Kクーラーステーション管内
2月13、23、26日に雪印乳業玉村工場に搬入された原乳の風味に異常が確認され、加工乳処理となる。2月27日雪印日野工場に転送された原乳(25トン)が受乳拒否され、10トンを関東製酪で全紛、15トンを榛名酪連で生クリーム処理された。
2月27日102戸の合乳の風味テストを行い、異常がみられた15戸を2月28日より出荷停止の処置がとられた。引き続き風味検査を行い、4戸異常が認められ、3月2日より出荷停止の処置がなされたが、3月2日以降3戸に異常がむ発生し、合計22戸が出荷停止となった。3月12日より風味が回復し、停止解除の農家が出始め、4月3日をもって全戸回復し停止がとかれ、風味異常問題は一応終息した。その後も風味検査を繰り返し、不安定乳と思われる酪農家に警告を発し、異常乳発生を未然に防いだ。なお、発生農家の範囲は2市4町1村にわたり、管内全域にみられた。