音楽著作権ミニ知識


オカリーナが年々盛んになり、プロ奏者のコンサートの他に、アマチュア主体の発表会、演奏会、フェスティバルも増えました。
ホームページで、オカリーナの音色を聴くことが出来るようになりました。
そこで、私たちがオカリーナを楽しむ上で、音楽を正しく利用するために、音楽著作権について、整理してみました。

【ホームページと音楽著作権】

★ホームページに歌詞や楽譜を掲載する場合、メロディを流す場合、ジャスラックに手続きが必要です。
★メロディは、管理者自身の演奏を録音したものであっても、MIDIデータであっても、手続きが必要です。
★著作者には、自分の生み出した著作物の 「そのままの形を守る権利」 があります(著作者人格権)。従いまして、替え歌、編曲の公開は、著作権者本人の了承の上、原曲の権利に基づいたジャスラックへの手続きが必要になります。


早い話、ホームページやブログ で やってはいけないこと

▼自作曲と著作権の消滅した曲以外のメロディを、ホームページで流すこと。数小節でもダメ!  自分の演奏でもダメ! MIDIデータもダメ!
▼自作曲と著作権の消滅した曲以外の楽譜を、ホームページで公開すること。数小節でもダメ!
▼自作の詩と著作権の消滅したもの以外の詩や歌詞を、ホームページで公開すること。数行もダメ!


なお、ジャスラックの許諾を受けますと、「許諾マーク」が発行され、許諾番号とともにトップページに掲示することを指示されます。
著作権者(作詩者・訳詞者・作曲者・編曲者など)没後50年が経過していない曲が公開されているホームページで、この許諾マークが トップページに掲示されていない場合、無許可・著作権侵害ということになります。 そんなページを見つけたら、許諾申請を行うように注意してあげましょう
※外国作品の場合、戦時加算が加わり、およそ10年延長されている場合があります。
※著作権が消滅しても、著作隣接権などが存続している場合があります。公開する前に著作権以外の権利も調べましょう。

【発表会・演奏会開催と音楽著作権】

演奏曲に対して、ジャスラック等に手続きの必要ない演奏会は、下記の 3点をすべて充たしている場合 です。
1つでも該当しない場合は、演奏曲のうち、著作権の消滅していない曲全曲 手続きをする必要があります。
(1)聴衆や観客から、料金・入場料などを徴収しない。
(2)演奏者・演技者・ゲストに、報酬・ギャラ・お礼を支払わない。
(3)営利を目的としていない。

【チラシ・プログラムにおける音楽著作権】

★チラシ・プログラムに、歌詞や楽譜を掲載する場合、その楽曲の詩と曲 それぞれについて出版物としてジャスラックに手続きが必要です。
★著作者には、自分の生み出した著作物の 「そのままの形を守る権利」 があります(著作者人格権)。替え歌を掲載する場合は、先ず 著作者本人の了承を得る事が必要です。 了承が得られたら、原曲の権利に基づきジャスラックに手続きが必要です。
ジャスラックの許諾を受けると「出版利用許諾書」が交付され、記載されている「許諾番号」をプログラム等に掲載することを指示されます。


早い話、手続きや許可が必要な演奏会、発表会、フェスティバルは、

▼入場料が有料
▼出演者やゲストに報酬(ギャラ)が支払われる。(入場無料でも手続きが必要!)
▼営利を目的としている。(入場無料でも手続きが必要!)

▼プログラムやチラシに、楽譜や歌詞を掲載するには手続きが必要!
 (許諾番号が記載されていないチラシ・プログラムは無許可)

著作権者は、詩を書き、曲を作り、それによって生活しております。 著作権料は労働対価 いわば給料のようなもの、 使わせてもらう立場の人が無断使用したり、楽譜・曲集・CDはコピーですませたりと、著作権法を守らないと、売れない曲集・楽譜は出版されなくなり、欲しい曲の楽譜が手に入らなくなります。
著作権者は、生活が成り立たなくなり、新しい作品が生まれなくなります。

タダ働きさせられたら、誰でも怒るでしょう。給料未払いが続いたら、生活出来なくなるでしょう
見つかりゃしないだろう、自分くらい良いだろう・・・という考えは捨てましょう。
オカリーナ界の発展のためにも、きちんと手続きして著作権料をお支払いしましょう。

詳しくは、社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
著作権が切れているかどうかも、データベースで調べられます。
著作権の管理委託事業者は、ジャスラックの他にもありますここをクリック、委託せず著作者本人が管理している場合も あり、この場合 著作権者本人に使用許諾を受ける必要が有ります。

<著作権法罰則規定>
「五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」
 
このほかに、著作権者には著作権侵害に対する差止請求権や損害賠償請求権があります。
「著作権侵害は単なるルール違反ではなく、犯罪です。」と、ジャスラックのホームページ書いてあります。

【19.4.14 オカリーナほうむぺえじ管理人】


★オカリーナワンポイントアドバイス 目次へ

★サイトマップへ

★ホームに戻る