チャペル通信
CHAPEL NEWSLETTER

群馬キリストチャペル発行 第5号



わたしは、
あなたをエジプトの国、
奴隷の家から連れ出した、
あなたの神、主である。
       −聖書−


目 次


ショートメッセージ

神の教えー十戒ー


小杉正雄

 今、日本で、数多くの殺人事件、悪質な事件が続けて起きています。特に、神戸で起きた小学生殺人事件は私たちに大きなショックを与えました。
 ひとりの人の凶行が、多くの人を悲しみの中に引きずり込んでしまいました。
この事件を通して多くの家庭で、自分の家は大丈夫だろうかと考えられたことと思います。そして、現在の生き方に不安を感じられた方もあったのではないでしょうか。
 このようになってしまった理由については、様々な角度から説明がなされています。
しかし、もう一度確認し合い、子供達に確信を持って教えていかなければいけないことがあると思います。
 それは法律の基礎となり、今から三千年以上も前から語られている神の教えー十戒ーです。

「あなたの父と母を敬え。
 殺してはならない。
 姦淫してはならない。
 盗んではならない。
 偽りの証言をしてはならない。
 隣人の家を欲しがってはならない。(聖書)」




平安を与えてくださった神様

群馬町在住・診療所勤務


おとなしい子

 私は、幼い頃からずっと、おとなしい子、無口な子で通ってきました。(私の)笑っているところを見たことがない、と言われたこともあるほどでした。人前では、自分をどう表現して良いかわからず、それだけにまた、こんな自分を周囲の人は受け入れてくれるだろうかと、いつも不安に思っている部分がありました。
 中学三年生の時、近所に住む同級生から、「日曜学校は楽しいよ」と話は聞いていましたが、自分から行きたいと言う勇気もなく、そのまま過ぎてしまいました。

ひとすじの光

 やがて高校生になりましたが、友達をつくれない自分の性格のことで悩み、また一人でいろいろ考えることも多く、人生に空しさも感じていました。そんな時(高校二年生の一月頃)、小学校時代の同級生から手紙が届き、その人がクリスチャンであることがわかりました。年賀状だけのつきあいだったので驚きましたが、彼女は、私が悩んでいることを知って、三浦綾子さんの本や、聖書を読むことを勧めてくれました。私は、勧められるまま、三浦綾子さんの信仰自叙伝「道ありき」や、(それまでは本棚にしまい込んであった)高校で無料配布されたギデオン協会の新約聖書を読み始めました。生きる目的もわからず、空しい日々を過ごし、絶えず人の目を気にし、不安の中にいた私に、ひとすじの光が射しこんできたようなそんな気がしました。聖書の言葉一つ一つが心に響いてきました。

  天地を造られた主

 二か月後の三月二十日の日曜日、その同級生の誘いで、彼女の集っていた教会(双葉町キリスト集会ー群馬キリストチャペルの前身ー)に行ってみました。その教会には、日曜学校の話をしてくれた中学時代の同級生も集っていたり、他にも高校生や大学生など年令の近い人が大勢いたことも私にとって良かったのだと思います。また、教会の人たちのあたたかさ、心からあふれ出る笑顔も印象的でした。続けて三月末からの春季・伊香保バイブルキャンプに参加したのですが、そこでは、

私は山に向かって目を上げる。
私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る。
      詩篇一二一篇一、二節

の御言葉が心に残りました。いつも不安の中にいる私を救ってくださるのは、この天地を造られた唯一真実の神様ではないかと思いました。
 教会の人や、そのキャンプのメッセンジャーの方からも、毎日聖書を読むこと、神様に祈ること、集会に行くことの大切さを教えていただき、日曜日の福音集会や、土曜日の学生の集まりにも続けて出るようになりました。それらの機会を通して話を聞くうちに、段々とイエス様の十字架や聖書に書いてあることを素直に受け入れられるようになり、高校三年生の五月にイエス様を信じますと信仰告白のお祈りをしました。そして一年後にバプテスマ(洗礼)を受けました。

本当の平安

 神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
            ローマ八章二八節

 信仰をもってからも悩んだり、いろいろなことがありましたが、その度に神様が守ってくださいました。さらに兄弟姉妹方の祈りにも支えられ、すべてのことを益としてくださる神様に頼って歩み(時々ふらふらしましたが)、十四年が経ちました。
 三年ほど前に結婚に導かれ、教会(群馬キリストチャペル)で、婚約式・結婚式を行なうことができたのも、神様の恵みであると感謝しています。
 本当の喜び、本当の平安…を与えてくださったのが神様でした。この方のことを、いつも覚えて歩んでいきたいと願っています。
 


読書タイム

「耳をすまして」

本田路津子著

 「秋でもないのに」「ひとりの手」「耳をすましてごらん」などのヒット曲により1970年代前半に活躍した本田路津子の自伝である。
 本書は筆者が5年間の歌手生活に行き詰まり、渡米したこと、そして、そこで聖書にふれ、イエス・キリストの救いを経験し、賛美と証の生活に真の喜びを感じるようになった体験が記されている。
 NHK紅白歌合戦に2回も出場した筆者であるが、タレントという特別な感じはなく、普通の人という感覚で自分の姿を正直に書き記している。本の体裁も読みやすくなっており、気楽に読み通すことができる、秋にお勧めの一冊である。
    いのちのことば社 本体800円+税