ライブレポ No.161
Special Thanks to ぽけっとさん
2000.08.12(土)
YAMAZAKI MASAYOSHI
in Augusta Camp 2000
YMAC2000
札幌 真駒内陸上競技場内特設会場
1年なんてあっと言う間。去年の晩夏、福岡の海の中道海浜公園内での、
小雨のライブからもう一年が過ぎてまたまた、性懲りもなく真夏の野外ライブに足を運んでいる。
いろいろあったはずなんだけど、去年の夏のあの感動ってちょっとやそっとではなくならない。
札幌会場は、しかし今年はちょっと楽。全席指定でしかも札幌だけに、
日陰に入ってしまえば昼でも東京に比べれば湿度が低い分、かなり涼しい。
まあ、あのブロック指定の押し合いへし合いの盛り上がりもあれはあれで、
過ぎてしまえばかなり楽しい思い出になるのだけれど音楽を楽しむということに
重点を置くなら、この方が条件としては上。
(しかも今年は、通販で買えない食べ物系のグッズ<と呼んでいいのか判らないけれど>が
結構なかさばり方をしてくれて、なかなかかさばる)5時を過ぎて日が少し傾くと、
涼しさが増して・・開演まで会場では今年は大型のスクリーンが2基設置されていて
コイルやシカオちゃん、杏子さんのPVが流れている。
3月のアリーナ公演から見慣れてしまっているけれど、考えてみると去年のMACでは、
スクリーンのなかった会場もあったわけで(富士急はスクリーンあったのに、使わなかったし)
主催者側も慣れた?
定時をちょっと過ぎてふと見ると、スタンドの私の席の下から小型のバンが席を作っていない
アリーナ部分をちょうど半周する形でステージの裏へ走っていく。
まさやんはあれに乗っているようでした。そして、開演!
オープニングはゲンタさんが<Y・M・A・C>と踊りながら飛び出してくる。
首から下げているのは、アヒルの口の形をしたおもちゃの楽器?
ぶうぶう言わせながら<Y・M・A・C>と踊りまくる
そう言えば「明日の風」のPVでも登場場面は少ないのにアクションで一番印象深いのは
ゲンタさんのボーリングシーンの体の動き(笑)
この会場が札幌オリンピックの時に使われた施設ということもあって、
決めは<原田〜大ジャーンプウウ〜〜〜〜>(笑)
でも一回だけ<Y・M・C・A>って言ってましたが、それはヒデキ〜だからね(笑)
場を盛り上げたところで、まさやん登場。
ハーフタイプのカーゴパンツに青と紺の花柄のシャツ。
頭に白いてぬぐいを初めから巻いているのは<バクハツ防止策>か?
ハープを吹いて、OKSTと同じトップにちょっとキズのある
ギターを抱えて・・『そろそろいいですかあ〜〜〜』で、
最初の曲は「審判の日」
そういえば、OKSTのラスト「灯りを消す前に」の前の曲はこれだった。そういう続き方?
でも、まったくアレンジが違っている。
「ステレオ」このアレンジにはびっくり。レゲエだ!夏らしい!
同じ曲がここまでアレンジで変わるものかと実感。
夏の終わりというかんじがして、かなりはまりました。
『どうもお』 『真駒内、涼しくて気持ちいいですね』
『まこまない、なのに、こんでる』←なにをいってるんだかあ〜(笑)
「ドミノ」いきなりギターをエレキに交換!
ジミー・ペイジのサインがあると、ギターマガジンに書かれていた
白と黒のレスポール。domino round以来のエレキコーナー。
『すずしいですねえ。夏はこれに限る』
『この競技場って札幌オリンピックに使われたんですよね。ぼくこの年に
生まれて居るんですよ』 ?ほんとかな? オリンピックって1972年。
まさやんは暮れとはいえ、一応1971年生まれですよね?(笑) まあいいか。
「ペンギン」曲の合間に恒例のペンギンくん登場(笑)
今年のペンギンくんは3羽。左から緑、黄、赤とやってきて、まさやんの背中になにか貼っている
?と思ったら、全員で後ろを向くと、左から<YMAC>の文字が
まさやんの背中には、<A>の字を貼っていたんですね
一緒に踊るまさやんがかわいい(笑)
「TICKET TO THE PARADISE」
多分、この曲だったと思うんですが、リフにクラプトンの<SUNSHINE
OF YOUR LOVE>を
使って居ませんでしたか?(って聞いてどうする、ですけど(笑))
また気持ちよさそうに弾いていました
クラプトンも大好きだから、もう嬉しくてわらってしまいました
「カルテ」
OKSTバージョンに比べると、「sheep」に近いイメージ。やっぱりエレキだと弾き方も変わりますね。
『何かこう、いろんなタイプの人が来てますね』
『なんていうMCか(笑)』 『もうすぐ秋でしたっけ?』
「スクリーミン2000」
ステージ左手にジャンベが4台据えられ、臨時ジャンベカルテットでの合奏。
左から山木さん(ツアーT紺)まさやん、ゲンタさん(不思議なTシャツでした)、
キタローさん(オレンジT)が並ぶ。
ゲンタさんが主にかけ声をかけ、会場がレスポンスをして、一体になる。
世界んあらゆるリズムが体の中に入り込んでいるという感じがするゲンタさん!
スクリーンに「スクリーミン2000」と出る(笑)
「カタログ」
間奏のところでCDだとハープだと思っていたのは
ピアニカ様のもので、キタローさんが吹いていました。
ギター&ハープと、ジャンベという組み合わせ。抜けの良い曲、というかんじ。
『お盆なのに〜 墓参り行ってない〜 ご先祖さまは大切にしましょう〜
おはぎ持っていこう〜 桃ももって行こう〜』
これは今後あちこちでアドリブが入りそう(笑)
「名前のない鳥」
こんな時に鳥がすうっと飛んだらいいのになあと、ちょっと暗くなった
空を見上げる。
「6月の手紙」
ドラムとキタローさんのキーボードがバックをつとめる。
今までで一番イイカンジに聴こえました。(すんません、まさやん、エラソウで)
「僕はここにいる」
前奏がはじまると会場に漏れる溜息。ファンの思い入れの強いということがわかります。
『野菜ジュース飲んでるか〜』
『そういうことでもないか』 『MD聴いてるか〜』
『野外イベントというと、月がきれいでね』
『ここからしばらくは弾き語りで』
去年もそうだけれど、こういう時間帯になると
日も落ちてしばらくたち、周囲も暗くなってきて、本当にしっとりと聴ける。
「お家へ帰ろう」ちょっと季節外れですけどね(笑)
ゲンタさん&キタローさんの<ボーズデュオ>のコーラスが笑いをそそる。
だって、スクリーンに二人が揃ってハモって居るのが映りこむんですものね!
「琥珀色の向い風」
スモークがたかれる。ちょっと音的にはまさやん辛そう??
「心拍数」は〜〜〜〜〜。
薄くバックにドラムとギターが流れる。ちょっとデッド気味。
それが、また沁みる音。まさやんの沁みる声。
何回聞いてもこれは泣けてしまいます・・・かっこよすぎ。
「低気圧ボーイ」
ギターの種類が、変わる。木のむく地の出ていて黒のピックガードのもの。
「Mr.Tのリベンジ」
そういえば、久しぶりに聴きます。うろ覚えですが
去年の中之条ライブでちょろっと歌っていました、その時以来。
あの時は確か歌詞がかなり入り乱れていたような気が。。(笑)
ライティングは黄色と青。
途中から<山崎くんのリベンジ>になる。
『山崎くん〜野菜ジュース あの時2リットルくらい飲んだね
この前もまた撮ったよ、ニューバージョンがもうすぐ流れますから
楽しみに待っていてください』
実はその前の週にすでに東京では「モグモグ」の時間に1バージョン流れました。
『楽しんでいますか〜?』
『もっと騒ぎたいですか〜?』 『踊りたいですか〜?』
会場はその度に<Uooooo~>とも<Yeaaaaa~>ともつかない レスポンスを返す。
「FAT MAMA」
『よろしくお願いします〜』はモニター意識してのカメラ目線。
慣れましたねえ、こういうところ(笑)
「月明かりに照らされて」待ってました
『あ、月だ!』
フフフフ。今年は判ってるからね〜、と予め自分の右前方に出てきていた
月を何度も眺めながらこの曲の始まるのを待っていた意地悪なわたくし(笑)
でもダメなんですよね。どんなにアップテンポでこの曲が演奏されようと
どうしても、ノレない。ずっしりと心に響いてくる曲なので
全身かた〜くなって、体全体を耳にして聴いてしまいます。
「ガムシャラ・バタフライ」
もうイントロから会場中弾けまくる。ゲンタさん踊るし。みんなの手の動きが本当に揃う。
後ろの方の席で見ていると、前のお客さんたちの動きにまで感動してしまいますね(笑)
ライトの紫がすごくきれい
ただ、このあたり、かなりハウリングが来て、まさやんもポジションを決めづらそうでした。
「ソノラマ」〜「根無し草ラプソディ」
一気になだれ込み!これぞライブの醍醐味でしょ!それにしても
『お客さんが笑ってる』 『お客さんが叫んでる』って
見たまんま言うんだもの・・こちらはもっと笑ってしまいます。
会場に熱気を残したまま、一度まさやんが左手に消える。
かなり涼しくなっていることに、ようやく気が付く。
ちょっとの間に、どの曲をやってないかなと思い返す
そういえば、あれもあれもやってないなあ〜
どれやるのかなあと思いめぐらす・・・・
そしてアンコール。白のツアーTシャツにて登場。
「明日の風」
ライトは紫。イメージはジャケットのせいか「白」あるいは「緑」でしたけどね(笑)
ライブで聴くと、一段と爽やかさが増します。
歌うほうも聴く方も気持ちよさそう!
「二人でパリに行こう」に至る寸劇に関しては、AKOさんのレポに詳しいので省略です。
ここからまたギターが変わりました。(詳しくはわからないですけど)
「砂時計」〜「ドレッシング」〜「セロリ」とメドレー。
セロリでは、恒例の早口言葉をイントロ代わりに使うという趣向。
そしてまた一旦まさやんが引っ込む。
すみません、みんなもう一回は出てくるって経験的に判ってるもので
手拍子も盛り上がります(笑)
でも当然。
だってライブ恒例の、「あれ」やってないですもん
で、登場。
で、これでしょ。やっぱり。
「パンを焼く」!!!!
早口言葉は恒例モノ以外では
「バナナのナゾはまだナゾなのだぞ」だけだったかな?
「ヤサ男の夢」〜「昼休み」
昼休みの「おしごとにもどるだけ」のところが『夏休みも終わっちゃう!』でした。
そして、最後に『スイッチ オン〜〜〜〜〜!』
なに??っと思ったら花火がステージ後ろから。
かっこいいぞっ!!
かっこよすぎる。
あっと言う間の3時間でした。
そして、開演前と逆で、ステージ後ろから一台のバンが
アリーナの囲いの外側を私たちの席のあるスタンドに向かって走ってきました。
多分まさやんたちはあれに乗っていると確信して、見たファンは
一生懸命手を振ったんですが、本当に乗っていたのかどうかわかりません(笑)
終わった後は、体を音楽と風がすうっと吹き抜けたようで
立ちっぱなしだったことも、待っている間ちょっと暑かったことも
すっかり忘れてしまうほどすっきりしていました。
去年のYMACとはひと味違う、というかますますバージョンアップしていたという感じ。
本当に楽しい、という言葉がぴったり。
照明も相変わらずきれいですし、ちょっと音が辛かった部分もあったけど
まさやんの笑顔がやっぱりいい!
蛇足ですが。OKSTの時に初めてまさやんのライブを体験した友達は
その時は、「昼休み」のあの手拍子についていけなかったのですが
今回は、練習のかいあって?見事にはまっていました(笑)
Thank you,Masayan!
See You!!