ライブレポ No.160
Special Thanks to いくさん
2000.08.19(土)〜20(日)
YAMAZAKI MASAYOSHI
in Augusta Camp 2000
YMAC2000
福岡/海の中道海浜公園 野外劇場
前日のライブの興奮もまだ冷めていないのに
今日も山崎まさよしに会えるなんて…。
2Daysってシアワセすぎる★
ということで19日も織り交ぜつつ20日中心のレポをしたいと思います。
家を出たとたん湿った風が博多の街に吹いている。
今日は絶対降るだろうなぁ…。イヤだなぁ…なんて
雨に対して拒否反応を示しつつ、雨具をばっちり持ち海ノ中道へ電車でGO。
この雨が、雷が、強烈な思い出に変わるなんて…。
朝はまだ誰も想像してなかったよね。
朝から列を作り、待ちつづける私達の心配のなか、雷が轟く。
せっかく昨日買ったYMAC2000Tシャツも雨と汗に濡れてしまった。
昨日は曇ってたけど途中ぱらつくくらいの雨が降った程度だった。
晴れ男・まさよしさんが空と相談したせいか、
雨雲を吹いてたせいか(口でねフーって)それとも祈祷師のおかげか…(笑)
ライブ中はスバラシイ天気だった。
『琥珀色の向かい風』をうたったときに吹いた風は心地よかった。
19日は幸運にも最前列で(A−4だから横角度からだけど)
ナマ山崎を見れてかなり嬉しかったなぁ。目が離せなかった。
…そんな昨日を思いつつ、会場に入る。雨がまた降り出してしまった。
今日のライブは大変なことになるかも。
スタッフが慌ただしく準備にとりかかる。きっと大変だろうなぁ。
もうすぐライブが始まる。雨は降ってるけど皆が傘を畳んでゆく。
…なんと雨が止んできた。
5時を少し過ぎたくらいに裾からメンバー登場!会場が沸く。
今日のまさよしさんのスタイルは
頭にてぬぐい、黄色いTシャツにハーフカーゴパンツ。
(ちなみに19日はブルーのアロハシャツ、フェロモン仕様だった)
左裾のマイクの前にゲンタさんが立ち、第一声!
「みなさん!みなさんの気持ち、僕が代表します!
心配無い!
今日は伝説のライブにしようぜぃーー!」
と言い放って片手に持ってたブルーのバケツを頭からざっぱーーん!!!
なんと水をかぶってくれました!! わーーー、すごぉいーー!!
1曲目のイントロがはじまる。うきゃー!
♪フゥフフゥフフッフッフッウフゥーからはじまるのはそう
『審判の日』!
ところで1曲目クイズ(FC限定)で当たった人はどれくらいいるんだろう。
まさかこの曲が来るとはね…。弾き語りとは随分印象が違ってビックリ!ノリノリだわ。
次の『ステレオ』『アレルギーの特効薬』『ドミノ』で勢いは更に加速!
Cブロックの最前列から見たお客さんは凄かった。
皆リピーターが多いのかな。昨日は前で自己中心で気付かなかったけど
『アレルギー〜』なんて皆フリばっちりでびびったね。凄いよお客さん。
♪真夜中のファイティング!♪で一斉に挙がる手は圧巻だ。
で、次はエレキが登場。昨日一度見ていながらもワクワク。
これは19日の横角度から見たお話だけどノボルさんってライブ中、
ずうっと見てるんだよね、山崎さんを。(ノボルちゃんカモン!の人ですね)
ローディーだったら当然なのかもしんないけどギターを準備しつつ
楽しそうに見てるのが印象的でした。常に山崎さんに対してリアクションしてるし。
…チューニング中、山崎さんはかなーーり上機嫌な様子。
心配ない!ぜぇーんぜん心配ない!って何度もいう(笑)
天気くらいねぇ、変えられますからって。…すでに雨降ってるって。
…前日イントロでは分からなかった『ペンギン』曲の印象って変わるんもんだよね!
YOYOYO-YOYO‐YOYO‐♪は皆、手がラッパーに…なってたのは私だけ?
間奏では勿論、19日は会場に点々と現れただけで特に何もしなくて
山崎さんに「それだけかい!」ってツッこまれてたラスタペンギン達(3匹)
は雨のせいかネタのせいか(笑)今日はステージに3匹揃って登場!
何を取り出すかと思えば長い白いゴム!口にはさんで延ばしてべチッってやつ!
ペンギン間での壮絶な争いが繰り広げられ(笑)
顔にべちべちあたりまくってました。痛そぉ…。
曲に戻り、まだ山崎さんの後ろでは壮絶な争いが…。
見ましたか?ペンギン同士の跳び蹴り。めっちゃヒットしてました(爆笑)
続いて『Ticket to the paradise』『カルテ』
カルテ・バンドバージョンもカッコイイ。エレキでびよーんってのもカッコイイ。
ステージ左前にジャンべ4つ登場。ああっ昨日の!と思ったけど
雨のためかスクリーミン2000は20日はありませんでした。残念。
まぁあれは雨の中って感じじゃないかも。オエオエオーってのはね。
19日に見た、夕日の中ジャンべ叩く四人の楽しそうな顔は
ライブは見てる私達よりも本人達が一番楽しいのかもねって
うらやましく感じた一場面でもありました。
『カタログ』はTuru〜♪私も合わせて歌ってみた。
ゲンタさんと山崎さんと一緒にセッションしてるみたい。
カップリングだからか、歌ってる人は少なかったかも。いい曲なのに!
お客さんがTuru〜♪っていいと思うんだけどなぁ(個人的にです、スイマセン)
星かけみたいなかんじでね。ちょっと参加型。ステキじゃん?
『名前のない鳥』はなんて野外に合う曲なんでしょう。
ジャンべとキタローさんが隙間に入れる音がとってもイイ。
広い宇宙に居て、ここでこれを聴いてるってゆう。
雨に濡れた頬に風が当たる。すこしさみしくなってくる。
大きく広く壮大な曲を聴くと自分がちいさく感じてしまう。
『六月の手紙』『僕はここにいる』
前(OKST)が弾き語りだったからバンドならではの愉しさがすごく感じられる。
僕ここのストリングスがはいる所なんてくぅ!キタローさん!って思うもの。
次の曲のためのチューニング中、前のほうの人と会話のようなやりとり。
(遠いから会話ちょっと曖昧で、違ってたらごめんなさい)
客「タオル(もしや手ぬぐい?)とってー!」 山「…(笑)取れるか!」
客「とってー!」山「あかん!それだけはできん!」 客「なんでー!」
山「取ったらなぁ、雨が降る!」そりゃ取ったらあかんわ。
…こんなやりとりのあとに弾き語り。『やわらかい月』だ。
騒いでた客席が曲に集中すべく静かに引き締まる。
(ちなみに19日は『Passage』でした)
あれ?リフがちょっと…いや雨だし。あれ音がちょっと…なんて思ってたら
一番を歌い終えたくらい?かな。突然音が止まる。えっ?
「すいません!もいっかいやらせてくださいーー!!!」
うそっ。こんなのってあるの??ステージ上でうろたえまくる山崎さん。きゃー
「いや、弾き語りライブ以来なんよ!こんなはずでは!」
「ちょっと待て!時間をくれ!休憩しててくれるか?
…そうゆうのできる?」
といろいろ言い訳しつつ後ろを向き困り顔でギターを練習する山崎さん。
本人はうろたえてあーとかうーとか(笑)
…こういっちゃなんだけどカワイイ。かなり恥ずかしそう。
でも客席は大盛り上がり!
で、気を取りなおしてリトライ。…できるのか?
イントロからすでに顔の隅っこが笑ってる。やわらかい月なのに!
きっとね私達も緩んだ顔で見てたと思うの。やわらかい月なのに!
今度はサビに行きつく前に「…ぐふっ」って吹き出してしまいあえなく終了!
客席さらに大盛り上がり!!!!
「お前らなぁ、盛り上がる歌ちゃうやろー!」わー
「こんな状況で歌えるかー!やわらかい月やぞ!」わはは
「そんななぁ、歌えるか!無理や!うたってみぃ!」えー!
「あーもう、どうしよう。あかん、ええっと、これで許してくれ!」えっ?
『お家へ帰ろう』だ!客席が沸く。手拍子が響く。
許すよ、許しちゃうね。山崎さんのプロ根性は誰もが認めてるから。
曲の終りのほうにはバンドメンバーも登場。ハモリもはいる。
パチパチパチ☆ ステキだ〜。
「今度は練習してきます」(笑)
客席からがんばれーと。おいおい(笑)
『妖精といた夏』『心拍数』去年もここで聴いた曲。
どちらもすごくスキ。心拍数のバンドがはいってからの大音量は
ほんとどうにかなるほど切なくなってくる。ぎゅーって。
照明がつきはじめる。さっきの歌いなおしなんて雨なんてもう関係ない。
山崎まさよしのうたに引き込まれている。すっかり。
『低気圧ボーイ』『MrTのリベンジ』この曲は繋がってるんだよね
19日には「縁起の悪い曲やけどね」とゆってた低気圧〜はホントそうかも。
稲光が光り、時々会場には驚き恐れる声が。雨は強まってきた。
雷、落ちなきゃいいけど…。避雷針って役に立つのか?
MrT〜では曲の終りに他会場でもやってる替え歌?ぼやき?が!
♪山崎くんあろうことか弾き語りを間違えて
挙句にやり直そうとしたが…、
そしたら(?)なかなかうまくできないと思って
シチューの唄を歌〜って…
こんどはちゃんとできるようにしときますごめんね
しょせん出来る事は歌うしかないだろ…♪
なんて感じでした。やはりさっきのショックは大きいか…(笑)
ちなみに19日は若かりし頃の思い出告白バージョンでした。
♪山崎くん海ノ中道と言えば思いだすのはデートでドライブに来ました
(10年くらい前だけど)そのときの車はアルトの5?年型エアコンなし
ところが彼女の乗ってた車はソアラの最新型エアコン付き
彼女の車でくればよかったのに車は渋滞渋滞あつい〜♪)
所詮やることは歌うしかないだろー!うたうしかない。それって凄いよ。
こっからは山崎さんの最大魅力だと思ってしまう運動神経の良い曲達。
『FatMama』かっこいい!薄く暗くなってきた会場が揺れる。
曲が終りに近づいた頃、ステージに向かって左手の空には虹が!
曲が終わった途端、会場にいた皆が虹を山崎さんに教えたくて
見てもらいたくて一生懸命指差す。「虹!虹!」
「えっ?なに?」と山崎さんが見た空にはくっきりとアーチを描いた虹。
今まで見た虹の中で文句なく一番。夕闇に七色の虹が浮かぶ。
こんなに綺麗な虹をこの場所でしかも山崎さんと見れるなんて。
「あっ 虹だ!」
ええっ!!!『月明かりを照らされて』だぁー!
なんていいタイミング。幻想的な風景とはああゆうものなのかな。
雨が降ろうが雷が鳴ろうがもう心には曇りはない。
ただ山崎さんの声が届き、体が動く。
そんな単純なことにとっても体が喜んでる気がする。
今日のライブはなんなの。よすぎる。全てがいい方向に向く気がしてくる。
『ガムシャラバタフライ』『ソノラマ』『根無し草ラプソディー』
あとはもう楽しむだけー!雨も強くなってきたけどもう関係ない。
来て良かったーーーーー◎●◎●海ノ中道、サンキュウ!
アンコールは昨日の恒例(中途半端)山崎まさよしコールではなく
まさよしコールが響く。まさよし!まさよし!皆が呼んでる。
出てきた!あれ?着替えてない。黄色いTシャツのまんま。
強く降る雨のせいか早く出てきてくれた気がした。
『明日の風』が響く。スクリーンには風見鶏が。
曲が終わり、照明が山崎さん&ゲンタさんに。
山「やっとふたりきりになれたねゲン子ちゃん」
ゲ「そうね嬉しいわ」
山「あれ、髪型替えた?ゲン子ちゃん。もしかして坊主?」
ゲ「(坊主頭を触りつつ)まーくんがスキだと思って。イメチェンしたのよ」
山「そ、そうなんだ。」
もう少し何かゆってたと思うけどイマイチ覚えてない…でも楽しいやり取り。
山「じゃあ、ふたりでPARISにいこーか」
『ふたりでPARISに行こう』『砂時計』『ドレッシング』
おしゃれ風メドレーだわ。ボサノバってるし。すごくイイかも!新鮮だし
突然「毎回毎回そんなにいっつも会えないから一人で考えてたって
にっちもさっちもいかないのが現状でじゃまーいっかなんて
そんなに簡単に片付かないからこっちもそっちもどっちも
毎晩毎晩毎晩毎晩会いたーい」で『セロリ』!
皆、大合唱してる。手の振りもキレイ。
「ありがとー!」ってこっちがありがとうだ!
2度目のアンコールではリズムが流れ出した途端、歓声と共に
まだ誰も出てきてはいないのに会場は「Y・M・A・C!」のコール!
2Days来てた人が多いせいもあるだろうけど、
きっとステージに戻ってきたメンバーはびっくりしたよね。
完璧なYMACで待ってた私達にゲンタさんもおおってな感じでした。
山崎さんは白のツアーTシャツに着替えてた。頭はやっぱり手ぬぐい。
で『パンを焼く』!頑張ってコール&レスポンスしちゃう。
メンバー紹介(お客さんもゆってくれるのがサイコー!)の後は
恒例の早口言葉。最近上手くなってるよね、みんな。
生麦〜、なかなか鳴かないカラス〜、東京特許〜、旅客機〜、
バナナ〜、瓜売り〜などなど(19日と混ざってるかも)
そして締めは♪君のための明太子〜君のための長浜ラーメン〜
君のための…好いとう〜〜〜♪♪(注釈:好きの博多弁です)
きゃー☆★何度も好いとうってゆってくれた山崎さん。
好いとー!好いとーよ!
『ヤサ男の夢〜昼休み〜ヤサ男の夢』で楽しい時間が
すごく短く過ぎることに気がつき、さみしくなってくる。
次はいつ会えるのかなぁなんて思いながら手拍子をのせる。
でもきっとまた戻ってきてくれる。
きっとまたうたいに来てくれる。
それまで待ってられる。
山崎さんのうたはいつだって届いてるから。
…昼休みは歌詞を替えてた気がするんだけど、気のせいかなぁ?
昼休みはずっとつづかない〜♪のとこが違う気が。
なんて歌ってたんだろう。誰か教えて下さい…。
そして花火。雨上がりの澄んだ空にいろんな色が弾ける。
私の夏は終わってしまった。とってもいい夏だったのかも知れない。
雨は降っては止みの繰り返し、稲光はピカピカ照明のように光り、
天候的には散々なライブだったけど、空は虹を見せてくれた。
すっごくステキな夏の夜になりました。
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