ライブレポ No.48
Special Thanks to
こーるさん
1999.01.30(土)
山崎まさよしTOUR 1998−1999 ド
ミ ノめぐり
大宮ソニックシティ start18:00
12/22の渋公の興奮から一ヶ月
待ちに待った大宮ソニックシティー!
どの会場もそうなのかも知れませんが、開場1時間前くらい前まで
コンサートグッズが受付前でゆっくり買える、というシステムはいいですよね。
渋公の時はちょっと遅くて開場後にすごい行列して焦ってしまったのに懲りて
今回は早めに到着してgetしました
会場の雰囲気もちょっと和やか。
渋公の時、なんだか開場前からスタッフの人とか、もちろん集まっているファンの雰囲気も
異常に張りつめた感じで、怖いくらいだったのはやっぱり
ツアースタート直後だったためだったのでしょうね
前回は「ドミノ」発売前(前日)だったこともあって、収録曲はなかなか乗りづらい感じでしたが
(逆に言うと、<生ドミノ>、<生ソノラマ>etc・・・をアルバムより先に聞けたという
のは貴重な体験だったわけですが)今回は予習もばっちり
冒頭の「ドミノ」ではアルバムにはないブルースハープも入り、
「アレルギーの特効薬」「ガムバタ」まで来たところで
確かまさやんいきなり『ちょっとベルト直すわ、えらいことになってんねん』
場内爆笑!
「窮鼠猫を噛め」「FAT MAMA」と来て
『山崎まさよしです〜。すいませんねぇ、最初から飛ばしまして』と一声
MCは既に別のレポートにもあったインフルエンザ話。
やっと自宅で休みがとれたそうで、『家のセンタクを・・・』と言いかけて
客席から『家を洗濯〜?』と突っ込まれ、『え〜、家を選ぶことを<家を選択する>と・・・』
と弁解(笑)、違うって。<家で洗濯でしょ>と内心突っ込む
まさやんの家の洗濯機は8キロ洗いだそうで毛布も洗える、と自慢していました。
ここから<抗菌>話になって『なんでもコーキン、コーキンって、甘やかしすぎ!』と一人怒る。
『このギターのネックもコーキンで。・・なわけないやろ』と
どうもインフルエンザ話と共に、抗菌話もまさやんの中ではブームらしい
新アレンジが雑誌などのコンサート評でも話題の「セロリ」に続いて
「僕はここにいる」が始まると会場は一転水を打ったように静かに。
終わった時には感動のため息・・・
特に「僕ここ」でまさやんを知ったファンにとってはこの曲は特別だよね
そして「月曜日の朝」「心拍数」「水のない水槽」「琥珀色の向い風」とスローの名曲が続く。
イントロのつなぎ方といい渋公のときよりも洗練された、というか流れがあるなぁとしみじみ。
それになんといってもまさやんライブ楽しんでます、
これが本分!というオーラ流れていました。
そして「One More・・・」のイントロが始まると会場は静謐の中に包まれて!
まさやんの楽曲で聴衆を操る(?)
パワーの強さを実感!
しかぁし!
この曲の次、まさやんがエレキを持ってくるように指示してるのに
出てきたのは、なんと特製「深谷(←<ふかや>と読みます。埼玉県の市で
長ねぎの特産地として有名なのです、一応ご理解の助けとして)ネギギター」!
『いつ作ったん、こんなもん弾けるか?』と言いながら、まさやん一応「ジャ〜ン」と
ポーズを取っても、パーカッションの音は「ポワ〜ン」というだけ。
きちんとレスポール出てきて、「公約数」「苦悩のマタニティ」「月明かりに照らされて」でまたパワーアップ。
「月明かりに照らされて」で一気にブルースハープに
のめり込んで自分でも始めてしまった私には、もうベント使いまくりのテクニックにコトバもありません。
「ソノラマ」、そして新企画の「ペンギン」!
今回、ペンギン君はさっきの長ネギを一本握って出てきて、まさやんに差し出すんですよ
生を!『これ食えちゅうんかいな』とか言いながら、食べるまさやん
不味そう!(当たり前)で、ペンギン君あとは何もしないで引っ込もうとしたら
『なんや今日はそれだけか』と言っていました
ここからはいよいよラストに向けて一気になだれ込みます
「パンを焼く」では恒例の早口言葉。でも「スガシカオ」「島根のシネマ」はやらず。
せっかく練習してたのに・・・
そして「ヤサ男の夢」から「昼休み」に突入!
自分の体がまさやんの音と共鳴している!という感じ、たまらなかったです
アンコールは<ボーズ&パーマ>で。
まさやん確かに渋公のときよりも髪もちゃんと伸びてパーマになってる。
埼京線の痴漢話から、昔まさやんが宿河原(←川崎市にある地名。
しゅくがわら、と読みます。念のため)に住んでいた時に乗り換えないといけない駅を
寝過ごして終点と終点をを何度も往復した話や、満員電車に乗っていて、気が付いたら駅で
ホームに押し出されてしまった話で大いに盛り上がる!
この路線を使って通勤している私には特に受けました!
最近はきっと車の移動とかばっかりで、まさやん満員電車乗ってないでしょうね。
顔があれだけ知られたら無理だよね。逆に満員電車の中でまさやん見つけたら
パニックになるだろうし。
『久しぶりに「中華料理」やろか』ということで、「中華料理」。
渋公では聴けなかったのでうれしかったです。
<コーヒー>が<ココア>になったり、まだしつこく<おせち料理>やりました
(残ってるわけないでしょ、今日は30日だよ!)
また、「老酒」のところでまさやんが『帰りたくないの〜』とか
セリフかますものだから、バカ受け!大爆笑!!!
『すんません』と謝っていたまさやんがまたおかしかった
「お家に帰ろう」は、CDのよりちょっとしっとりムードで、『ひでよし〜』と突っ込めなかったですね、誰も。
「ME & Mind」の冒頭では、ゲンタさん、キタローさんと3人でカズーで
「キューピー3分クッキング」のテーマ曲を披露してくれました
でも、このあと「ツバメ」で終わりかなぁなんて思ってしまって
いつまでも終わるな!と思ったのは私だけじゃないよね?
一旦引っ込んだまさやん、再々度登場は、まるで<奥田民夫>ばりに頭にタオル巻いて
出てきました。びっくり。初めて見た!そしてエレピでの弾きがたり
「ピアノ」ワンフレーズから「ツバメ」へ
「ピアノ」も渋公ではやらなかったので感激でした
開場で集めているアンケートってこういうふうに選曲に反映しているのかなぁと
ちょっと思ったりして。
こうして2時間半以上にわたったコンサートも終了
感激に浸って大宮駅に行ったら、さっきまさやんが「埼京線痴漢が多い」なんて言ったから
拗ねたのか、埼京線は事故で上下線とも不通ですって!
帰りは随分時間がよけいにかかってしまいました
これから、まさやんは故郷の近くを通り、春を探しに南下していくわけですね
そして、ちょっとは春の兆しが見えているはずの3月に横浜でラスト!!
この一ヶ月は長いぞ!