オカリーナ・ワンポイントアドバイス


トーンホール(指穴)の位置はどうやって決める?
オカリーナは、トーンホール(指穴)のそれぞれの間隔と、どのような位置関係、角度で配置するかは、決められておりません。メーカー・制作者により微妙に異なります。
形状は、下記のように、細長いものあり、扁平なものあり、ぽっちゃり太ったものあり、そのらの中間あり・・・と様々です。形、大きさに規格がないので、同じ位置に配置することは出来ないでしょう。
(形は、音色、吹きやすさ、操作しやすさを、制作者が決める大切な要素です。規格する事は意味のないことです。)

アルトC管美人コンテスト?

これ み〜んなアルトC管です、吹き口の方向、横から見たところです。
細長いのあり、丸まると太ったのあり、薄くて短いのあり・・・形も長さも太さも様々なのが、おわかりいただけると思います。
太さが倍でも、長さが半分になっていないところが面白いですね。
この写真だけで、どこのメーカー、或いは制作者製のオカリーナか? おわかりの方は、かなりのオカリーナ通です。

開ける位置は、型に印を付けて決めている場合、型紙を当てて決める場合、管理人のように1つ1つ開けている場合とあります。
凛を提供して、よく言われるのが、「指の位置が合わない」と言うことです。
人の手というものは、大きさ、指の太さ、長さ、様々です。
全く同じ「手」「指」なんていうのは、あり得ないのですから、「オカリーナのトーンホールの位置が、自分の手、指に合わない。」なんて言うのは、『当たり前』のことなのです。

中には、「位置をずらしてくれ」 「自分の手に合わせて作ってくれ」などという人まで現れますが、そういう人は、ピアノが欲しくなったら、ヤマ○や、カ○イのショップに行って、「お宅のピアノが気に入ったのだけれど、私の手は小さくて、オクターブが届かないから、1オクターブを1cm短くした鍵盤のピアノを作ってください。」なんて言うのでしょうか?
フルートや他の管楽器のトーンホール位置を、手に合わせて特注する人がいますでしょうか? フルートは開管楽器ですから、トーンホールまでの長さでピッチが決まります、トーンホール位置をずらせば音程バランスが崩れ、音痴になります。

オカリーナを制作するには、音の出具合、ピッチと音程バランス、音色、操作性、吹き口回りの安全性・・・最低クリアしなければならない問題が、これだけあります。使える楽器を作るのがいかに大変か、おわかりいただけると思います。

自分の指にあって、持った手にぴったりフィットすれば、うれしいでしょうが、お考えいただきたいと思います。
ご自分の指にフィットするオカリーナが欲しかったら、自作すべきだと思います。
制作をなさらない方は、市販されているオカリーナに、指を合わせてくださるか、指に合うものをお探しくださいませ。
Ocarina凛は、管理人の研究用に制作しております、ですから当然 管理人の手指に合わせ、管理人の持ち方で 演奏上操作しやすいと思われる位置にて、制作いたします。

いったいどんな吹き方を・・・
管理人 オカリーナをたくさん持っておりますが、今でも新たに買っております。
いろいろなオカリーナを買っては試しておりますと、「この制作者は、いったいどんなふうにかまえて、どんな吹き方をされるのか?」と、首をかしげてしまうようなものに行き当たります。

▲全閉にして持ちますと、手首をひねってしまうような位置にトーンホールがあいているもの、(手首・指・肩が痛くなります。)
▲両手とも、親指と他の4本の指で、オカリーナを上下に挟むような形で持つのが一番安定するのですが、あまりに角度がついていて、オカリーナをホールドしがたいもの、(ちょっと早いパッセージになったら、手が滑って落としてしまうでしょう。)
▲小穴が、指を自然に伸ばした延長線上に開いていないもの、 (曲は、ドシラと順番に音が下がったりばかり致しません、こんな位置で「ソ」より上の音から下の「シ」や「ラ」へ跳躍して押さえられるでしょうか?)

以上は、持ちにくく吹きにくくて、奏者が困るという位置です。制作者にある程度の演奏テクニックがあれば、こんな位置には絶対に開けないと思われます。
演奏技術が上がらないと、良いオカリーナは作れないと言われる由縁です。
腕の良い他の楽器制作者たちは、みな演奏が堪能であります。

オカリーナほうむぺえじ管理人】


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