ライブレポ No.184

’04.05.30(日)
80215 special INGNI presents Song Letters -Dear J-STANDARD-

会場:大阪城ホール
出演アーティスト:山崎まさよし、Salyu、沢知恵、STARDUST REVUE、宮沢和史
(THE BOOM)、森山直太朗 and more...
Musicians:G. 山弦(小倉博和×佐橋佳幸)、Apf. Dr.kyOn、Apf. 斎藤有太、
Sax. 山本拓夫、B. 渡辺等、Per. 三沢またろう
Guest Musicians:Apf. 小林武史、Vl. 葉加瀬太郎、G. 押尾コータロー

Special Thanks to hyokoさん


注:かなりMCの細かい言葉とか曖昧です。こんな感じ・・と補足してます。

まず、前の出演者に紹介されてまさやん、登場!
下は・・Gパンか普通のパンツ(ここですでに記憶がぁ・・)で、
上は珍しい(?)白のシャツ。第一ボタンは開いてたかな?
いつもの、「どうも」的な仕草で舞台中央最前に置かれた椅子の向かって右に座ります。
そして、「一人では何なので・・」と言って、押尾コーターロー君を紹介。
この二人のコラボを期待していた人多し!で、場内大盛り上がり。

さて、二人で指ならし〜ってな感じでフリーソロっぽくギターを弾き始めます。
そこから何の曲につながるのかなぁ?FAT MAMA っぽいぞ。と私、勝手に推測。
好きな曲だけど、よく聞いてるから、他の曲がいいなぁ・・と贅沢なことを考えていると、 うん?!こ、この曲は・・
懐かしの西遊記のテーマ、「モンキーマジック」ではないですか?! 
おいおい、そーくるか! でも楽しい。場内大笑い。

一曲終わって、またフリーっぽいフレーズ。今度こそ、か?と思っていたら、
まさやんが突然「サザエさーん!」と叫ぶ。
おい!! マジ?と思う間もなく、始まってしまいました、サザエさん。
歌わないです。ギター2本のみ。でもおかしい。

で、こっから記憶があいまいな上に、セットリストにもメドレーとしかなってないんだけれど、
怒涛の懐かしドラマ・アニメメドレー!で、やったのは、
「太陽にほえろのテーマ」「デビルマン」「ルパン三世のテーマ」。
ドリフの「いい湯だな」もやったかもしんない。・・いや、いいですよ。
私は当然どれも知ってるし。でも20代の人とか、全部わかったんでしょか?
おかしかったのは、「太陽にほえろのテーマ」ドラマでいう、クライマックスの
テンポの遅ーいバージョン(窓際にボスが立ってて、夕日が見えてそうな・・)
だったので、何が始まるのかと思いきや、
まさやんが突然「おまえがやったんだな?」
押尾君が「す、すみません!」(そーくるか!)
ま「まぁ、トンカツ食え」(え?こーゆー場合、カツ丼では?!)
押「はい・・」
ま「ボスこいつが犯人でした」
・・(中略:記憶あいまいゾーン(^^;)・・
ま「いいから、牛丼食え」(メニューが変わってるやん!)
押「まだ食うんですか?!」(ナイスフォロー!(笑))
てな感じ。大うけでした。
最後は、モンキーマジックに戻って、フィニッシュ!
いや、二人ともギタースゴ腕だし、カッコいい!!
んだけど・・・でも・・笑えた笑えた。

さて、押尾君、大歓声の中退場。
一人になったまさやん「なんかシャツがぴちぴちですなぁ」(いや、それはちょっと太った?)
ま「この辺(上半身、胸から首のあたりを指差す)はいいんですけど、横がぴちぴちで」
(いや、だからそれは・・)
「あんまりシャツとか着ないんで、動きにくいですね」(まぁ、ねぇ〜)
などとトークでつなぎつつ、ギターを置いて、おもむろに赤いバラを胸に挿す。
赤いバラ? と、すかさず場内から「何やってんのぉ?」の声。
ま「うるさい、色々事情があんねや!」更に、白の中折れ帽を取り出しかぶる。お、カッコいい。

そして、始まったのが沢田研二さんの「時の過ぎ行くままに」
これ、かなりカッコよかったです。
歌が始まると、帽子と赤バラも似合って見えること!(ゲンキンな私)
サビなんか、まさやんの声にピッタリ!でしたよ。これ、何も楽器を持たずに歌ったのだけど、
2年前と比べるとかなり慣れたのか、手の動きにも余裕がありました。
2年前は、手持ち無沙汰なのか、妙な手振りとかしてたもんね。

そして、次は、ギターを持って、なごり雪。
以前、どこかの弾き語りでこの曲をやった時の音源を聴いたことがあって、その時にも思ったし、
2年前にキョンキョンの曲をカバーした時にも思ったけれど、まさやんの声、
あの少し濁りがかった声、意外と女性の曲に合うなぁ〜と。
イルカさんバージョンでよく聞く曲だけれど、それをまさやんの声で聞くと、
改めて歌詞が新鮮!特に2番のサビ前「時がゆけばおさない君も・・」なんてところはしみじみよかった。
まさやんも終わってから「ええ、歌詞ですよね」とゆっておりました。

そして、最後に、新曲。
まさやん「曲を出しまして。(場内拍手!)引越しの曲です。」(い、いやそーだけどさぁ・・)
この曲で、このイベントならでは?かもしれない珍しことは、この曲をまさやんが楽器なしで歌ったこと。
バックのギターは山弦のお二人でした。
山弦のオリジナル曲にあるような、透明で広がりのあるギターで聞く、「僕らは静かに消えてゆく」は、
生の弦カルテットが加わっていたこともあって、かなり贅沢でした。
オルガン?アコーディオン?は去年のオーキャンでバリバリファンキーな音を響かせてくれたKYONさんだし。
そんな豪華なバックを背に、まさやんゆったりとおおらかに歌っていたように見えました。
だからかな?曲の内容は別れでも、どこかへ向かってゆくような
そういうつながりを感じる演奏でしたよ。

最後にイッコ。
まさやんファンとおぼしき男性が、いつものまさやんライブのように
「cd買ったよ!」とか「(新曲の)3曲目長すぎ!」とか色々ゆってたらしいんだけど、
男性の声が目立つということもあったし、会場が広すぎて何をゆってたかわからない人も多く、
「野次はやめて」という意見がかなり出ていたようです。
まさやんとの会話?は特にONE KNIGHTツアーなどではお楽しみのひとつだけど、
やはりTPOを考えて、場の雰囲気を壊さないように気をつけるのは大事かな・・と思いました。

以上、大阪レポでした!

hyoko

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