日本獣医師会雑誌、43、489〜493(1990)

搾乳牛、肥育牛の血清過酸化脂質とαートコフェロール(Toc)、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性の変動を観察した。

搾乳牛の血清過酸化脂質濃度では肥満牛において分娩前後に著しい増加が認められ、Toc濃度とSOD活性は一過性の低下がみられた。

肥育牛では肥育後期にToc濃度が低値を示した牛群では血清過酸化脂質濃度の高値がみられ、飼養条件による変動が窺われた。

 

過酸化脂質へ