ライブレポ No.53
Special Thanks to Etsuko@滋賀さん
1999.02.07(日)
山崎まさよしTOUR 1998−1999 ド
ミ ノめぐり
滋賀県立文化産業交流会館 start18:30
いよいよ、まさやんの滋賀・生まれ故郷ライブの日がやってきた。
まさやんをあったかく迎えるかのような、とってもいいお天気の日曜日でした。
会場は滋賀県立文化産業交流会館。
まさやんの住んでた草津からは電車で40分ぐらいのところの米原というところにあって
もうほとんど岐阜に近いところです。
会場は体育館のような作りで、学園祭ライブを思いおこさせる。
私の席は...っと4列めのちょっと左の方。
きゃあっっっっー!!すっごい前やで〜。だって、このチケット
取るのに前の晩23:00ごろからならんだもんね〜。ようやったもんや。
立ち見もあったんで2000人は越えてたんちゃうかな。
客席にいれるのに時間がかかっててなかなかはじまらない。
もう、私はどきどき落ち着かん。
まだか、まだかとそわそわしていると、会場の音楽かちっさくなっていく。
会場が暗くなる。いよいよやで〜!!!
どんどん響くバスドラの音が鳴り出して、わたしはいち早く立ってしもた。
きゃあっっっーーー!!まさやんや〜〜〜〜!!!
最初の曲は「ド ミ
ノ」。まさやん、すっごい嬉しそうな表情で登場。
客席もいきなり、すごい盛り上がり。私も、まさやんが結構近かったのでついついはしゃいでしもた。
まさやんの声もかなりグル−ブ感があって、調子よかったみたい。
続いてギタ−のカッティングがむっちゃかっこよかった「アレルギーの特効薬」、
そして「ガムシャラバタフライ」とハイテンションのまま3曲。
このテンションの高さにしては、まさやんが最初にしゃべりだしても
みんなおとなしかったので、“おかえり〜!!”と叫んでみたら
あのひとなつっこい笑顔でこちらをじ−っと見つめてくれてん!!
思わず、“きゃあぁぁぁ〜!!!!!”と手を振ってしまう。
もう、ここで私は壊れてしもたね〜。
それから、まさやんは“今日、久しぶりに平和堂を見ました”とか
話してたね。平和堂ってのは滋賀ではどこの町にもあるスーパーの
チェーンなんやけど、まさやんの口からその名前がでると地元民は嬉しいねん。
それから「窮鼠猫を噛め」「FAT MAMA」と続いてまた、滋賀ばなし。
“この前、草津に行ったら建物いっぱい建ってて、どこに平和堂があるかわからんかった”とか何とか。
(注)草津の平和堂は昔からあったんよね。
で、まさやんも行ってたんやねぇ。小さいころ私も行ってたで〜。
絶対おもちゃ売り場で会ってるはずや!!と信じる私であった...。
アコースティックな「セロリ」で会場がほんわかムードに包まれたあと、
聴いたことのないメロディ−をまさやんがギターで奏ではじめる。
何の曲にいくんやろう?でもこのフレーズ、むちゃむちゃいいよなぁ...なんて
うっとり聴いてたら「ribbon in the sky」のサビに入っていって
「僕はここにいる」に流れてゆきました。この入りかた、大お気に入りやわ〜。
まさやんのやさしくてちょっと淋しげな声が胸にしみた「月曜日の朝」、
そして、今日の大一番「心拍数」。最初の吸い込まれるようなブルースハープの
音で私の心拍はもぎ取られてしもたわ〜。それからなんか、まさやんにぐぐっと引き寄せられるように...。
その先は、ちょっとここでは言えん!(うわっ、えっちぃ〜!)
最後の方のバスドラの音が胸にドクン、ドクンって響いてまさやんの心拍数を感じてるみたいやってん。
それから「水のない水槽」「琥珀色の向い風」と続く。
ライブ会場に行く途中、電車の中からまさやんが住んでたところあたりを眺めててん。
ちっちゃなまさやんが自転車にのって土手を走ってる光景なんて思い浮かべながら。
そんな風景を、オレンジ色の照明のなかで歌ってるまさやんに重ねあわせてました。
そして「One more time,One more chance」。
私は桜木町に行ってからこの曲を聴くと、パブロフの犬のように泣いてしまうねん...。
このあたりやったかな〜、最近ツアーで全国まわって各地のおいしいものを
食べてるとたまにカップラーメンが食べたくなるってまさやんが話してた。
なんでも、カネボウのタンタンメン(って言ってたと思う)がお気に入りやねんけど、
なかなかコンビニに置いてへんねんってー。
そんでもって“のぼるちゃん、カモン!”
私は、滋賀やしびわこギターかなぁ、なんて思っててんけど、
全然違って、おもちゃのゴルフセットを持ってのぼるちゃん登場。
まさやん、お決まりのように2回ぐらい空振りしてから、本気でやったけど、全然飛ばへんねん。
一番前のひとが前に出てgetするくらいやで。
まさやん、もうちょっと飛ばさなぁ...。
クラブの方も客席に投げこんでごまかそうってったってあかんでー!!
いつのまにかエレキ持ってまさやんかっこよく決めてる。
「僕と君の最小公倍数」ギターソロんとこいいね〜。
かっこいいっー!ドラマで着てたみたいな黒の皮の上下とか着て
弾いたら結構似合うよー、なんて想像したりして...。
「苦悩のマタニティー」ではサビんとこでまさやんが右手でみんなを
指差すような振りするから客席も一緒にやりはじめてん。なんか、これ
みんなで「こいつがわるいんだ〜」って指差して追いつめてるみたいで
ちょっとすごい光景。でもこの振り、気に入ってるんよね−。
それから私の大好きな「月明かりに照らされて」。♪ま〜よわない♪
のところで照明が客席のほうも明るくなるねんけど、そこを狙って
まさやんに大きく手を振ったら、またまたこっちを向いて笑ってくれたで−。
しかも、そのフレーズが来るたびに何回もやで。もう、し・あ・わ・せ。(^0^)
「ソノラマ」でノリノリに踊ったあと、待ってました〜!「パンを焼く」
♪君のために〜♪の「君」のところでまさよし(なんで呼び捨てやねんっ!)
が私のこと見つめるのよね〜。今度は何もしてへんで〜。なんや、わからんけど
まさよしは「君」という言葉のたびにこっちを見るねん。もう、まさよしったら
私に気があるのね〜(はいはいはい、どうぞつっこんでくれー!!)
わたくし、なぜかミョーにこの時は落ち着いてて、振り乱してた前髪を直して
最高の笑顔で見つめかえしてあげました。
早口言葉はあんまり変ったのはなかったと思うなぁ。
♪君のための〜♪は“ふなずし“でした。
わたしねぇ、ふなずしってだめなんよねぇ。
滋賀の名産品なんやけど、好きな人と嫌いな人にすごく分かれんねん。
なんか、私はとにかくあかんねんけど、好きな人にいわせると、ブルーチ−ズみたいらしい。
食べたことない人、だいたい想像つく?まさやんに差し出されたら....
♪好き嫌いは否めない〜♪けど、♪頑張ってみるよ〜♪
ちょっと脱線してしもたけど、そん次は「ペンギン」。最初の三拍子のイントロ
のとこでまさやんが準備しながら、ペンギンの泣き声(?)の真似をしてたんが
むっちゃかわいかったねぇ。それから♪WOW〜 WOW〜♪のとこで“御一緒に〜!”と
言ったまさやんの言い方がなんか笑えました...。(今どきこんな風に言う??)
たけしくんペンギンはお花を持って登場。
お墓に供えるようなお花で、しかもゲンちゃんのドラムの前、キタローさんの足元とほんとに供えるように置いて
そして、まさやんに...と思いきや、次はのぼるちゃんにわたして
そして最後にまさやんに手渡して去ってゆきました。
そんでもって「ヤサ男の夢」&「昼休み」へ。このアレンジすっごい気に入ってるねん。
もう手拍子もおちゃのこさいさい。まさやんもずっとやってるとこみると
これ気に入ってるんやろなぁ。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまって、これにて本編終了。
あぁぁぁ、まさやんが去っていくぅーーー。
アンコールで出てくるまでってなんでこんなに長いん??
とくにまさやんは長いとおもうねんけど。んで、まさやんきっと
トイレに行ってんねんで、トイレ遠いから時間かかんねん。
とかつい想像してしまうのであった....。
照明がパッと明るくなり、まさやんオレンジのツアーTシャツで登場!
“ボーズ&パーマです。僕たちは前座です。山崎さんは引っ込んでてくださいっ。”
といって舞台そでをみる。“ほんとにいいですってばーっっっっっ!”って手振りも
入ったりしてたね。そんで、ボーズ1号&2号を紹介したあと、自分で自分の
髪をくちゃくちゃにして「パーマです」っとまさやん。そしたら、ほんま髪の毛が
すごいもりあがってしもて、会場大ウケ!!
ということで「根無し草ラプソディー」じゃなくて「毛無し草ラプソディー」やった。
♪生意気な○○○〜♪のとこはマイクから口をはずしてたけど、キタローさんと
目合わせてうれしそうにうたってました。あ、そうそう曲にいく前のMCでは
“滋賀は夕日がきれいやね〜”と言ってました。この時以外にも言ってたで。
それから“琵琶湖は最近釣りがいいらしいねー。ブラックバスが釣れんのー?
アニキは釣りするんやね。俺もやろっかなぁ...。でも一時間もたへんわ!”と言ってました。
続きましては「お家へ帰ろう」。すーっごくあったか〜いハーモニーでした。
きっとホールの上から湯気がでてたんちゃうかな...。そして♪星空のすきまをうめていく〜♪
キタローさんの口ベース渋かったね〜!ゲンちゃんもキタローさんも
むっちゃ歌うまいよねぇ。3人の息もぴったりやし。言うことないっ!
途中だんだん音が小さくなっていって、まさやんが“えっ!?”とか“なノっ!?”
とかぼけるところ、なんかかわいかったよぉ。
そしてまさやんカズーをくわえる。
今日のお歌は...♪これでいいのだ〜天才バカボンバカボンボン♪
そんでもってもう1曲。♪菜の花ばたけに入り日うすれ〜♪(おぼろ月夜)でした。
みんなも一緒にうたってました。おぼろ月夜ではたしか
キタローさんもカズーでハモってたんちゃうかな。
そして「Me&My Mind」。アカペラのハーモニーにまたまたうっとり〜。
ホールに響きわたってたねぇ。♪○○はIt's all right♪は、のぼるちゃんは〜?
とか○○さん(スタッフの名前)は〜?とかありました。
アンコールもこれで終り...。まさやんは怪しげなポーズ(両手をチョキに
してみんなを指差すように左右に動かす)で去ってゆきました...。
しばらくして、まさやん再度登場。さすがに髪がうっとおしかったんでしょうなぁ
、
水色の手ぬぐいを頭にまいてました。そして、エレピに向かう。
客席からどよめきが起こる。そして弾きはじめたメロディーは「ピアノ」。
まだ会場のそとには雪がたくさん残ってるなかで聴くまさやんのピアノは格別でした。
残念ながら歌は歌わなかったけど...。
ちょっと高音はつらかったんやろうねぇ。そして「ツバメ」。最後にこの曲って
まさやん泣かせるね〜。ほんと、心にじ〜んときました。滋賀で聴く
♪ずっと変わらない〜♪は私にとっては特に感動しました。まさやんも
「ツアーも半分すぎたけど、滋賀でライブをするっていうのも意味がある」
って言ってたし。♪この先もどこにいても〜♪夕日のなかの思い出を忘れないでほしいなぁ。
まさやんは拍手かっさいのなか、投げキッスをして去っていきました。
しかと受けとったからね、まさやん!
今回のライブはほんとにすっごいよかった〜!!
終ってからしばらく放心状態やったよ。まさやんとも目あうし...。
まさやんもかなり調子よかったんちゃうかな。
ライブつづきやのに、あいかわらずええ声してました。
今日は前のほうやったんで、マイクを通ってくる声と
それとマイクを通らないで届くまさやんの生声も両方聴けて幸せでした。
まさやん、ほんとに素敵なライブをありがとう!!!
ほんと約束どおり、また来てな!!!
待ってるで〜!!!
♪鳴りはじめる〜冬のレクイエム〜♪
まさやんライブの日とはうってかわって
雪が降り積もってく滋賀よりEtsukoがお届けしました。
読んでくれたかた、どうもありがとう!(99ねん2がつ11にち)