ライブレポ No.83
Special Thanks to
とまとさん
YAMAZAKI MASAYOSHI
OFFICIAL FAN CLUB
”BOOGIE HOUSE”
最初のファンクラブイベント
〜初心忘るべからず〜
1999年5月26日 (水)
大阪 バナナホール
open18:00 start19:00
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愛する宇宙人のみなさん
長らくお待たせしました(えっ!?待ってないって?)。
なにしろ初のライブレポでございましゅ。正確に言えば、イベントレポ。
しかも、当日はまさやんに会えただけで、舞い上がっておりました。
さらに、まさやんのイベントに参加した後、私には怒涛のような毎日が待っていました。
記憶がいろんなところに飛んでいますが、覚えている範囲で一生懸命書かせてもらいます。
少しでもあの時の雰囲気が伝わればいいなと思います。
それでは、少々長いですが、読んでください。
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待ちに待った5月26日(水)がやってきました。
とはいえ、私は教育実習真っ最中…3日目でした。
ほぼ80%は、まさやんに会うための大阪行きでしたが、
指導教諭は「出席ということにしよう。」と言ってくださいました。
なんていい先生だぁ〜!先生大好きでしゅ〜。
もちろん、まさやんのFCイベントに行くとは一言も言っていませんが。
(↑当たり前じゃ!by宇宙人)
その日は、今にも雨が降り出しそうな曇り空。
でも、もうすぐまさやんに会えると思ったら、足どりも軽い軽い♪
会場のバナナホールは、私の家から自転車で10分ほど。
しかーし!ここで大問題勃発!!
集合時間「開場30分前」を「開演30分前」と勘違いしていたことに気付く…。
やばいよ、時間ないよー!と急いでチャリをとばす。
無事、バナナホールに到着。
バナナホールはすごく雰囲気のある素敵なライブハウスでした。
すでに、たくさんの人が並んでいました。
並んでる人に「何番ですか?」と尋ねながら、いそいそと列に加わるとまと。
ちなみに、私の整理番号は400番台。かなり後ろの方。
この日バナナホールの集まったまさやんファンは、500人。
たぶん、どの会場よりも多かったんじゃないかなー?
それでも、応募者15000人中。当選者1500人。
そして、ここ大阪に500人。
涙を飲んだ宇宙人をはじめとしたまさやんファン…たくさんいたんだなぁ。
並んでいるときは、後ろにあんまり人いないし、後ろの方かなー?まさやん見えるかなー?
と不安でしたが、チェックを受け、会場に入ると、さすがにライブハウスの雰囲気。
近いよー!あそこにまさやんが立つのー!とかなり興奮気味。
それもそのはず、私、ライブハウス自体が初めてだったのですぅ。
受け取ったジュースもそこそこに、とりあえず場所を確保。
後ろの方だったけど、それでもまさやんはもう目の前。
まさやんがデビュー当時ライブをやっていたという想い出のバナナホール。
ライブハウスでまさやんの歌を聴くのは、私の夢でした。
もう幸せ…と始まる前から失神寸前。
一瞬暗くなった会場に『きゃー!!』という歓声が響きわたる。
とまと、負けずに青筋たてて『きゃー!!』と叫ぶ。
「ライオネル・リッチーでーす。山崎まさよし、ポジティブな方のマネージャーです。」
と登場したのはタケシくん。そんなこと言っちゃっていいのぉ?
赤いTシャツがよく似合うタケシくんは、意外と小柄。
パンチパーマのズラをかぶっての登場。
手には大阪名物「たこやき」。しかも食べてる…。
タケ「それでは今日の主役をみんなで一緒に呼びましょう。
僕が『せーの』と言ったら『まーくん』と呼んでください。せーのっ!」
『まぁーーくぅーーん!!』
まさやん「はーい!」 会場『きゃー!!』
まさ「こんばんは、今夜の主役 山崎まさよしです。」
『きゃー!!』 『まさやーん!』
まさ「おまえ なんやねん、この頭。」
とさっそくタケシくんにツッこみを入れる。
タケ「いやぁ〜。」 まさ「取ってしまえ!」
と言ってタケシくんのパンチパーマのズラをつかんで後ろへ投げるまさやん。
ハゲズラになたタケシくん。そのまま後ろを振り返る。
すると、ハゲズラの後頭部に人の顔の落書き発見!
会場 大爆笑!!!
まさ&タケ 「えっ!?」と言いながら何度か振り返る。
会場 さらに爆笑!!!
しばらくして、 タケ「いいかげんこれ脱いでもいいっすか?」
ついにハゲヅラを脱いだタケちゃん。
意外とカッコイイやん…と好印象。
でも、何と言っても久しぶりに見る「生まさやん」かっこいい…。
グレーのTシャツにベージュの短パン。GAPのらしい。
ちょっと痩せたかな?でも、とっても楽しそう。よかった。
タケ「今日は何日で、何の日か知ってますか?」
まさ「えーっと、5月…何日や?」
タケ「5月26日で、なんとアナログ盤の発売日です。」
『買ったよー!!』と言って、持ってる人たちが上にあげて見せていた。
まさ「あー、買ってる人いるやん。…でも袋見せられても、TOWER
RECORD
行ったんやってぐらいしかわからんけどな(笑)。」
まさ「アレね、シールはがして、もう一回貼り直してもらわなあかん。
キレイにはがして、アナログ盤に貼ってください。」
『めんどくさーい!!』
まさ「確かにめんどくさいけど、そんなこというたら、
世の中めんどくさいことだらけやで。」
私もこの日にアナログ盤をGET。
のちに開けてみて、充実した内容に感動することになる。
ここで、お休みの間に訪れたというアメリカの話。
まさ「パスポート盗られましてねぇ。お金も。置き引きってやつか、アレは。
一瞬やったね。突然知らない国で無国籍になりましてね。まさに根無し草やね。」
『何で行ったーん?』の質問には、間髪入れずに「仕事や!」と答えてました。
ここで、「〈一番好きな曲アンケート〉(大阪編)の集計結果発表!!のコーナー」
タケ「はりきって行きましょう!!」
まさ「イェーイ!!」と言いながら一回転。かなりノリノリ♪
10位 根無し草ラプソディー
まさ「この曲が入ってるとは嬉しいですねぇ。さすが大阪。
ライブの最後によく唄う歌ですね。盛り上がるんですよ。」
9位 あじさい
まさ「これはいい曲ですねぇ。♪あなたの微笑みが戻ればいい〜ってね。」
8位 振り向かない
まさ「振り向かない〜♪と言いながら、実際はこうやって
振り向いてばっかりなんですけどね(笑)。
(と言いながら実際に振り向いてみせるまさやん)女々しいやつなんです。」
7位 セロリ
タケ「この曲はもっと上だと思ったんですけどねぇ。」
まさ「そう?まぁ、でもこれ名曲だからね。」
会場に流れた「セロリ」のサビにあわせて、
タケシくんが手を左右に振りながら唄っていました。かわいい。
6位 心拍数
まさ「ほんまはこれが2’ndシングルだったんですけどね。」
タケ「2’ndは…中華料理ですよね?」
まさ「何故かね。」
5位 コイン
まさ「おっ、ステレオからやね。多いねぇ。」
4位 ツバメ
まさ「ほんと多いねぇ、ステレオの曲。「セロリ」とか「コイン」とか
「あじさい」もそうやし。「振り向かない」もか。」
★ちなみに とまと
は、この曲に一票。ドミノツアーのピアノ弾き語りによる「ツバメ」
が残ってて…。すごーく好きな曲です。でも一曲選ぶのは、ほんと難しかった。
タケ「それでは、3位から1位までは唄っていただけるんですね?」
まさ「あっ、はい。」 『きゃー!!』
タケ「その前に、この箱から一枚ハガキを引いてもらって、
そこに書いてある曲は何でもやってもらうという…。」
まさ「あっ…はい。それでは…。」
ここで出た曲は…「ドミノ」
ハガキはドラマ「奇跡の人」を見てファンになった
という神戸の主婦の方。4歳の子持ち。会場の後ろで「まさやーん、ここ来てるよー!!」
とアピールしていました。さすがマダムキラー、山崎まさよし。本領発揮か!?
♪ 「ドミノ」
まさ「弾き語りでは初めてや。」
ドミノツアーのOpeningで聴いた「ドミノ」とは一味ちがう。
ギターを弾くまさやん…やっぱかっこいい。
とここで、さっきの主婦の方のお子さんと思われる声『ましゃやーん!!』
まさ「かわいいなー。誘拐するぞ(笑)。」
ほんまにめっちゃかわいかった。
3位 ♪「中華料理」
まさ「中華料理…すべてはここから始まった。」
♪いつものイントロ…とここで…
まさ「ちょ、待て。忘れた(笑)。…あっ、思い出した。だいじょうぶや。」
これも、生ライブの醍醐味。照れるまさやん…かわいい。
そして、お約束の大阪バージョンを披露。
♪「今から俺が 雨に濡れて そっちに行くから 温かいたこやきで 迎えておくれ〜」
2位 ♪「月明かりに照らされて」
「月明かりさん」を唄うまさやん、最高にかっこいい!!
どこまでも伸びていきそうな歌声…。
ライブで聴くこの曲は、最高です。
まさ「好きな曲っていうと、どうしてもバラードにかたよりがちやねん。
でも、根無し草とか中華料理、月明かりなんかが入ってるのが大阪らしい。」
1位 ♪「One more time,One more chance」
ライブハウスという空間でこの曲が聴ける贅沢…。
し〜ん と静まりかえる会場。
本当に幸せな時間がゆっくりと流れました。
おもわず涙がぁぁぁ。
まさやんは一曲一曲ていねいにに唄い上げてくれました。
一人ひとりに歌声が届くように…。
まさやんもとっても楽しそうでした。歌唄いまさやん…やっぱり一番だね。
そして再びタケちゃん登場。
タケ「なーんか、やりにくい雰囲気ですね…。」
確かに、余韻にひたりまくる会場のみんな。
気をとりなおして「まさやんの身近な人からの質問コーナー」
タケ「このコーナーでは、あらかじめ山崎さんの身近なスタッフなどから
質問を聞いているので、この箱から引いてもらった番号の質問には
何があっても答えてもらうという…。」
まさ「あー、はいはい。」
タケ「それでは。」
☆「…スガワラです。最近は、「犬を飼いたい」とか「熱帯魚が飼いたい」とか唄っている
ようですが、本気ですか?たまにはベンジャミンも唄ってやってください。」
まさ「誰や?」
タケ「えーっと、これは…オフィスオーガスタのスガワラさんですね。」
まさ「あー、スガちん。実は彼女にサラミをもらってるんですよー。
一度ツアーに出たりすると、なかなか家に帰ないことが多くて…。
最初は事務所で飼ってたんやけど、引越しして、次の事務所では猫飼えなくてね。
それで彼女に引き取ってもらったんです。サラミ、元気かなー?」
「あの歌はねー、別に犬が飼いたいわけでも熱帯魚が飼いたいわけでもないんです。
よく聴くと、♪君の微笑みが戻ればいいって唄ってるでしょ。
要は、君の微笑みが戻れば何でもいいわけですよ。」
『おぉぉぉぉー!!』
まさ「でも、熱帯魚はちょっと飼ってみたいかも。あんまり世話とかも
いらんらしいし。エサとかもあんまやらんでいいらしい。」
タケ「そうなんですか?でもエサやらんかったら、さすがに餓死するでしょ。」
まさ「自動エサやり機みたいなのがあるらしいんよ。
こう、自動的に、エサやってくれるような…。」
タケ「へぇー。」
まさ「うん、こう…ねっ。定期的に。」
(↑そんなん嘘に決まってるやん…ってな感じのいたずらっ子まさやんの顔)
タケ「…たまにはサラミにも会いに行ってあげてくださいね。それでは次っ。」
☆「にゃ〜。にゃ〜。」…会場爆笑!!
まさ「…えっ?サラミ?サラミか?もっかい聞かせてくれっ。」
☆「にゃ〜。にゃ〜。」
まさ「やっぱりサラミやー。懐かしい…。」
タケ「わかるんですか?」
まさ「わかるよー。で、今の質問?…最近どうやねん、っていう…。」
タケ「自分で自分の首絞めてる…。」
まさ「私も元気でがんばってるから、お前もがんばれよって。(笑)」
タケ「そんなことまで言ってたんですか?短かったですけど。」
まさ「う、うん。(笑)」
タケ「ネコの言葉もわかる山崎さん、ということで次、行きます。」
(もう行っちゃうの?とちょっとさみしげなまさやん)
★思いもよらず「サラミ」ネタが続く。思わず宇宙人「サラミ」を思い出す。
「宇宙人のみんなー、必ずレポするからねー!」と心に誓う
とまと。
☆「マネージャーの穂苅です。この質問はスカです。つまりハズレですね。
というわけで、罰ゲームをしてもらいます。ライブでは禁じ手としています
モノマネをやってもらいます。中でも極上のものを二つやってください。」
『シカオちゃんやってぇー!!』とその他いろんな人の名前が飛び交う。
まさ「モノマネなぁ。誰やろ?」
タケ「さっき楽屋でもやってたじゃないですかぁ(笑)。」
まさ「…ほぉ、ほぉたるぅ〜。(笑)」と北の国からの田中邦衛のまね。
会場爆笑!!
まさ「シカオちゃんねぇ。どんなんやろ?結構むずかしいんよ。」
と言いながら、なにげにギターを抱えるまさやん。
そして… 「僕の名前は〜
スガシカオだよ〜♪(月とナイフのメロディー)
僕の名前は〜
スガシカオだよ〜♪ んー ベイベッ」(笑)
まさやんのシカオちゃんをちゃんと聴いたのは、この日が初めて。
なかなか似ていたと私は思います(笑)。このモノマネが見れたのはお得だったな♪
まさ「それにしてもこの歌詞なんやねん(笑)。♪僕の名前はスガシカオだよ〜って(笑)。」
自らツッこむ まさやん。場内爆笑!!
☆「えー、山ちゃん。今度ラーメン食べに行く約束、覚えてますか?
…あと、寝る時にいっつもナイトキャップをかぶるのはなぜですか?教えてください。」
まさ「シカオちゃんやんかっ。ハハハ…。(←さっきのモノマネを引きずってる)
タケ「ナイトキャップ、かぶってるんですか?」
まさ「うん。」
タケ「なんでまた。」
まさ「なんでって、ねぐせ防止やがなっ(笑)。」
タケ「ナイトキャップってそのためなんですか?保温するもんやと思ってました。」
まさ「頭を保温してどないすんねんっ。アホかっ。まぁ、昔からかぶってるからね。」
『えぇぇー!!』
まさ「なわけないやろっ(笑)。まぁ、僕の場合、起きた時にすでに頭が
ナイトキャップみたいなもんやからね。(笑)」
「会場からの質問コーナー」
タケ「それではこのへんで会場からの質問にも答えてもらいましょう。質問ある人!」
『ハーイッ!!』
まさ「じゃ、彼女!…マイク届くかな?」と言って自分でマイクを渡しに行くまさやん。
『今日のファッションのポイントは?』
まさ「ファッション?えー、GAPの宣伝!…ウソ。けど、ほんまにGAPやで。
…でも、GAPのCMええよなぁ。こうやって踊ってるやつ。」
と言って踊り出すまさやん。
『何それー。』『知らーん。』『踊ってぇー。』
まさ「えっ?あれって関西ではやってへんの?」
『やってー!!』の声に「こんな感じ。」と言って踊るまさやん…かわいい。
タケ「じゃぁ、次は…。彼女!」
『私、ギターやってるんですけど、ギターの弦はどれぐらいで張り換えたらいいですか?』
まさ「弦の張り替え時ね…人にもよるんやけど。
1年くらいしたら切れるやろ?(とタケシくんに)」
タケ「切れますね。」
まさ「僕はライブの前は礼儀でいつも弦は張り替えますけども。
まぁ、弦もそない安いもんちゃいますからね
チューニングしても音が合わなくなったり音がこもったりした時かな。
まぁ、人それぞれやから、換えたい時に換えてください(笑)。」
タケ「じゃ、最後にもう一つ。じゃ、そこの男性のかた。」
『これ着て下さい。』とまさやんにTシャツを渡す。
Tシャツには「山崎まさよし」の文字。まさやん爆笑!!
まさ「ありがとう。でもこれ外には着て行けんやろ。〈山崎まさよし〉って、なぁ。」
「で、質問は?」
『えっとー… 年に何回風邪ひきますか?』(まさやんも会場も爆笑)
まさ「年に何回風邪ひくかって!!なんやねんそれ!でも、むっちゃ必死に質問
考えてたのに、出てきたのが“年に何回風邪ひくか”って。(爆笑)」
タケ「で、何回くらい風邪ひきますか? 僕はひかないんですけれどね。」
まさ「何回くらいやろ?年に2度くらいかな、ひどいのをひきますね。」
「…それにしてもなんやねん、この質問(爆笑)。」
よっぽどツボにはまったらしい…。
そして、いよいよ「まさやんのTシャツプレゼントのコーナー」
タケ「これはスゴイですよ。みなさん、今日はこのために来たようなもんです。
じゃ、本人がライブやプライベートで着ていたTシャツを…5名様に!!」
『もっとー!!』『ちょうだーい!!』
タケ「じゃ、7名様に…。いけるんですね?(ステージの袖にむかって確認)」
まさ「えっ?10名でもいけるん?(同じくステージの袖にむかって)」
『いぇーい!!(拍手)』
まさ「…それでは…7名様にってことで(笑)。」
『えぇぇぇー!!(ブーイング)』
まさ「俺のTシャツが減るんやっ!ほんまよく着てたやつばかりやし。」
タケ「それでは…10名ということで。整理番号の抽選なのでハガキを出してください。」
というわけで、まさやんが引き当てた番号の人は、ステージに上がり、Tシャツを
受け取り、まさやんと間近でお話ができ、さらに握手まで!というスペシャル企画!!
私は当たりませんでしたが、きっとステージに上がったら、足がふるえて、
まともにまさやんを見ることもできなくって、話をするなんて
とんでもないってな状況に陥っていたことでしょう。
実際にステージに上がった人も、ただただ、まさやんを見つめて立ちつくすだけ…。
中には、後ずさりしちゃう人も。気持ちはわかります…。
そんなお客さんに、「そんな逃げんでもええがなっ(笑)。」とか言いながら、
まさやんは気さくにいろいろ話しかけてました。うらやましいっす。
「チーフマネージャー穂苅氏が語る、山崎まさよし大阪の歴史のコーナー」
穂苅氏「こんばんは。ネガティブな方のマネージャーです。…って、なんでやねん!(笑)」
とタケシくんにツッこむ穂苅さん。謝るタケシくん。
だから言わんこっちゃない(笑)。
まさやんの大阪での歴史は「ぴあ・デビューレビュー」での招待ライブ。
なんばOCATホール、Act Against Aids (A.A.A.) など。
谷村有美さんやCharさんとのセッション。
穂苅氏「OCATでは、握手会もやったよね。」
『やってぇー!!』
穂苅氏「ごめんっ。今日は勘弁して! 500人はムリ。」
まさ「そうそう、あれはほんまに大変や。終わったら手に感覚がないんよ。」
★実は、密かにこの企画をねらっていた とまと。やっぱムリかぁー。残念…。
Meet the World Beatのサブステージ。
このあとすぐHMV心斎橋店にてインストアライブ。
まさ「ほとんど客おらんかった。」
穂刈氏「みんなMeet the World Beatの方に行ってたからね。」
まさ「そやねん。ほとんど、そんとき店にいた客だけやったやろ(笑)。」
穂苅氏「そうそう。今思うとなんであんなブッキングしたのかって思うよ。すまん。」
とまさやんに謝る穂苅さん。
このあとMUSIC GUMBO MONDAYのパーソナリティーに決まる。
穂苅氏「これは、みなさん、聴いてもらってたと思うんですが、
本当に大抜擢やったんですよ。」
まさ「そうそう、ラジオのパーソナリティーってね、オーディションあるんですよ。
‘ちょっとしゃべってみてっ’て言われて。
そんときからすでにわけわからんことをダラダラしゃべってたんやけど(笑)。」
大阪シネマワイズ(「月キャベ」試写会)、神戸チキンジョージ、
京都磔磔、厚生年金などで弾き語りライブ。
まさ「磔磔ねぇ。あそこはよかったよね。ステージに行くのに、
客席の間をこうやってかき分けて行って、もみくちゃにされてね。」
穂苅氏「そうそう、あの後、アドレナリンのPV撮影があったりしてね。」
まさ「外車乗って、女の子にチュッってされてるやつね。あれ京都なんよ。鴨川沿い。
嬉しそうな顔してるけど、もう大変だったのよ。あん時、体調も悪くてね。
だからあんまり鴨川とか見たないねん。思い出すから。」
穂苅氏「だから京都で打ち上げしたのって、domino Tourが初めてだったんだよね。」
まさ「そうそう。」
Meet the World Beatのメインステージ。
「セロリ」で、うちわを降る手が波のようで…。
穂苅氏「すごくキレイでした。音が伝わるのに時差があるでしょ。
それで、本当に波のように見えたんだよね。」
まさ「ほんまにキレイやった。乗れるんちゃうかと思ったね。」
穂苅氏「実はドラマの撮影の忙しい時にも、ここバナナホールへ来てるんですよね。
Charさんの20周年記念のライブに。」
まさ「そういえば、そのためだけに大阪に来たんだよね。オフ取って。すごいよね。」
穂苅氏「実は、大阪とは本当に縁がありましてですね。ウチのカミさん、
GUMBOのディレクターだったんですよ。
披露宴とかもしなかったんで、このバナナホールで、
パーティーというか、そういうのやってくれたんですよね。
山崎がタキシード着て、司会なんかしてくれたりして。嬉しかったです。」
穂苅氏「それでは、ここでみなさんにカルトQクイズ。賞品は〈山崎まさよし・最初の本〉にも
載っていたと思いますが、業界向けに作った‘山崎まさよしの総て’
というCDがあるんですが、この中には、なんと‘One more time, One more
chance’の
ピアノバージョンが入ってるんです。それを僕が2枚持っているので、
そのうちの1枚をプレゼントします。
こういうことすると、後でポリドールに怒られちゃうかもしれないんだけど。
その代わり、難しいですよ。それでは…なんばOCATホールでやったイベントの
正式タイトルを答えよ。一字でも間違えたらダメです。」
一瞬静まりかえる会場…。そして前の方の人が「はいっ!」と手を挙げ、
つまりながらもなんとか正解。その答えはというと…
「となりの天才よりも凄い奴、山崎まさよしはこんな奴だ、みんな見に来い!」でした。
そういえば、〈山崎まさよし・最初の本〉の中の、過去の会報にそんなの載ってたなー。
でも、思いつかないよぅ。CD欲しかったなー。
タケ「とうとうこのイベントも終盤ということになりました。
最後に山崎さん、一曲唄ってくれるんですよね。」
まさ「はい。」
『えぇぇー!!』『もっとぉー!!』
タケ「そんなこと言うとったらやらんぞぉー。」
タケシくん、そんなこと言わないでぇ。これがファン心理というものなのです…。
♪「コイン」
「コイン」のイントロ…。うそぉー、「コイン」だぁぁ。
〈動く山崎〉の中で、この曲を歌うまさやんにくぎづけになった時から、ずっと
なまで聴きたかった曲…。ほんとうにうれしかったです。
♪気づいたら君の〜 名前を呼んでいるぅ〜
せつなく心にしみる歌声…。まさやんを見つめてききいる。感動…。
とうとう終わっちゃうなぁ…と思った瞬間、ステージの袖にむかって
「もう一曲やらして」というように人差し指を立てて合図する
まさやん。
やったぁー!もう一曲やってくれる!
♪「根無し草ラプソディー」
ほんとうに楽しそうに唄うまさやん。今日ここでまさやんに会えたことにあらためて感謝。
まさ「みんなー 元気かーい?」 『いぇーい!』
♪さびしい夜は〜 君を想う〜 沖に出る船を見て〜
みんなで大合唱。感動的なラスト…。いつまでもこだまする歌声。
最後にまさやんは「大阪
最高!」と言ってくれました。うれしいよぉ。
21:00頃
イベント終了。本当にあっという間の2時間でした。
いつか「お客さんの一人一人の顔が見えないといやだ。」と言っていたまさやんを
思わせるイベントでした。そういう意味で「初心忘るべからず」だったのかもしれません。
そんなまさやんやオーガスタのみなさんの温かい気持ちが伝わる
すばらしいイベントでした。
まさやんやスタッフの方には、いくら「ありがとう」を言っても足りないくらいです。
しかし、こういう形になったからこそ、涙を飲んだファンも大勢いたことも事実。
でもね、まさやんもオーガスタのみなさんもイベントに参加したみんなも
そのことは忘れていないと思います。
このイベントは、「これからもファンの集いを続けていこうね」というメッセージでも
あったと私は思います。きっと今度はもっと大勢のファンを招いて。
だから、これからもずっとずっとみんなでまさやんを応援していきましょう。
まさやんに出会えたことに感謝しながら…。
♪ こうして巡り会ったこと
偶然じゃないかもね
運命の導き信じてみたくなる
♪ そっちには僕の声とどいてますか
擦れ違う季節に思いをよせている
多分ね きっと変わらない
この先どこにいても