ALCOHOLICS ANONYMOUSの略語がAAです。匿名のアルコール依存者の会と訳したらいいのでしょうか。アルコール依存症にかかった方が決心しても、また決心してもアルコール依存の泥沼から抜けだせない悩みは、私にも少しは分かります。何故かというと私も「欠点」を直したいと努力してもなかなか思うようにならないからです。

 AAというのは、経験と力と希望を分かち合って共通の問題を解決し、他の人々もアルコール依存から回復するように手助けしたい、という男女の集まりであります。AAの会員になるために要求されることは、酒をやめたい、という願望だけであります。会費も月謝もいらない。われわれは、自分たちの献金だけで自立しているのであります。AAはいかなる宗教にも、宗派、政党、組織または施設にもしばられていません。また、いかなる論争にも、それが支持・反対いずれの立場からのものであっても参加しません。AAの第一の目的は、飲まないで生きることであり、他の人たちも飲まないで生きることを達成するよう手助けをすることであります。

 AAの会場に入ると無視されると思っていた私の予想に反して仲間は明るく歓迎してくれました。一緒についてきてくれた妻の分もふくめて2杯のコーヒーを作ってくれ、席をお互いに寄せ合い座る席も作ってくれました。そして司会者は最後の10分間を私にくれ、「よければなにか、話してみませんか・・?」と。私は17日間の連続飲酒の間、ずっと酒が止まらなかったこと、ずっと誰かに助けてほしかったこと、会社をクビになったこと、妻が離婚を決意していることなど、支離滅裂になりながら話しました。

 人前で初めて、自分の酒にまつわる行動や孤独感などを話しました。なぜか話し終わる前に涙があふれてきました。妻も泣いていました。仲間は何も言わないで、「貴重な話をありがとう。来てくれて本当にありがとう」と握手してくれました。私が求めていた「助けてくれ」の答えはAAの仲間がしてくれたことでした。日本に依存症で苦しんでいる人の声を受け止める窓口が必要だと考えました。そこで東京中央郵便局に私書箱を作りました。その番号が916であり、BOX(ボックス)は私書箱のことです。BOX−916は苦しんでいる依存者とAAを結びつける命綱なのです。


<問い> 「AAのミーティングは教会がやっているのですか?

<答え> 「会場は教会が多いのが現状です。私も初めの頃はAAと教会は何かの関係があるのかもしれないと思っていました。でも、グループは教会に会場使用料をちゃんと払っているのを知った。教会をミーティング会場として確保し、自分たちで責任をもって運営しているのが分かった。借りやすいことと、集まりやすいことと、安いことがそのわけだと思います。」

                           

 カトリック高崎教会でも毎週月曜の午後7時から旧ホールでAAのミーティングを行っております。電話番号は027(322)6243です。場所は国立高崎病院の入口で、裁判所の隣でNTTの前です。高崎駅の西口の真ん前に21階建ての市役所が見えますから、それに向かって来てください。市役所前で広い道路が右に曲がりますから、道なりに歩いて目の前の信号を左折します。すると裁判所が左側にありますから、その角をまた左折します。そこは国立高崎病院の入り口です。病院に向かって30m位を今度は右折すると、そこがカトリック高崎教会です。駅から徒歩15分位で到着します。車の場合は、国道17号の和田橋信号を21階の市役所の方向に曲がります。30m位の右の反対車線に大きく高崎カトリック教会と看板が出ています。

 木造のホールとコンクリート2階の聖堂がありますが、木造のホールの建物でAAのミーティングを行っております。どうぞご遠慮なくおいで下さい。普段は灯りがついているだけで、人はおりませんが、その日は必ず誰かがおります。10メートル位離れた所に司祭館がありますから、誰もいないときは声をかけてみてください。


                                

 AAには12のステップと12の伝統があります。これは苦しんでいる人にとってとても良いヒントになるに違いありません。安心して門を叩いてください。かならず門は開けられます。

                神様 私にお与え下さい。

                自分に変えられないものを

                受け入れる落ち着きを!

                変えられるものは

                変えていく勇気を!

                そして二つのものを

                見分ける賢さを!

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