やはり、メインメニューは、上の写真、お店の名前の付いた「そば志ん定食」であろう。私の知る限り15年変わっていない定番セットだ(後に聞いたら創業以来20年間同じらしい)。天ぷら定食にせいろそばが付いたもの、いや、天ざるにご飯が付いたものだと、人によって見解の分かれるところだ。そのうち、ご主人に聞いてみるつもり。さて、その食べ方だが。江戸っ子(?)の私は、エビの天ぷらをそばつゆにつけた状態で先にそばを全ていただく。なぜかって、そばが伸びるからだよ。そば通には常識(?)だ。マーその後は勝手にやってくれ。
群馬では有名な煮ぼうとうです。山梨や長野にもあるかな。うどんの太い(平べったい)ものを想像してもらえばいいでしょう。が、少しばかり、しかし人によっては大きな違いがあります。煮ぼうとうは小麦粉を練ったものを平べったく切って、そのまま具と一緒に煮込んだものです。先に茹でていません。従って、すぐのびます。また、柔らかいです。以上は一般家庭の煮ぼうとうの説明でした。
そば志んの煮ぼうとうを食してみたら、先に茹でてあるようであった。これは、主人のこだわりであろう、すぐのびたり、グチャグチャであったら食感も見栄えも悪いと。