ライブレポ No.181
YAMAZAKI MASAYOSHI TOUR 2001-2002
-Transit Time-
’02.01.12(土) 名古屋センチュリーホール
Special Thanks to kimちゃん
こんなことを言ってしまうと申し訳ないのでスガ、今回のYMTTT@名古屋2DAYS
どう考えても2日目の方が出来が良いです。
始まる前はレポを書く気も特に無かったのでスガ、途中(座った辺り)で
「こりゃ書いといた方が良いかも…」と思いメモを取りました。
と言っても曲順くらいしかメモしていませんが。
私の席は2階12列。2階席でもかなり後の方でステージを上から見下ろす感じの位置でした。
ほぼ真ん中に近かった為、ステージ全体が見渡せる位置ではありました。
開演時刻より5分押しでアナウンス。
更に待つこと7分定刻より約12分押しで客電が落ち、街のざわめきや足音のSEとともに山崎登場。
今日の衣装は半袖の黒Tシャツ、上に半袖の白シャツ(ボタンは留めてない)、
下はジーンズに靴はアディダス(グリーンのカントリーか?)。
ステージの上が暗いままギターを弾き始める。客席からの反応は少ない。
「タイム」
山のギターから始まり、いつの間にか登場のキタローさんのベースのフレーズがかぶっていく。
ゲンちゃんのドラムが入り歌いだしたところでスポットが…。
最初にTTTを観た時1曲目にコレを持ってくるのかと驚いたものでした。
何となく気持ち的に入り切れ無いような、ノリノリ(死語)でもなくかと言ってじっくり聞き込むでもない、
この微妙な空気感。
前日はココにかなりの違和感(音的に)を感じたのでスガ、今日は大丈夫。
歌い出しの声も調子良くて良い感じ。
静かぁ〜に1曲目が終わりDJブースのゲンちゃんから始まる2曲目。
昨日と同じく「セロリ」かと思いきや始まったのは
「パンを焼く」
まさか!こう来るとは…。もちろん早口言葉もあり。
君のための〜は手羽先、天むす、味噌煮込みでした。
ここで多分MC「どぅも」くらいしか最近言いませんねぇ(笑)。
「サーカス」「Sleeping Butterfly」
またしてもMCココではちょっと長め。内容は…特になし。
あけましておめでとうとか、今日は色々(名古屋名物)食べてきたとか…。
イスも有る事ですしごゆっくりお楽しみくださいというので座っときました。
「水の無い水槽」
いつの間にかステージ前方にキタローさん&ゲンちゃんが座り、パーカッションが入る。
ここで入るゲンちゃんの木琴(とは言わんよね)のフレーズが結構曲に合ってて好きです。
微妙な音程のところとかが…。しかし今日ちょっと短目。
またいつの間にかキタローさん&ゲンちゃんが定位置に戻り最後は3人で…。
良かったんだけどねぇ〜歌詞が違うねん。
ゲンちゃんのシンバルとキタローさんのベースによる心音から始まる
「心拍数」
声も出てて良かったんだけどねぇ〜どうしてギター間違えるわけ?
「Super Suspicion」
この曲のBメロ(なれ合いの中で〜)でいきなりジャズアレンジになる所が結構好きでし。おしゃれな気がする。
「ステレオ」
さむ〜ぅ〜い一人芝居(落ちを考えてから喋りましょう)から始まる
「2人でParisへ行こう」
後ろのスクリーンにはエッフェル塔と凱旋門が映って雰囲気もまさにParis!
この曲ではキタローさん鍵盤ハーモニカ(あれはピアニカとは呼べんだろう。小学生が使うようなヤツ)を
披露していました。
「晴れた日と月曜日は」
今度はキタローさんWurlitzerです。ちっちゃくなって弾いている姿が音とあいまって妙にかわいい。
ソロもかわいく決まって◎。
「僕はここにいる」「明日の風」
そしてここでMC。センチュリーホールの中庭(?)には高さが3,4階分の大きな騎兵像があるのです。
何故かその話題から仏像の話へ…。曰く「日本で一番大きな大仏って知ってますか?」
奈良!とか鎌倉!とか声がかかる。「あほ!鎌倉より奈良のが大きいわぁ!」
「千葉の何とか(忘れました)のが一番大きいらしいですよ〜
中略(何か知らんが薀蓄結構長い)〜うっさいわ、センチュリーホールのが一番大きい。」
「ベンジャミン」
なんでこのMCの後にこの曲が…。
ライブでこの曲を聴いたのは前日が初めてだったと思います。
昨日は出し切れていなかったサビの高音も今日はちゃんと出てましたね。
そして
「OneMoreTime OneMoreChance」
イントロが始まったところでこの曲は拍手が出るのねぇ〜。
何だかんだ言ってやっぱ「代表曲」なんでしょうかねぇ?
曲自体に対して思い入れが無い私としてはちょっと分からない。
バックに星空が映し出されて結構きれい。
「湿っぽい曲が続きました」に続いて、ガラっと変わって
「カルテ」
バックに赤血球が流れる様子のような映像が流れ気持ち悪さと言うか良さと言うか倍増。
「Fat Mama」
何故か途中、しかも2コーラス目の途中からいきなり早くなったのに崩れなかったのが不思議。
3人のチームワークの良さなんでしょうか?
「っよろしくおっ願いしまぁ〜す」のところでキタローさんが深々と頭を下げていました。
「長男」
キタローさんがベースを弾きながら前に出てくる。そして弾きながら戻っていく。
「ガムシャラバタフライ」
早いっす。この曲だけ聴いたらハードロックかと思ってまう。
この曲で手振り(しかも横)ってどうなんでしょう?
かなぁ〜〜〜り無理があると思うのでスガ…。手ぇ痛くなりません?
「月明かりに照らされて」
ほぼCDと同じイントロ。ベースのフレーズが入るとやっぱりこの曲は良いのよ。
「アイデンティティクライシス〜思春期の終わり〜」
最後の左右2ブロックに分けてのコーラス合戦。キタローさんサイドでした。
こっち側はタイミングが取りにくい。
特に山が「I Feel The Earth Move Under My Feet〜(正式タイトルが分からぬ。歌詞もコレで合ってる?)」と
歌い始めるとつい聴いてしまい入れなくなったりする。
コーラスが続く中キタローさんはスケッチブックに「サンキュ」と書いて退場。
ゲンちゃんは左右両方の振りをしながら下がっていき、最後は山のギターで本編終了。
ステージに灯りが点いてミスペラーズ登場。
シスターは今日もちょっと声がハスキー気味。
「ミスペラァ〜ミスペラァ〜ミスペラァ〜ズ」のパートがいつもと逆だったような気がするのはそのせい?
「中華料理」
ギョーザギョーザ、シューマイシューマイ、の後は
「ひつまぶしひつまぶしひつまぶしひつまぶし、ういろう、きしめん、えびふりゃ〜」でした。
歌い終わって決まったところで後ろ向いてポーズ。
「根無し草ラプソディ」
歌い始めるとつい手拍子が出てしまうお客さん。怒るミス。
でも女のコ(?)なんだから股開いちゃ駄目よ(笑)。
終わるとやっぱり後ろ向いて決めのポーズ。
何故にキタローさんだけ違うのでせう?
「お家へ帰ろう」
「フゥ〜ウゥ〜ウゥ〜ウゥ〜」のコーラスをお客さんも一緒にやる。
最後も皆で合わせて、キタローさんが書いた通り「すげー」。
もう一回「ミスペラァ〜ミスペラァ〜ミスペラァ〜ズ」をやったところでミスペラーズは終了。
毎回思うのだがミスペラーズは多少お遊び入ってはいるけどなかなかに良い企画だと思っております。
そしてキタローさん&ゲンちゃんは相当練習したんだろうねぇ〜(泣)。
宇宙船の出発っぽいSEに「3、2、1」後向いてる山にスポットが当たる。
右手(かな)挙げて「HeyheyheyHeyHey〜」(学園天国@フィンガー5Ver.なんでしょうねこれ)
「Hey!」「Hey!」「Hey!」「Hey!」「Hey!」「Hey!」「Hey!」「Hey!」
ギター無しでハープだけを吹きまくる。結構カッコイイのよコレが。
「審判の日」
間奏でメンバー紹介。キタローさんのソロ長かったねぇ〜。
前日は殆ど無かっただけに余計にそう思いました。
ゲンちゃんソロではゲンちゃんやたらとスティックを飛ばす飛ばす。
2本くらい飛ばしてました。あれはわざと?
飛ばしてもすぐに出てくるんだけど…どこから出てるんでしょ?
最後のコーラスでは山「ご一緒に」と「EveryBady Say」の両方を言うのね。
ココでアンコール終了。
シスター(途中で脱いでるけど)と神父様はお帰りになられました。
あまり間を空けずにステージにライトが。固まっている3人。
一人はジャンベを抱え、一人はパンディロを持ちまるで「夜中に泥棒に入ったけど、
見つかって電気をつけられてしまった間抜けな楽器泥棒の図(笑)」。
パーカッションとギターだけ始まる
「Plastic Soul」
最初にシングルVer.でこの曲を聴いた時はこんなアレンジになるなんて思わなかったけど…。
なかなかどうしてカリビアンな感じ(意味不明)。
途中山がパンディロとサンバホイッスルでソロなんかやっちゃったりして…。
(余談だけど、パンディロってやっぱり皮の部分に何か貼ってるのね。
去年暮に見たブラジルのパンディロ奏者もそうでしたが、山のもそうなってました。数違うけど。)
途中からキタローさんはベース、ゲンちゃんはドラム。
最後の「ラーラーラーラーラ」で客電が点き気持ち良く終わる事が出来たのでした。
毎回思うのでスガ、この終わり方は非常に素晴らしいと思います。
終わった瞬間に「あぁ…終わったのねぇ〜。楽しかった。」と自然に思えるんですよねぇ〜。
前日の出来がイマイチだった上に席が2階のかなり後の方ということもあって、
個人的にはあまり期待していない2DAYS2日目でした。
しかし始まってみるまでは分からないもので、前日に感じたステージとの距離感と
2日目に感じたステージとの距離感では明らかに2日目の方が近いのです
(実際は1日目のほうがはるかに近い)。
同じ会場でも2日やれば2日とも違う。
それがまさにライブの醍醐味だと感じました。