バイクからの電源取り出し

電源取り出し加工 費用:約2000円(インバーター等は除く)
なぜ考えたか:
最近は、携帯電話等、何かと電気が必要な物が多いものです。
しかし、ライダーハウスならいいのですが、キャンプツーリング時の電源の確保は、非常に難しいのが現状です。
そこで、バイクから電源を取り出してやれば、すべて解決するのでは無いかと思い、作ってみました。
よく考えてみれば、車用に100Vインバーターが出ているのですから、電源ソケットさえ確保すれば、同じ12V電源のバイクで使うのは不可能な話ではありません。

注意点:
インバーターは防水ではありません。
必ず、水を防げるバッグやボックスの中に入れてください。

今回は、バイクの電源連動にはしていません。
キックスターター車なので、バッテリーが少しくらい弱ってもエンジンはかかると思っているため、利便性を優先したからです。
もし、電源連動にしたい場合は、ヒューズボックスの後にリレーを付ければOKです。
材料 道具
・電源コード:2〜3mくらい(車種による)
・車用の延長シガライターソケット
・電源コード用中間スイッチ(家庭用でいい)
・2Pコネクターセット×2
・ヒューズボックスと&ヒューズ(7.5〜10A)
・6φ丸形圧着端子
・ビニールテープ
・配線保護チューブ
・配線固定用バンド 数本
・ドライバー、スパナ、プライヤー類
・圧着ペンチ
・ハサミ&カッター
作業方法
・まず、バイクを見て、大まかな配線の取り回しを決めます。
車体側のコネクタは、サイドカバーやシート下などにかくれるように設置すると、脱着するとき簡単です。

部品の加工:
・電源コードの先に、バッテリーターミナル(+)と車体アース(-)に付ける、丸形圧着端子を付ける。
(シガライターソケットのコードの先に、シガライタープラグが付いていたら切断する)
・シガライターソケットにモニターランプが付いている場合は、ソケットをバラしてランプの配線を切る。
・ヒューズボックスを取り付ける。(安全のため、ヒューズは入れないこと)

取付:
・バッテリーを取り出し、ターミナルを外す。
・バイク側が適当な位置になるように、先ほど加工した配線を取り付ける。
・コネクタを取り付ける
・バイク側が仕上がったら、インバーター収納位置を考え、配線の長さを決める。
・収納場所に近い方に、脱着性を考えてコネクタを付ける。
・ボックス等の中になる部分に、中間スイッチを付ける。

・端子をバッテリーターミナルに取り付けて完成。\(^o^)/
解説写真

バッテリー回りの配線取付説明(写真はリトルカブ)
赤線は+ 青線は−の大まかな解説です


完成図 \(^o^)/
荷台上の箱は、テストに使った車用のインバーターです。
 
最後に:
電気配線をやったことある方なら、難しくないと思います。
感電やショートには十分注意して作業してください。
この加工が原因で、何かトラブルや事故が起こっても、私(koh1)は一切の責任を負いかねます。
(よ〜するに自己責任ってことで(^^;)

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