発見!群馬大学饅頭の巻
 
群馬大学の学生、卒業生のみなさんは、大学のグッズについて聞かれたとき、 何を紹介することができますか?

テレカ?
ロゴ入りバッグ?
それとも学生歌のCD?

(一部の学部に限り)母校に愛着を感じないと言われる群馬大学の風土を考えれば、 それだけでも特筆に値するものには違いありませんが、
今日ご紹介する商品は、それらのグッズを遙かに凌ぐ、 愛校心に溢れた(?)一品です。

ご紹介しましょう。

その名も‥‥「群馬大学饅頭」!

 

‥‥。

いや、嘘じゃないって!

CGじゃないし。
げんれい工房の 「架空製品」 みたいに創作したわけでもないし。

これは、去る2月2日(日)、とあるイベントのインフォメーションスクエアで、 受付嬢をしていた私の元にやってきた、ある男子学生に、売りつけられた 一箱だけ譲っていただいた、貴重なお宝(?)なのです。

今回は、イベント限定販売ということで、入手することができました。

まだ山のように積まれていた饅頭を抱え込んだ彼から聞いた話では、
卒業式や入学式に来ていただいた親御さんたちに、売りつけて儲けよう 記念にしていただこう、というコンセプトで開発された、 新しい群馬大学みやげ、なのだそうです。

 

外装パッケージには、(もうすぐなくなる)教育学部の建物と、 荒牧キャンパスの正門のプレートをあしらい、 なんとか群馬大学らしさをアピールしようと、努力しています。

てゆーか、医学部と工学部の立場は?

(気を取り直して)パッケージを開けると、 そこには6つ並んだ、上品そうな饅頭が並んでいます。
上に乗っているのは、松の実でしょうか?(そうです)

この饅頭、中身はなんと、群馬県内で知らぬ者無しと言われる、 あの「旅がらす本舗 清月堂」で 製造されているではありませんか!
それはもう、間違いなくうまいに違いない。きっとうまいだろう。 うまいんじゃないかな? まぁ期待しないで味わえ。

 

あ、これうまいよ。

甘みを抑えた白あんを、薄い生地で包んだ上品な風味です。
全然わからないって?
グルメ系の語彙が無いんだから、しかたねーべ!?(逆ギレ)

これ、普通にみやげ屋で売れると思うよ。
(みやげ屋で製造しているんだから当然です)
てゆーか、清月堂の普通の商品に、 群馬大学の写真を印刷して包装しただけじゃない?(違うって)

お値段のほうも、観光地価格で、1箱600円です。
ちょっと高いかなー? でも妥当な線か。
イベントではなかなか捌けずに、 先述の男子学生が、必死に売り子さんをしていましたが、 閉会までにはちゃんと、200箱を完売したようです。

あんなに山になっていたのに、どうして‥‥?

撤収の時に気がついたのですが、イベント出展の中年女性たちが、 その手に山とぶら下げていたのは、紛れもない饅頭。

そうか‥‥コイツ、色気で落としたな(笑)



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