粗飼料の給与状況
風味異常乳発生に当たり、粗飼料給与不足や給与の種類に片寄りがみられることなどが指摘されている。
カブの給与
一部の地域での給与がみられ戸数割合は51戸中8%弱であった。
サイレージの給与
主にトウモロコシサイレージが利用されているが、K地域では給与農家は4.7%と低いものの、他地域では90%以上の農家で給与されていた。しかし、牧草サイレージはには地域性が顕著に認められた。
乾草の給与
大部分の農家で何らかの乾草を給与していたが、無給与農家も散見された。乾草の種類ではマメ科乾草より、イネ科乾草が多く給与されていた。
イナワラの給与
全体的には80%弱の農家で給与されていた。
ヘイキューブの給与
A地区を除く他の地区では100%給与されていた。地区内ではイナワラより給与率が高かった。
ビートパルプの給与
地域別にみても95〜100%の農家で給与されていた。ヘイキューブ以上に給与されている。
給与粗飼料の種類数
全体では4.5種類であったが、K地区では極端に少なかった