近年のオカリーナ事情


近年、個人制作者製のオカリーナを目にすることが増えました。
ネットの普及も影響してか、店頭では見かけなかったメーカー、制作者製オカリーナが、ネットで購入できたり、また楽器店店頭にも登場してきました。
オカリーナといえば「アケタ」と思いこんでいたのは、いつのことか!!

オカリーナは他の管楽器とは異なり、粘土を材料に形成し陶芸窯で焼き上げて作ります。(一部にプラスチック製、木製も有ります)
焼きものゆえに、管体の大きさも、形も、管の厚みも、楽器の心臓部である歌口の大きさ・形状、歌口回りの構造も自由自在!
同じ型を使用して、同じ構造に作っても、材料である粘土を替えると、音色、音程、色、手触りが微妙に異なります。

オカリーナは、それほどデリケートな楽器であり、また自由度の高い楽器です。

そのオカリーナを美しく鳴らせるために必要な息の量、スピードは、自由度の高い楽器のため、メーカー・制作者によりそれぞれ異なります。
簡単に音が出せる楽器
音程が合わせやすい楽器
音が出しにくい楽器
音程が合わせにくい楽器
それは 吹き手の個人差(体格、年齢、吹き癖、管楽器経験の有無など)により異なりますので、当館は 開設当初より、出来る限り試奏してから購入するよう、お薦めしております。

今まで、1メーカー・制作者では、各調 一種類の制作に留まっていたのが、複数種類、提供するメーカーが増えました。
これは、大変喜ばしいことです。

かつては、
息の要るタイプ〓〓〓アケタ、ナイト
息の要らないタイプ〓ティアーモ、カンターレ
と、ほぼ二極化しておりましたので、小柄な人、高齢な人、女性の中には、弱い息しか出せず、アケタ、ナイトを吹くのは大変!
体格の良い人、若い人、男性の中には、ティアーモ、カンターレではピッチが上がってしまい、息を抑えて吹くのは大変!
という悩みがありました。

カンターレには、ダブルナンバーという強い息が入れられるタイプ
ティアーモ黒陶モデルには、ソロ用(息の強いタイプ)と合奏用(弱い息のタイプ)
ナイトには、ENSENBLE(弱い息のタイプ)がでました。

それぞれキャッチフレーズが異なりますので、お買いになるとき 迷われるかも知れませんが
メーカー名
息強め
息弱め
カンターレダブルナンバー11C 15,000円スタンダード4C 12,000円
ティアーモ黒陶モデルソロ用C4 26,250円黒陶モデル合奏用4C 26,250円 
 ナイトスタンダードAC 7,875円
FIORETTO(フィオレット)AC 31,500円
ENSEMBLE(アンサンブル)AC 12,600円

今まで吹きにくいと思っていたメーカーのものも、別タイプを試奏してみてください。
なお、息が強め、弱めと言っても、メーカー間では格差がありますので、 吹き比べて、ご自分に合ったメーカー、タイプをお探しください。

個人制作者製は、制作本数が極めて少なく、2タイプを売り出すには至っておりません。
それぞれ特徴がありますので、直接工房で試奏させていただくか、どなかた既にお使いの方にお借りして、試奏してみてから注文されると良いと思います。
当館では、交流会・オフ会で、管理人所有オカリーナの試奏をしていただいております。

以前に比べればメーカー、個人制作者が増えたと言っても、都会の楽器店でも、数種類、数点ずつの品揃えに留められ、多種メーカー・制作者製から、試奏して良い物を選び出して購入するというのは、 まだまだ 難しいですね。

【19.12.22 オカリーナほうむぺえじ管理人】


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