音楽著作権ミニ知識(2)


オカリーナが年々盛んになり、プロ奏者のコンサートの他に、アマチュア主体の発表会、演奏会、フェスティバルも増えました。
ホームページで、オカリーナの音色を聴くことが出来るようになりました。
そこで、私たちがオカリーナを楽しむ上で、音楽を正しく利用するために、音楽著作権について、整理してみました。
ホームページでの利用については、こちらをご覧下さい。


【発表会・演奏会を開催するとき】

演奏曲に対して、ジャスラック等に手続きの必要ない演奏会は、下記の 3点をすべて充たしている場合 です。
1つでも該当しない場合は、演奏曲のうち、著作権の消滅していない曲全曲 手続きをする必要があります。
(1)聴衆や観客から、料金・入場料などを徴収しない
(2)演奏者・演技者・ゲストに、報酬・ギャラ・お礼を支払わない
(3)営利を目的としていない


【プログラム等に歌詞・楽譜を掲載するとき】

プログラム等に、歌詞や楽譜を掲載する場合、或いは、折り込む場合、その楽曲の詩と曲 それぞれについて出版物として使用許可申請手続きが必要です。
入場無料のイベントでも、これは別です。
著作権使用料は、発行部数によります。
100部まで1件 1,600円+消費税  1000部まで1件 1,800円+消費税 です。(歌詞と楽譜を掲載すると2件になります。)
詳細はこちらをご覧下さい。


【替え歌、編曲するとき】

著作者には、自分の生み出した著作物の 「そのままの形を守る権利」 があります(著作者人格権)。
替え歌を掲載する場合、編曲したものを掲載する場合、先ず 著作者本人の了承を得る事が必要です。
了承が得られたら、原曲の権利に基づきジャスラック等に使用許可申請手続きが必要です。
ジャスラックの許諾を受けると「出版利用許諾書」が交付され、記載されている「許諾番号」をプログラム等に記載することを指示されます。

早い話、手続きや許可が必要な演奏会、発表会、フェスティバルは、

▼入場料が有料
▼出演者やゲストに報酬(ギャラ)が支払われる。(入場無料でも手続きが必要!)
▼営利を目的としている。(入場無料でも手続きが必要!)

プログラム等に、楽譜や歌詞を掲載するには、演奏会とは別途に手続きが必要!


許諾申請手続きが面倒! 或いは、著作権使用料を払いたくない・・・というあなたのための方法
1.使用したい曲の作詞者・訳詞者・作曲者・編曲者(著作権者)の没年を調べる。(ネットで比較的簡単に調べられます。)
2.没年が調べられなかったり、没後51年経過していなかったら、使用を諦める。
(亡くなった翌年1月1日から起算して50年間保護されますので、没後51年経過していれば消滅しています。)
3.外国人の場合は、戦時加算が加わることがありますから、さらに詳細に調査して、ダメなら諦める。
4.ジャスラックの作品データベースにアクセスして、権利関係をさらに調査する。「管理状況」欄を見て「消滅」していなかったら使用を諦める。



著作権者は、詩を書き、曲を作り、それによって生活しております。
著作権料は労働対価 いわば給料のようなもの、使わせてもらう立場の人が無断使用したり、楽譜・曲集・CDはコピーですませたりと、著作権法を守らないと、売れない曲集・楽譜は出版されなくなり、欲しい曲の楽譜が手に入らなくなります。
著作権者は、生活が成り立たなくなり、新しい作品が生まれなくなります。

タダ働きさせられたら、誰でも怒るでしょう。給料未払いが続いたら、生活出来なくなるでしょう
見つかりゃしないだろう、自分くらい良いだろう・・・という考えは捨てましょう。

オカリーナ界の発展のためにも、きちんと手続きして著作権料をお支払いしましょう。
詳しくは、社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
著作権が切れているかどうかも、データベースで調べられます。
著作権の管理委託事業者は、ジャスラックの他にもありますここをクリック、委託せず著作者本人が管理している場合も あり、この場合 著作権者本人に使用許諾を受け、許諾料をお支払いする必要が有ります。


<著作権法罰則規定>

10年以下の懲役 または1,000万円(法人の場合3億円)以下の罰金に処せられます。」 
このほかに著作権者には、著作権侵害に対する差止請求権や損害賠償請求権があります。
「著作権侵害は、単なるルール違反ではなく、犯罪です。」と、ジャスラックのホームページ書いてあります。

【H27.9.19 オカリーナほうむぺえじ管理人】


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