チャペル通信
CHAPEL NEWSLETTER

群馬キリストチャペル発行 第23号



民衆はみな朝早く起きて、
  教えを聞こうとして、
   宮におられる
   イエスのもとに集まって来た。
      −ルカ21章38節−

目 次


ショートメッセージ

人生の金メダル


小杉正雄

 先ごろ行なわれたアテネ五輪では日本人選手が大活躍し、たくさんのメダルを獲得しました。
 連日報道された選手とともにクローズアップされているのが指導者の働きです。活躍した選手の陰に、指導者の働きがありました。良き指導者の支えがあり、選手はメダルを手にしたのでした。
 さて、選手ばかりではなく、私たちも、この人生において良き指導者を持つことが必要ではないでしょうか。
 良き指導者は良き教えを持っています。
 イエス様はよく教えられた方です。民衆を教え、弟子に教えました。教えられた内容は、神様を信じて人生を歩むこと、神様を愛し、人を愛することでした。そして、何よりも神様ご自身がまず私達を愛してくださっていることを教えてくださいました。
 その教えの結果として、多くのクリスチャンが誕生しました。
 現在世界中で何億というクリスチャンが神様を信じて歩んでいます。
 皆様がイエス様、そして神様を良き指導者として受け入れ、人生の金メダルを手に入れられますようお祈りいたします。


証 9月11日
人生が変わった日

 高麗 光(松井田町在住・大学勤務)



 お証しさせていただける恵みを感謝いたします。

 私は二〇〇一年一一月二七日にニューヨークにあるタイムズスクエアチャーチで受洗の恵みにあずかりました。今日は、どのように私が教会に導かれ、信仰をもつにいたったかをお証しさせていただきます。

ゴスペルを聞きに来ない?

 私が友人に誘われてタイムズスクエア教会に初めて行ったきっかけはゴスペル音楽でした。そこでの賛美はとても元気のいいもので圧倒されてしまったのを覚えています。そのときタイムズスクエア教会に集う熱心な姉妹たちと知り合いになりました。
 留学して美術史を学んだのがきっかけで、聖書を読んでみたいと思っていたので、日本語の聖書を買ってこの機会に読み始めました。しかし、読んではみたものの何か十分に理解できない部分が多いように感じられました。一人で読んでいく難しさを感じ、誘われていた日本語の聖書の学びに二〇〇一年の夏ころから参加するようになりました。クリスチャンの知り合いも増えていきましたが、その頃はまだ教会には足が向きませんでした。

  9・11同時多発テロ

 そのようなとき、9・11のテロアタックが起こりました。乗客を乗せた旅客機がワールドトレードセンターのノースタワーに突っ込んだとき、私はミッドタウンのオフィスに向かって六番街を歩いていました。オフィスへ向かうエレベーター に乗り合わせた女性からそのニュースを聞かされましたが、とうてい信じられるものではありませんでした。オフィスに入り、インターネットのニュースなどを通して、ことの全容が少しずつ明らかになっていきました。
 その日は、非常事態ということで、お昼前にオフィスを閉め、私は徒歩で三時間掛かってクイーンズ地区にある自宅に帰りました。沢山の人たちがクイーンズボロブリッジを渡っていました。橋を渡りながら、ダウンタウンのワールドトレードセンターからは物凄い煙りが立ち上っているのが見えました。
 その週はそれほど感じなかったのですが、翌週から大変な疲れと精神的な落ち込みがやってきました。私はコンクリートの灰をかぶって逃げ延びたわけではありませんでしたし、肉親や友人をあの出来事で亡くしたわけでも、ダウンタウンでツインタワーが崩れ去っていく光景を目の当たりにしたわけでもなかったのに、気持ちが沈みきってしまいました。何の予告もなく、三千人余りの人命が失われた出来事を間近に経験すると、やはり死について、また命についていやでも考えざるをえません。再びテロアタックがあるのではという不安が先に立ち、何もする気が起こりませんで した。
 自分がどんなに望んでも一分でも一秒でも自分の命を短くも長くもできないのだという、あたりまえのことを改めて考えました。人間のもろさ、弱さ、愚かさも痛感しました。

生きて働かれる方

 私たちは自分だけで生きているのではなく、生かされているのだと初めて感じました。
 しばらくは不安で落ち込んだ毎日が続きましたが、この不安を神様にお話ししてみようと思いました。つらい中にあって「神様にすべてをゆだねます。どうか心に平安を下さい」
と祈った後に与えられた心の平安を、今でも忘れることができません。
 それが、神様が生きて働いておられる方であることを私が初めて実感した瞬間でした。

 二〇〇一年一〇月一五日、私は自分自身の罪を認め、主イエス様を私の救い主として心にお迎えしました。そのとき、日本語聖書の学びでいつもリードしてくれた仁平麗姉妹が導いて下さいました。同年一一月二七日、タイムズスクエア教会で受洗の恵みにあずかりました。

   あなたがたが私を選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。 それはあなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。
 
ヨハネ一五章一六節


  
 この御言葉は私が救われたときに姉妹から贈られた御言葉です。

 私はこれまで、病気やけがもなく、不自由なく幸せに、恵まれた環境で育ちました。  今思うととても傲慢だったので、何でも自分の力で努力してがんばって生きていけると思っていましたし、私は神様とは関係ない、私には信仰は必要ないとさえ思っていた時期もありました。しかし神様は、様々な出来事を通して教会へ、また信仰へと私を導いて下さいました。今与えられている状況はすべて驚くばかりの恵みです。  主イエス様は二千年前に多くの奇跡を行われましたが、このように傲慢で不完全な私をも救って下さったことは、一つの奇跡だと心から思えます。
これからも主を仰ぎみて前に進んでいけたらと思います。