オカリーナ・ワンポイントアドバイス


オカリーナ入門編 オカリーナを買ったけど・・・その2
<Q11.オカリーナの分類は?>
誤解している方もいらっしゃるかと思いますが、オカリーナには、メーカー品と個人制作者製のものとがありますが、その違いは・・・といいますと、メーカー品は大勢のスタッフで制作していますから、たくさん流通しています。
個人制作者製は、一人あるいは少人数で制作していますから 流通量が少ないです。これだけだと、管理人は思います。

「手作りと量産品」について
よく、「手作りしている」とか「ひとつひとつ心を込めて・・・」とか「ハンドメイド」などと、わざわざ書いているオカリーナがありますが、メーカー品も、ひとつひとつ人が手をかけた手作り品です、手作りでないオカリーナは、ありません。
オカリーナ制作は、完全機械化は出来ないのです。焼き物であること、音を出し楽器として正確な調律をするということが、極めてナイーブな作業であることが、完全機械化出来ない理由です。
従って、オカリーナを分類するには、「量産品」と「手作り品」 という分け方は正しくないのです。
従いまして、メーカー品=量産品  個人制作者製=手作り品  これも正しくないのです。
オカリーナは、メーカー品も個人制作者製も、全て「手作り品、手作りオカリーナ」です。

「手びねり制作と型を用いた制作」について
たくさん数を作る手段として、型を用いますが、これは個人制作者も同じです。 管理人でさえ、型を用いています。
型を用いない手びねりの物は、ばらつきが大きくなりがちですので、メーカーはもちろん、個人制作者も、ほとんどが安定して制作できる「型」を用いていると思います。

「型を用いない手びねり」・・・というと、
織物で言えば、コンピューター制御の「自動織機」で織った布に比較される「手織機」で織った高級反物のように、 それだけ手がかかった高級品というイメージがあるかもしれませんが、オカリーナに関しては、上記の理由で一概に、 そうとも言えないのです。

<Q.12 音の切り方は?>
オカリーナは、吹きはじめ、スタッカートのついている音、アクセントのついている音、スラーのかかっている最初の音・・・などには、 音の立ち上がりを良くするために、必ず、その音にあった強さのタンギングを行います。
タンギングをしないと、オカリーナがホーホーと鳴る「ふくろう笛」になってしまいます。
それでは、演奏をやめるときは、どうしたら良いでしょうか?

吹きっぱなしにしますと、息がなくなったところで、尻下がりにピッチが下がるか、苦しくなって 最後の力を振り絞るかのように強く吹きあげて、ピッチを上げてしまうこともあります。
音を切る動作が必要です。

1.舌で止める。
2.タンギングの動作をする。
3.唇を離す。
4.息を吸い込む。

上記のようなやり方があるようです。管理人は、主に4番で切っています。
いろいろ試してみて、音楽的に美しく切る方法を会得しましょう。

タンギング→そのまま長くのばす→音を切る
音程が、ゆらゆらと上下しないように、より美しい音になるように、息の入れ方にも気を配りながら、 ロングトーンで練習致しましょう。

<Q13.オカリーナを持っている手が汗ばんで・・・>
緊張すると、「手に汗を握る」と言いますが、オカリーナの演奏も、日常とは異なる行為のため、緊張して手が汗ばんで参ります。
そんなことはないよ・・・とおっしゃる方もいらっしゃるかも知れませんが、ずうずうしい管理人でさえ、本番にはステージにまでハンカチを持参いたしまして、1曲演奏するたびに手を拭います。
この手を拭うという作業は、ほんのわずかの時間ですが、呼吸を整え、次の曲に気持を整えるのにも有効です。

汗ばんだ手で早いパッセージを演奏しますと、手が滑って思わぬハプニングを起こしがちです。
また、滑らかに指をすべらせたいときには、汗で湿った指がひっかっかって曲のリズミカルなテンポを壊すことがあります。

オカリーナは素焼きですから、吹き口から湿った息を吹き込んでも、水分を適度に吸収いたします。 外側だって、少々の汗くらいは吸収するはずなのですが、表面に、保護、つや出し、化粧などのため、塗料などが塗ってありますと、吸収しにくくなるばかりか、汗ばむと なおさら滑りやすくなるようです。

手に汗をかかないようにする方法は、たぶんないでしょう。 手元にハンカチをおいて、まめに手を拭くことですね。

それでは、表面になにも塗らなければ、その方が良いのかと言いますと、焼きっぱなしのゴソゴソ・・ザラザラ・・凸凹のまま、売られているものがありますが、あれは手と口が痛いですし、汚れがつくと落ちません。
表面処理って、結構 難しいのですよ。Ocarina 凛も、表面処理をしております。
どんな感触かは、試奏会等でお手にとってご覧くださいませ

<Q14.C管は、なぜ音が出にくい?>
焼き物のため、綿密な計算に基づいた設計が出来にくいこと、閉管楽器であることなどが原因をにない、内部の形状、息の流れ・・・などなど、いろいろ作用しているのでしょうね。
F管やG管も、角度を探らないと、綺麗に鳴らないオカリーナがありますから、それも含めれば、オカリーナ全体に言えることなのかもしれません。
なぜなのか、明確な理由を書いた本とか見たことがありませんし、誰からも聞いたことがありません。
フルートも、高音を出すには、息を吹き込む角度(息がエッジに当たる角度)を下向きにすると出やすくなるようです。C管はこれと同じなのかも知れません。

オカリーナは、今の形になってやっと150年あまり、まだまだ歴史の浅い楽器です。 より高度の演奏技術、制作技術は、今後の研究に期待するところです。

オカリーナの高音が、綺麗に鳴らなかったら、上、下、斜め、いろいろにオカリーナの角度を変えて綺麗に鳴るスポットを探しましょう。それと同時に、息を吹き込む角度、吹く込むスピードを変えて吹いてみましょう。あまり力まないで、肩の力を抜いて吹きましょう。

おおむね、ソプラノF管、ソプラノG管は、上を向き加減に、アルトC管は、下を向き加減にすると出やすくなります。

<Q15.家での練習>
オカリーナは、音が出ますから、家での練習がなかなかやりにくいです。ご近所から苦情がきますと、家では吹けなくなりますから、 充分気をつけましょう。
※管理人が日頃、心がけていることは下記の通りです。
◆朝早くは吹かない(休日は、ゆっくり寝坊している人がいます、平日以上に早く吹き始めない)
▲夜遅くは吹かない(夜は静かなので、日中以上に遠くまで聞こえます。)
▲受験生、赤ちゃんのいる家庭、夜勤のあるお仕事の家庭がないかどうかサ−チしておく
▲窓を開けない、部屋の戸も出来るだけ閉める
▲だらだらと長時間吹かない(うるさいと思われないうちに切り上げる、時間が短いと苦情が言いにくい)

※ご近所を意識しても、やってはいけないこと
▲弱い息でそーっと吹く (変な癖がつきます、吹くときは、いつもの息の強さで正確なピッチで吹く、或いは、音を出さない運指練習、オカリーナに手をなじませる練習に留める)
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<Q16.オカリーナ教室の探し方>
オカリーナを始めたいけれど、教室が見つからないというメールや、掲示板書込をいただきます。
1.当館の「オカリーナサークル・教室」のページを見て探す。
2.お近くの、地区公民館、学習センター、カルチャーセンター、大学のオープンカレッジに聞いてみる。
3.お近くの、ピアノ、フルートなど、各種楽器教室を併設している楽器店に聞いてみる。
4.お近くのフルート、リコーダーなど管楽器教室の先生に、オカリーナを教えてもらないかどうか聞いてみる。
5.オカリーナ演奏会に行って、出演者の先生の聞いてみる。
6.オカリーナ発表会に行って、出演者に聞いてみる。
7.当館の「オカリーナ仲間を探しています」ページに掲載して、連絡を待つ
8.新聞の無料コーナーに掲載して貰い、連絡を待つ

要は、じっとしていては見つからないと言うことです。
サークル・教室は、あなたの足で探しましょう
あなたに、オカリーナをやりたいという熱意があれば、きっと見つかるでしょう

疑問、質問募集! 管理人にも、わかんな〜い・・・かも知れませんが、ご遠慮なくお寄せくださいませ。

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