獣医畜産新報、47、989〜991(1994)
下痢を主症状とする子牛の大腸菌症の血清脂質成分について検討した。
血漿からは高濃度のエンドトキシンが検出され、血清脂質としては特に総コレステロール濃度の著しい減少がみられた。
血清リポ蛋白はHDL分画の減少とLDL分画の増加、VLDL分画の増加傾向が認められた。
乳用牛の脂質代謝へ