・そしてその更に向こうに小さく光ってみえるのがステージ?!
うわぁすごい・・
ちょっとビックリ、かなりワクワクしつつ、道路から広場へと駆け下ります。
簡易トイレの列を左に見つつずんずん進んで行きます。
ライブ会場そのものは実はまだかなり向こうだったよう。
着いてみたら、意外にこじんまり・・ではないにせよ、最初に巨大
空間を目にした時よりかなりまとまってる感じがしました。
後ろでも結構楽しめそう。
1ブロック何人位かなぁ。
私のところからも、表情まで・・とはいかないけど、かなり良く見えました。
ステージ 〜 オープニング
ステージは銀色のやぐらを組み上げた、去年の野外と似た作り。
特徴としては、両サイドに巨大スクリーンが2枚あることと、やぐらの柱、
それぞれの上に風見鶏が鎮座して風に吹かれてるとこ。
それからステージの後ろも吹き抜けで、空を背負って歌うんだぁってとこ。
スクリーンではオーガスタファミリーのプロモがずっと流れています。
一緒に席を取ってくれてた宇宙人に感謝しつつ、座って
開演を待ちます。
日差しはかなり強く、カーッ!と照り付ける感じ。
確かに暑いけど、ときおり吹く風にかなり救われます。
それに蒸し蒸しするより、カーッって方が同じ暑さでも夏らしくて
気持ちいいかも・・
もくもく入道雲ではないけれど、雲がのんびり流れて行きます。
前方がざわざわっとしたかと思うと、ステージにゲンちゃんが出てきました。
出て来るなり " 夏だぁー!!"と雄叫び。
そして "Y・M・A・C"のポースを観客に強要(?)
場を盛り上げます。来るぞ来るぞぉ〜と思っていたら、わーっという騒ぎが。
気が付くとまさやんすでにステージにひょうひょうと上がってました。
ひと呼吸出遅れたぜ(笑)。
そして、クイズにもなった
1曲目、イントロのフレーズを聞いて
えっ?!まさかそれやるのぉ? と驚き、でもその曲はふり、で
そして始まった曲は・・やっぱりかなり意外でした。
常滑宴参加組、全員玉砕。 あれは普通思い付かないよぉ
とみんなしきりにゆってました。
さて、まさやんの服装ですが、頭にはすでにタオルがまかれ、(グッズのタオル手
ぬぐいかな?)そして珍しいことにTシャツではなく、襟付きのアロハシャツでした。
紺に近い青地に同系色の花柄(と思われる)。第二か第三ボタンまで外しているので、
ネックレスのキラリッ!も
その下の胸のとこもちょっと見えたりします。
ライブが進んで汗かいて、前はだけたりしたらどうすんだぁ〜と一人妄想に取付かれ
ドキドキしたりして(笑)。
シャツについては、まさやん自身、"今日は襟付きで・・"とコメントしてました。
"俺に触るとヤケドするぜっ"って。どうよ、この決め(?)ゼリフ。
それもとびきりの笑顔付き。かなり絶好調らしいです。
それから下は7分丈のカーキ色の短パン。
白い短い靴下といういでたち。 なんか焼物散歩道の途中にあった
工房でろくろ回してそうな感じ。
でもライブ中スクリーンを見てて思ったけど、タオル巻いてるから顔の
輪郭も、ちょい太眉毛もはっきり見えるのね。だからか、いつもより男っぽく骨太に
見える瞬間が多かったような・・特に無防備な笑顔の横顔を斜め下からカメラがなめて
たりすると、メチャメチャ男前!
最近のポスターやシングルジャケットのスタイリッ
シュ風も良いけれど、私はこのちょい骨太系、大好き。惚れ直したよ、うん。
夕暮れ〜夜へ
夏の日は長くなごりをおしんでなかなか暮れないように思える。
ライブが進む中、それでもゆっくりと日はくれて行きます。
観客席の後ろ、丁度ステージの正面が西だったらしく、振り返るたびに色が違ってました。
頭上とまさやんが背負った空はあまり色を変えてないようにも見えるのに。
オレンジ色の燃えるような夕日ではなかった。
ピンク色と水色を幾重にも重ねてそっと潰して少し混ぜ合わせたような優しい色の夕焼け。
太陽のオレンジも優しい色。
その上に淡いブルーグレーの雲がいくつも重なって流れています。
ある曲が終わった後、まさやんが しみじみと 「ほんまにきれいな夕焼けやな〜」と。
夕日についてあんなに感嘆したコメントを聞いたのは初めてでした。
いくつかのミドルテンポとバラードの曲にそんな夕日は最高の照明。
最高に贅沢なステージセットです。
そして夜がやってきました。
ステージには白い照明が付きました。白だけ。
そして色の照明は、赤や青の色は、ある曲のサビでパッと観客に向け初めて照らされました。
瞬間、沸き立つような感じがした。もちろん息を呑むようにして、
まさやんの歌に聞き入ってたから・・もある、けど。
今回、曲はかなり盛りだくさんだったと思います。
一部メドレー形式でフルで歌ってない曲も含めると、
アンコールまでで25曲以上演奏したんじゃないかしら?
夏らしい曲あり、バンド形式ってことで、エレキ持ちの曲あり、
アレンジが全く変わってて、歌詞を聞くまでわからなかった曲あり。
イントロは全体的にかなり色々遊んでたと思う。
メロディが違ったり、私なんか不届きにも洋楽のカバーをやるのかと
一人でビックリした曲もありました。
そして まさやんはかなり!楽しそうでした。
せつない筈のバラードも間奏の時には満面笑顔を見せてしまう位。
日暮れ位から海風が強くなってきて、とっても涼しくって嬉しかった。
ステージにたかれたスモッグ(ていうか、あれスモックだよなぁあれが砂埃だったら大変・・)が
ステージの後ろから吹き上げられていたりします。海風だから、ちょっとベタベタするし、
コンタクトの身にはキケンな風でもあるんだけど、でも気持ちいい。
ある曲では、やぐらの上の風見鶏がゆっくりまわり、ライトを受けてキラキラと輝いていました。
大好きなものだけに囲まれた夏の夜。
夏休みだぁ〜 と思うと もっと嬉しい。
まさやんもそうだったかな? そうだったらいいな。
いや、あの笑顔はきっと楽しかったに違いない。
MCのオヤジギャグ満載のとばしっぷりもきっとそのせいだ。
なんの曲だっ
たか、まさやんが突然、"両手の爪を噛んで〜♪"と言い出した。
みんな ???ながらも律義にやってる。
それ見てまさやん、"ぶりっこ"
次に "あごに手を当てて〜♪"
"マンダム"
・・おい!おやじぃ〜 つい叫んでしまいます。
さすがに "すみませ〜ん"って笑いながら謝ってたけど。
そんなおやじっぷりも、今日は男前だから
まとめてカッコイイ ってことにしておこう(笑)。
そして最後に "隣の人と肩組んで〜♪"
スクリーンが客席を映し出す。ホントにみんな知らない人とも肩組んでる。
まさやんも"すげぇ〜な〜"と感心してました。
ライブ終了〜帰り道。
アンコールは2回。最後もノリノリの曲で終わりました。
"サンキューとこなめ〜なめとこ〜!!"
の言葉と共に。
スタッフの人が前に立ち、退場の説明をします。
このライブにあたって、競艇場・常滑警察・そして街ぐるみでの協力に対するお礼が述べられました。
やっぱり
街ぐるみで応援してくれたんだ、交通規制やら臨時列車やら・・
これだけ楽しかったライブを支えてくれた人がたくさんいる。
それがすごく、嬉しかった。
そしてその気持ちのまんま、退場もすごくスムーズでした。
ただ、ゴミを会場に置いてく人が多かったのだけは悲しかったけど。
歩きながら見上げると星がたくさん見えました。さっきまで照明で見えなかったんだな、
でもこんなにいたんだぁ・・残念ながら、月はいなかったけど。
名古屋市内に戻って、宴。
ライブの曲順にCDがかかる中、男前浴衣のなはまさと記念撮影会やら、
マニアックまさやん談議やら・・・みんなお酒とは別のところで、
舞い上がってちょっと酔ってたみたいです。
帰り道、長距離バスの中で、ウトウトしたりMDを聞いたりしながら考えてました。
好きなものだけに囲まれて、立場も肩書きもないただの"自分"
として、溶けるのも飲み
込まれるのも思いのまま・・ そんな非日常はやっぱり癖になる。
そしておおげさに言うならそういう時間は人生の中で絶対必要だし、
あるべき幸せなんだろう・・って。
そこからいつもの日常に戻るのは確かにちょっとしんどいけれど、
日常と夢のような非日常・・を反復してるからこそ、こうゆう時に壊れられる。
そう思いました。
まさやんが次々に差し出す、曲の中の物語。
そして現実のまさやんの笑顔。
思い出すと、やっぱりボーっとしてしまう、徹夜明けの帰り道。
野外のライブはその場の空気、風や温度や天気や空間によって
それぞれに違って演出される。
だから、癖になるのかなぁと思った。 お祭り、いや
キャンプだものね。
まさやん@晴れ男。
あとのステージも晴れ! で頼みまっせ。
とびきりの夏休みを笑顔でみんなの元へ届けてね。
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ちなみに曲ばれ。
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オープニングはフリのイントロがカルテで、本物は審判の日でした。
それから私が洋楽と間違えたのはカタログ(すみません、シングル買ってないもんで)で、
色照明がついたのは心拍数。それから最後はやさ男+パンを焼く・・だったと思う。
みんなにパフォーマンスを要求したのは・・ごめんまじで覚えてない。それから、レアな
メドレーは、 二人でパリに行こう〜砂時計〜ドレッシング(!)でした。
大阪との違いは 琥珀色の向かい風とPASSAGEがなくって、振り向かないをやったとこ
だそうです。1曲少なかったのは退場を考えて・・なのかな?
・・とそんなとこです。 たまには曲名なし・・もありだよねぇ?(笑)
00/08/01(火) hyoko
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