1999年度行政学1試験(1999年度行政学期末試験)
1999年9月20日実施
つぎの3問のうち2問を選んで解答せよ(問1、問2。各15点)。
解題を記してから解答すること。
○地方自治制度における大都市特例制度
(都区制度、制令指定都市制度、中核市制度)
の概要および意義を述べよ。解題:大都市特例制度
○政府間財政調整制度(地方交付税交付金および国庫支出金にかかわる制度)
の概要および意義を述べよ。解題:政府間財政調整制度
○現代国家における行政責任のあり方をめぐり
H.FinerとC.J.Friedrichが繰り広げていた論争の概要をaccountability、
responsibilityの概念を用いて述べよ。
解題:行政責任論
つぎの10問のうち5問を選んで略述せよ(問3〜問7。各10点)。
○F.W.Taylorの機能別職長制度[図示すること]
○自治体への授権とultra viresの法理/Dillon's Rule
○R.A.W.Rhodesの福祉国家における国−自治体相互依存論
○3新法の概要および意義
○機関委任事務制度の沿革と功罪
○内閣、内閣制、議院内閣制、政党内閣制
○人事院勧告の意義
○職階制[職種(category)、職級(class)、職位(position)、
職級明細書、職位明細書の概念を用いること]
○代表的官僚制論とaffirmative actions
○Iron Law of Oligarchyと官僚制化論