愛好者のためのオカリーナなのだから


皆様が良い物しか買わなくなれば、オカリーナ市場から駄作オカリーナが、姿を消します。
音色は、個人の好みもありますから、問わないとしても、音が出なかったり、雑音が混じるのはどうしようもありません。 これは音痴以前の問題です。

「そんなのは、個人制作者製のものだろう。」などとおっしゃる方がいらっしゃるようですが、 個人制作者製オカリーナに、限ったことではありません。
良い物しか作っていないと、胸を張るメーカーもあるでしょう、個人制作者もいらっしゃるでしょう。
しかし、出荷前のチェック漏れなのか、どうかわかりませんが、変なオカリーナが出回っているのも事実です。 メーカーも個人制作者も、出荷前のチェックを、もっと厳重にして欲しいです。

平成13年3月31日


管理人は、やっと・・・自分の演奏で使えるオカリーナが、作れるようになりました。
「オカリーナは、制作者と同じ吹き方をすると、そのオカリーナの楽器としての機能を充分引き出し、その楽器本来の音色で鳴る。」
「制作者の演奏能力を超えるオカリーナは作り得ない」
これを身をもって実践いたしました。
私の吹き方で作りましたから、自分で吹いていて、とても吹きやすいです。音色も気にいっています。
私のように、自分の演奏用としては、これで充分だと思います。
これからは、演奏技術を高める努力をしながら、楽器としてより高い精度を求め、より吹きやすく、より気に入った音色を求めていくことでしょう。

しかし、世間で今売られているオカリーナは、私とは異なり、制作者が自分で吹くために作られたものではありません。
皆様に吹いてもらうために作られ、売られているのです。
皆様に吹いてもらうために作っているのなら、誰が吹いても吹きやすいものでなければ、価値がありません。


「とても息がいるオカリーナで、フレーズが吹ききれない。」
「高音が良く出せない。」
「変な雑音が入る。」

良く聞く台詞です、皆様ご自分できれいな音色で吹けないオカリーナを、なぜ買われるのでしょうか?
調律が不正確で音痴なのも困りますが、普通に吹いて音が出ないようなオカリーナは、最初から、買うか買わないか迷う余地も、良いオカリーナか悪いオカリーナなのか 議論する余地もありません。
自然な息使いで音が出て当たり前、妙な雑音が混じらなくて当たり前・・・
お金を出して買うのですから、当然なのです。

「自分が演奏が未熟でわからないから・・・」
「うまくなれば、きっときれいな音色で鳴ってくれるのだろう・・・」

良心的な皆様は、こんな風に考えるようです、かつての私もそうでした。
素人のとんだ勘違いです。いくら練習しても、出ない音は出ないのです。
制作者によっては、「出たはず、出るはず!」と言いはる人もいます。 しかし、仮に制作者が吹いて出せたとしても、練習しても出せない人もいるのです。
誠実な制作者は、吹き方等アフターケアをしてくださいますが、 吹き方を教えて貰って、ある程度真面目に練習しても、それでも音が出せないのは、その人にとっては、 最初から出ないのと同じです。
単音で出せても、曲の中で正確なピッチで出せなくては意味がありません。そんな、吹く人を選ぶようなオカリーナでは、困ります。

入っていた雑音が、練習することにより消えたりしないのです。
息がいらなくなったりしません、肺活量もさほど増えません。

あなたが初心者であろうと、自分は演奏が下手だと思っていようと、そんなあなたが楽に音が出せるオカリーナを買ってください。 楽に音が出なければ、練習はつまらないものになります。せっかく出てきたオカリーナの芽を自身で摘むことになります。

<試奏と返品交換>
皆様が、試奏もさせないのに買ってしまうからいけないのですね。
買ったものが粗悪品でも、返品交換を申し入れないからいけないのですね。
先日も管理人の友人2人が、県内楽器店で試奏もさせて貰えないのに買ってきて、ダメオカリナなので放ったそうです。 「もしかしたら、良いオカリーナかも知れない。」と思って、つい買ってしまったそうですが、お金が無駄になりました。
貴方が今使っている物よりも、明らかに良いオカリーナなど、そうはないのです。 良いかどうかは、吹いてみなければわからないことなのです、 他の楽器で試奏しないで買う人など、いますでしょうか?

<通信販売は要注意!>
別な友人は、通信販売で2万円で買ったオカリーナよりも、5千円で買ったオカリーナの方が良いそうです。高音に雑音が入るそうです。上のドまでは 綺麗な音色だと言ったって、そうでなくても音域が狭いオカリーナ、レミファが使えなければ、吹ける曲が激減します。 そんなのに2万円払う必要ありません。 泣き寝入りしないで、返品交換して貰うべきです。

<新品でもう修理>
管理人が、おかしいから試奏して欲しいと預かった友人のオカリーナは、明らかにオカリーナに問題がありました。 管理人の技術でも直せたのですが、注意を喚起する意味からも製造元に連絡して直していただきました。

<管理人が聞いて仰天した試奏方法>
(1)見本をおいて、それを吹かせる。
「吹かせてください」と店の人に言ったら、「見本がありますから、それと同じだからそれを吹きなさい」と言われた。
見本もさほど良くなかったが、また買いに来るのも遠いので買い、帰りの車の中で吹いてみたら音が出ず、あまりひどいオカリーナだったので絶句した。
管理人が、直接制作者本人に苦情を持ち込むように言ったのですが、「あのような品を平気で売るような人は、 どうせあの程度のものしか作れないのでしょう!」と言っていました。(ソプラノF管で10,000円)
(2)ストローを吹き口に入れて吹かせる。
吹き口が素焼きのままなので、ごそごそして口当たりが悪い、汚れたら落ちない・・・だからこんな試奏をさせるのでしょう。
試奏とはとても言えず、このような方法では意味がありません。(アルトC管で9,000円)

★試奏とは、気に入ったのを選ばせるために、ちゃんと口にくわえさせて音階でも曲でも自由に吹かせることです。

平成13年2月11日


★管理人室へ戻ります。