オカリーナ・ワンポイントアドバイス


オカリーナの買い方ー5 チェックポイント
オカリーナは、アルトC管でプラスチック製800円から、陶器製の22,000円のものまであります。
同じメーカー品・制作者製でも、一般品と高級品の2種類を 制作販売している所もあります。
管理人は、ただいま ピッコロC管からバスC管まで7種類57本所有しております。友人知人からいただいたものもありますが、 購入したオカリーナの総額が、680,000円ほどになりました。
制作をしておりますから、制作の参考とすべく、未だにオカリーナを買い続けております。

楽器も例外ではありませんが、商品は、高度な技術を要し、良い材料を用い、手間暇かけて作ったものは「高級品」と称して、高く売られております。
消費者も納得しているこの原理がありますから、オカリーナもお値段が高く設定してあって、「吟味した、こだわりの、傑作、厳選した、プロ仕様、高級品、特別、逸品、」などの言葉を 並べた宣伝文句を附して売られていると、つい、特別に良いオカリーナであると思いこみがちです。

果たして、10,000円のオカリーナは5,000円に比べて、明らかに良いと言えるか? 
20,000円のオカリーナは5,000円に比べて、どのくらい良いと言うのか? 本当に良いか?

実際の所、5,000円クラスのオカリーナの中にも、良いものはあります。
20,000円クラスの高価なオカリーナの中にも、「この値段はなんや〜?」と叫びたくなるような、「鵞鳥の子=オカリーナ」と言うよりは、「鷺の子」と言った方が良いようなオカリーナがあります。

楽器として発展途上のオカリーナには、「高いもの=良い品」という原理が、一様にはあてはまらないのです。
先生に選んでもらえる人は良いですが、そうでない人は、 良いオカリーナは、お値段や外見に惑わされず、たくさん売られている中から、自身で探し出すしかないのです。
善良な皆様が「詐欺や〜、こんなもんいらん!」と叫ばなくて済むように、管理人は願っています。

<良いオカリーナの探し方・試奏の仕方>
最初は音程が合っているかどうかまでは、わからないでしょうが、必ず吹かせてもらってください。
吹かせてくれないような楽器店、あるいは制作者からは買わないこと、吹かれることに自信が ないと解釈しましょう。そんな所で買わなくても楽器店も、制作者も他にいくらでもあります。

試奏させてもらうときの注意!
女性は、口紅はよく落とすこと・・・当然です、売り物なのですからね、汚さないように。
楽器は丁寧に扱うこと・・・これも当然です。

チェックポイント
10本の指で小穴以外のトーンホール(指穴)を塞いだ音・・C管(ハ長調オカリーナ)ならド、F管(ヘ長調)ならファ、G管(ト長調) ならソの音、から指をだんだん離してゆき、全部の指を離した全開の音・・C管ならファまで全部の音が、 楽な息使いで出るかどうか確認してください。
次は、最高音から順々にトーンホールを塞いで行きます。小穴も塞ぎ、全閉の音(C管ならラの音)まで確認してください。
これを何回か繰り返します。上昇も、下降もスムーズな音階が出ましたか? 音程が確認できる方は、チューナー等を持参し、あっているかどうか確認してください。
(楽器屋さんは、音楽がかかっていたり他のお客様の話し声がしたりと、チューナーを持参しても、店頭での試奏ではオカリーナの音を拾えないことがあります。)
音色はどうですか?気に入りましたか? これからしばらくおつきあいするのですから、気に入った音色のものを選んでください。
変な雑音がしませんでしたか?
持ちやすいですか? 指穴の位置が悪くて、手首や首に無理がいくような物もあります。
指穴はきちんと塞げますか? 指穴が大きすぎて、指が入ってしまう・・・なんてのもありますよ。うまく塞げなくてちょっとでも隙間があくとピッチが狂います。テープを巻いて指を太らせたり、指サックをして演奏なんて・・・ねぇ、マンガみたいです。
女性でも、バスC管の指穴まで充分塞げますが、指が極端に細い人は、吹けるオカリーナが小さい物に限定されてしまいます。これは仕方のないことです。

◆通信販売を利用する場合は、泣き寝入りにならないように、 返品交換をしてくれるかどうか確認してから注文しましょう。
返品交換に応じないのは、製品に自信がないため・・・と解釈しましょう!


「吹けない、音が出ないのはあなたのせい、あなたが下手だから・・・」などと、暴言をはく制作者もいます。 確かに、その通りの場合と、楽器が悪い場合とがあります。
しかし、このような暴言を吐くような制作者は、管理人は人間として軽蔑します。 自分の技術を最高水準と思いこみ、それにおぼれている かわいそうな人だと思います。
(管理人も、楽器が音痴だと言ったら、あんたが下手だからと言われたことがあります。楽器が悪かったことは後に立証されました。)

楽器が良いものである場合は、吹く(鳴らす)努力が必要です。
どんな楽器でも、弾き込み、吹き込みをしなければ充分には鳴ってくれません。 楽器が変われば、当然、その持ち味を出す為、生かす為、自分のものにする為に、その努力は不可欠です。
吹き込みもしなくて、「綺麗に鳴らない」などと言うのは、製作者に対して失礼です。 また、演奏者として怠慢以外の何物でもありません。
買ったその日から、美しい音色で吹きこなせるというのは、ほとんど無理でしょうね。

難しいことはわからない・・・と言う方は、高いオカリーナは買わないようにしましょう。

オカリーナほうむぺえじ管理人】


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