今日の短歌
24/1/1
初もうでお参り見つめる狐像赤チャンチャンコに初日の出うつり
1/2
予報では見えないはずの初日の出見えたきれいに雲の間から
1/3
初もうで祈る合わせた手の間きっと暖か夢を包みぬ
1/4
初もうでおみくじ広場賑やかではしゃぐ会話と目の輝きと
1/5
凍ちゃうよ露天のお店の若い人たき火にあたり口笛吹けり
1/6
初もうで露天のお店は寒き故客が来なくても手をこするのみ
1/7
初もうで稲荷神社の入り口は油揚げ売る白装束おり
1/8
初もうで古いだるまを棄てる人既に右手に紅きだるまが
1/9
ら新春の光を浴びてすずめらはおしゃべりしてわれに気付かず
1/10
我が娘迎えておせちならべれば露店で買いしイカ焼きだせり
1/11
新年会親戚揃えば飲むほどにだじゃれでにけり口元あやし
1/12
我が家の正月飾りの朱みかん色鮮やかで腐りもせずか
1/13
親戚がすき焼きつつけば湯気まいてほのぼの顔に笑みがこぼれり
1/14
親戚が集まり見るはDVDハッションナブルな園児の衣装
1/15
テレビでもエべレストからの展望はわくわくするし天上人のよう
1/16
テレビでも格調高きエベレスト君は世界で一番の男
1/17
グルメ旅やっと見つけたおそば屋さんでかき看板小さき母屋
1/18
グルメ旅蕎麦屋の店先水車あり信州蕎麦の薫りが漂い
1/19
寒き故かけそば頼みて回り見てここは蕎麦処盛りそばばかり
1/20
我が町にエッヘル塔と同型と誇りに思いし電塔ありし
1/21
大谷塀ずっしり並ぶその下で春陽浴びてる品良き葉ボタン
1/22
この地にてオレンジミカン目にとまりエンジン止めて色を確かめり
1/23
大寒の風に耐えたえ梅蕾確かに朱く膨らみつつあり
1/24
教え子に聞いては行きしグルメ旅今日はラーメン給食
1/25
凍みた朝高崎向かう電車の灯今日の論議はきっと価値あり
1/26
何時来てもここの魚介は鮮やかでイクラも海老も海にいるよう
1/27
この両家出会いの時からこの店のうまき料理に舌鼓打てり
1/28
われ頭上電線止まりしカラスたち何を語らい何処へ行くのか
1/29
日だまりで我を見つめし斑牛我と一緒に口笛吹くか
1/30
久し振り遠き山並み雪が降り我が家の前も雪国に似たり
1/31
散歩道キャベツ畑眺めれば白き霜露淡き緑葉
2/1
雪雲が赤城を覆う夕暮れは心も底から冷える気もせり
2/2
寒き冬木々の合間に赤い陽が故郷風景映しだしけり
2/3
西の空夕陽輝き沈み行く明日の朝も輝きでなむ
2/4
聳え立つ鉄塔繋ぐ向こうには雪の降る町まさに浮かべり
2/5
空っ風めげず膨らむ赤蕾春をぐいっと引き寄せりけり
2/6
散歩道北から寒風南には赤い蕾の梅の花あり
2/7
我が胸に突き吹く風は雪雲の向こうの向こう春の風なり
2/8
ありがとう音符が歌に化けるとは現代の魔術に感謝感激
2/9
寒き中イベント準備の研究会大きい垂れ幕小さく泳げり
2/10
寒き中落ち葉拾いし我が同僚慰霊祭間近吐く息長し
2/11
父と見た40年前の慰霊碑はもっと大きくもっと鮮明
2/12
イベントが終わって食べるラーメンは皆舌打ち出るジョーク
2/13
少なくも我れらイベント来し人は寒き中でも吐く息見えず
2/14
懸案のチャンコ材料揃えたり魚介の薫り湯気にもうもう朦々
2/15
寒き朝散歩の途中ふと見れば牛舎の鳴き声小さいことよ
2/16
暮れていく寒き青空白い雲映画の如くENDが見えり
2/17
散歩道夕暮れ時の白い雲我の行く先口笛吹けり
2/18
朝の月大きな目して我見つめ今日も頑張れウインクをせり
2/19
靴音に後ずさりする鴨たちの水の波紋が我に近づき
2/20
日だまりに寄せ集まりし鴨たちの姿見ながら走り続けり
2/21
この地では小雨にけぶる街並みも赤城の山には真綿の雲並
2/22
大型店一足出れば橋があり人影なくも鴨が住みけり
2/23
キヨスケで鴨そば食べる立ちながら時計見ながら汽笛聞きつつ
2/24
寒中に熱きコーヒー飲みながら熱き討論頬には汗か
2/25
寒き中線路の向こう静かなり行き先どこか問うてもよいか
2/26
ライトつけ入る列車を名残雪じっと待ちつつ去るを送りぬ
2/27
車窓から白い赤城を見下ろして雲の行方をじっと追いいく
2/28
命日に冗談言いつつ墓参り先生の笑声聞けてるようだ
2/29
新年会今年も賑やか無礼講見つめる優し恩師の写真
3/1
久しぶり雪の多さに耐えられず大きな葉でもきりりとなけり
3/2
久し振り道路に積もりし雪並みは雪かきをした若き頃のまま
3/3
この地でのまれの大雪降る中で介護の車のライト照り続けり
3/4
よく晴れて赤城を見ればまだかすみ春の霞か冬の名残か
3/5
よく晴れて花屋の店先入り際いらっしゃませと春の呼び声
3/6
春なのに梅の蕾が開かない私の心咲いているのに
3/7
面白い標識あると近寄ればペンキ剥がれて空へ向かえと
3/8
散歩道このみちくれば塔が立ちそよ風吹きてシャンソン流れり
3/9
よく咲いた一番花は誰のかな梅は競って春をさがしつ
3/10
雨上がり赤城の雪が見え始め畑のビニル白く輝き
3/11
梅蕾赤城かすみて浮き立つも吹く風寒く震え縮めり
3/12
雨上がり緑も冴えて道も映え春風吹いて我もランナー
3/13
賑わいのスーパー裏の川畔2羽の鴨がさざ波立てり
3/14
雨上がり白雲湧きで梅の花川の畔で匂い広げり
3/15
雨上がりようやく紅に梅の花広き畑が春のうねりに
3/16
少しずつ開いて行くよ梅の花早く咲け咲け私の心に
3/17
鉢買いのチューリップは風揺られ花壇の隅で口笛吹けず
3/18
蒔き遅れ白菜今頃葉が伸びて収穫の夢春風伝えり
3/19
春なのに赤城の山は雪模様赤城おろしは頬を叩けり
3/20
春一番畑からビニル吹き飛ばしそこを越えると春風吹くか
3/21
真っ黄色駅の階段我招きここまでおいで手を取るように
3/22
朝寒くライト突きつけ来る電車我もこれ乗り突っ走るなり
3/23
出発前時計気にして食べる鮨ウニの軍艦沈没しそう
3/24
彼岸過ぎまだ寒さも厳しきも春の呼び声芽の音しきり
3/25
彼岸にて家族揃いて墓参り春風吹いて陽炎揺れり
3/26
墓参り家族揃いてドライブはまだ赤城山白く浮かべり
3/27
噂聞き近くの麺屋食べし麺めんも広いし切れ味ピカリ
3/28
友の墓子等と一緒に捜しつつようやく友が我らを招き
3/29
久し振り家族揃いて墓参り今年は梅も遅れて満開
3/30
梅が咲く赤城の山には白い雪待ち望んでた春の景
3/31
ともかくも真っ赤に染まったホトケノザやっとこ春が燃えて来た
4/1
寒きゆえ春遅かりし我が玄関買いし草花春を叫べり
4/2
遅き春はるを呼びたく花屋にて蕾のさくら買うこと決めり
4/3
遅き春打ち消すように緑の芽ぐいぐい空へ矢の葉突きつけり
4/4
忘れてた4月に咲いた福寿草黄色い花が何度もお辞儀を
4/5
よく見ればシロツメグサとホトケノザ口を揃えて春を歌えり
4/6
春風が梅ほころばせ雪とかし鳥を呼んだり子等を招けり
4/7
元同僚退職宴で花貰うあの笑顔は初めて逢ったとき
4/8
たまげたなうどん天ぷら600円それで味わい超一流
4/9
この店のエビ天カレー看板でさすがに匂い店中広がり
4/10
見つけたぞおふくろの味20年振り味も地粉切り方まばら
4/11
思いがけずおほくろの味地粉食べ母の背中の匂いと同じ
4/12
春遅し思い菜の花よく見れば黄色き花にもう蝶の群れ
4/13
鉄塔の下にはポピー群がりて五月蠅き程にシュンカ歌えり
4/14
ともかくも花満開でモー娘あの歌聞いて昔をしのぶ
4/15
葬儀終え膳に並びし料理には亡き優し人の心配りが
4/16
久し振り会えると思い楽しみにしてたのにそが通夜の写真とは
4/17
遅くとも桜満開朝気ぶる我が心は三分咲きなり
4/18
知らぬ街枝垂れ桜の艶やかさ美しき人も振り返り見り
4/19
我が街の桜並木は遅れても鉄塔映えて今年も撮りぬ
4/20
鮮やかな緑の芝を手入れする人の水しぶき陽が集まりき
4/21
植物園門前座る獅子の像客を見つめる目の大呂かさよ
4/22
久し振り植物園の広い庭我が家の庭と思うは難し
4/23
植物園青芝映える白き像ローマの春風いつの間に吹き
4/24
植物園緑の柳吹き流れ池のハスの葉一緒に泳ぎぬ
4/25
10thと花壇に貼られし植物園しみじみ昔の花を浮かべぬ
4/26
園前のトーテムポール招く手は欧風じみて迫力乏し
4/27
ようこそと駅の床上張りられし実物大のSL列車
4/28
昼間からライト一杯照らしつけ客待ち続くローカル列車
4/29
時間なく駅売店でソバ食うも初めて肉蕎麦うまき驚く
4/30
会議中資料を撮りし携帯は震えも多く視点定まず
5/1
我が友の福祉作業所のイベントデー朱い幟に緑風揺れり
5/2
テント張り生ギター流れイベントデー福祉の友が口笛吹けり
5/3
日々育つトマトの苗は浅緑何れ真っ赤な熟味浮かべり
5/4
桜散り緑葉繁り木々の枝は黄緑菜の花じっと見つめり
5/5
今年また根性朝顔出番なり道路の端で活路漲り
5/6
プランター夏日が続き急激に芽が出る勢いチョウチョも知れり
5/7
古草履ペンキ塗り上げよく見れば新し草履見えるは嬉し
5/8
雨上がり足もと見れば鮮やかに欲しき朝顔我を覗きぬ
5/9
思わずもブロック穴から顔出すはおどけ気分で蒔いた大根
5/10
ひょうきんな蜂がボタンの蕾上顔の形に作るはおかし
5/11
蝶々追いやっと捕らえた瞬間もシヤッター震えて蝶は飛び行き
5/12
屋根の上我を見つめる鳥一羽鋭き嘴レンズ通れり
5/13
Gパンを染めて干したるベランダは春の日差しが斑に照りゆき
5/14
あちこちに朝顔の芽がでてきたよ今年は自然の蔓畑できそう
5/15
ようやくに夕顔の芽でてきたぞ今年はごつい白花咲きそう
12
2011
1/1
初日の出またこの瞬間捉えたぞ今年も不死の魂吸い込む
1/2
赤鳥居くぐり初詣せし人は足も軽やか顔も鳥居色
1/3
初詣何を願うか分からねど背中に光る初日の出かな
1/4
初詣終わりて人は露店前温かきもの受け取る手白き
1/5
初詣客が途絶えてたき火の灯白き霜の上休める赤い手
1/6
年明けて赤城の山白くなり今年も我に澄心授けり
1/7
玄関で首曲げ見下ろすしめ飾り消えてもずっと我を見つめむ
1/8
今年こそ巻けよキャベツ逞しく霜が降りても口笛吹けよ
1/9
寒き中かき菜の葉っぱはすくすくと育って蝶の舞を夢見けり
1/10
年明けて赤城の山から吹く風は木々も心も跳びぬけり
1/11
北風に耐え忍びながら青々と春を待ちつつ伸びるはキャベツ
1/12
赤城から雪風吹いて頬打つもパンジー畑は心温まり
1/13
年明けの紅色椿鮮やかに我の心に春を呼びけり
1/14
梅便り聞いて公園訪ねれば霜柱めが足に絡めり
1/15
梅便り聞いて公園訪ねれば紅梅我にウインクしせり
1/16
山間から見えたふるさと街並みに大声出しても声は返らず
1/17
梅の下掃除係の背中には斑の日差しが優しくしのびぬ
1/18
梅便り誘われ白梅探したらほんの一輪開く間際なり
1/19
七七忌同級生の菩提所は実家の墓のすぐ側なりき
1/20
七七忌厳寒の中を同級生友を拝もうと本堂へ急げり
1/21
七七忌和尚の澄んだバリトンが友のカラオケ想い浮かべり
1/22
七七忌友の写真と並びつつ同級生も笑みを浮かべり
1/23
94才法事で隣の元気者弁舌さわやか後光が射しけり
1/24
ともかくも友の法事が終わりけり同級生の包む手鮮やか
1/25
空晴れて息子休みで高速でにわか旅行は雲をも動く
1/26
久し振り旅の途中の担々麺ぴりっと辛く瞳に滲みぬ
1/27
ラーメン屋手洗いの前のシクラメンピンクの花が心を洗えり
1/28
のど乾き小さきPA寄りたれば幟たくさんとくとく鳴りけり
1/29
寒き中蝋梅の里訪ねれば熟年多く足音高けり
1/30
蝋梅は寒き中でも黄色花春を呼びつつ口笛吹けり
1/31
旅の途で寄りし海辺の鮮魚店店員も魚も飛び跳ねており
2/1
接戦で勝ちしザッケの握り拳かたきが硬きが故に震えも多し
2/2
久し振り跨線橋から眺めいる遠い想いも今は間近に
2/3
小さな駅の自転車置き場は見事なり緑のジャンパー着ている人おり
2/4
久し振り車窓から見る浅間山白く光りてウインクしせり
2/5
月一度歴史研究の我がメンバー老いても瞳が光り続けり
2/6
月一度研究会後の楽しみはその都度替わるグルメの味なり
2/7
元同僚偲びて語る想い出は八十路で書きし詩画の染みなり
2/8
数年前おいしさ求めピザ頼む苦しさ越えたスパイスイマイチ
2/9
土鍋にてラーメン作りて麺かめば昔の宿直湯気に浮かべり
2/10
1年前の嫁ぐ娘の家族らと同じメニューで会食をせり
2/11
賑わいしホームセンターの川畔我の足音鴨ら気づけり
2/12
誰かしら競技場の裏トイレ赤き椿を活けし娘は
2/13
いつのまに咲きし梅花いとおしく幼なじみのどうよう聞けり
2/14
初雪がほんのり車の屋根の上見渡す木々も負けずに輝き
2/15
雪の間を走る車は遅かりき迎える木々も口笛吹けり
2/16
家族してコンロ見つけに数店舗質問するも早口なりき
2/17
ガスコンロ数件巡り買った後園の梅花くっきり開く
2/18
懸案の家族揃っての梅見会3分の梅も満開気分
2/19
雪の日に届きし本はITで阿川の名筆素早く読ましぬ
2/20
久し振り大雪降りてかき集め人物像が子犬になりぬ
2/21
雪がやみ樋から流れる水の音春一番を口ずさみけり
2/22
寒き冬痛みしパンージー多き中にょっきり雪を蹴落とす華あり
2/23
雪降りて校庭一面雪だるま今も昔も子らは天才
2/24
雪降りて小学校へ足が向き昔の我を覗きに行けり
2/25
久し振り雪が畑を白くせり赤城の山も伏し目がちなり
2/26
雪の中によっきり立ちぬ看板は寒さも知らず演説をせり
2/27
雪がやみ青空浮かぶ鉄塔は赤白映えて春歌うたえり
2/28
まだ寒き花屋の店先賑わしく春の口笛合奏になりぬ
3/1
平日の息子の休みに高速で梅見見物晴れやか面々
3/2
偕楽園少し早過ぎ思いきやによっきといでししだれの梅が
3/3
梅見客相手に必死に猿回し機嫌取りトリサルをまわれり
3/4
梅娘我とを撮りし我が息子ポーズを取りて紅梅色に
3/5
梅花の下で近くの町の職員は頭下げ下げカタログ配りぬ
3/6
念願の那珂湊での生寿司は海の香りと爽風しきり
3/7
賑やかな鮮魚売り場の相向こう港の船の汽笛は聞こえず
3/8
那珂湊回転寿司の具たくさん目も食べ過ぎて皿は重なり
3/9
漁港での鮮魚売り場は声高い売り子の声に魚躍れり
3/10
漁港での鮮魚売り場の刺しマグロ活きも良ければ値下げ粋よし
3/11
高速のスカイタワーは迫り来る待望梅見の家族旅行
3/12
高速の初めて見える標識は紺碧空にグリーンホワイト
3/13
奇妙なり笠間のSA壺と石芝生の上で塔より高し
3/14
月一度いつもの時刻にこの列車光るライトに想いをはせる
3/15
寒き日にミドリのジャンバー着し人は自転車守る天使様とは
3/16
月一度研究会の昼食は厚きかき揚げ熱き想いも
3/17
親戚が法事おわりて団らんはこたつにあたりて昔話だけ
3/18
親戚のにぎわう集まりマスコットシャツのポケット可愛いマウス
3/19
寒き堂低音響きし袈裟衣兄と姉とを浄土に迎えり
3/20
寒き中法事終わりて墓前は線香の煙と姉の面影
3/21
形振りをかまわず道止めて給油待つドライバー顔は地震の影あり
3/22
給油所休業中の看板ににそんなの変だと睨み続けり
3/23
寒き空送電線に白い雲今日の停電いつまで続く
3/24
春なのに赤城も白く風吹きて自転車ベルも聞こえず寂し
3/25
地震より恐ろしきかなパニックがお店の棚を払いのけたり
3/26
長き冬彼岸が近しふと見ればホトケノザたちが口笛吹けり
3/27
久し振り家族揃いし墓参り帰りは名物カツ丼食べり
3/28
久し振りソースカツ丼老舗にてカツカレーの味またまた格別
3/29
墓参り出掛ける家族の背中には彼岸の日差しと紅梅の匂い
3/30
彼岸の日娘等集まり墓の前幼き頃の可愛い手小さき手浮かぶ
3/31
新しき我が家の墓をそれぞれが掃除する手はきびきび動けり
4/1
見つからないきちのパンフレ頼もうと思い棚からきちの笑顔が
4/2
プランターようやく1本ネギの苗大きくなりても温かさ揃わず
4/3
卯月なりルピナスはなもでかくなり天狗の団扇も見事育てり
4/4
寒き冬永きにパンジー燻るも卯月の日差しに目が覚めにけり
4/5
菊の葉が卯月の日差しに照らされて挿し芽になるのをせかれているなり
4/6
今年こそ日光キスゲ咲いたると我を見ながら口笛吹けり
4/7
大震災しばらく経ちて散歩せりいつの間にかにレンゲが連なり
4/8
大震災しばらく経ちて高速道数も速さも元に戻れり
4/9
名物のソースカツ丼食べ歩き厚きトンカツほとばしる肉汁
4/10
名物のソースカツ丼屋の目印は山より高き看板なりき
4/11
我が親父家族揃っての墓参りこれも息子の成長なりき
4/12
彼岸過ぎ割引セールの切り花は墓前活ければ鮮やか色に
4/13
入学式過ぎても咲かぬ桜花今年は寒き震災の年
4/14
入学式過ぎてから咲きし木蓮は匂いもなければ想い出もなし
4/15
白赤の鉄塔絡みし桜花未だ蕾も開かずじまい
4/16
春風がようやく吹きし散歩道黄と紫の色のオンパレード
4/17
寒き冬ようやく過ぎし庭隅に白き水仙群がり咲け
4/18
菜の花がようやく咲きて我が心春風吹きて鳥声聞けり
4/19
ふと見れば庭の片隅ヒヤシンスいつの間にかに私の中に
4/20
遅き春ヤキモキしながら種蒔きぬ早く芽を出せ早く葉を出せ
4/21
春が来て外でパソコン打ちながら白木蓮の香り一気に吸い込む
4/22
春風が桜とポピーを呼びにけり一緒に唱歌を絶唱しながら
4/23
入学式過ぎてしまった桜花気前悪そうに口笛吹けり
4/24
赤く燃ゆ我がときめく桃花確かにあの時この色だつた
4/25
高速のパーキングエリアに桜散る旅の疲れに頬までつきぬ
4/26
久々の息子の休みで高速を走ると標識我を招きり
4/27
水沢のうどんは白くて艶やかで白き想い出味が染み入り
4/28
久し振り家族で来りし公園はまだ色とりどりのポピー畑なり
4/29
家族してこの美しき桜草何度も何度も振り返り魅し
4/30
そう言えば去年もここの桜祭り焼きそば食べて冗談言いけり
5/1
これ程に赤黄白桃鮮やかさ初めてパークのチューリップなり
5/2
展望台登りチューリップ眺めれば名画数枚目の辺りに見え
5/3
うっとりとツツジを見入る知らぬ客花好き母の横顔よぎりぬ
5/4
見たかった千本桜の並木道葉桜なりても心に舞い散り
5/5
道端にタンポポありて覗き込む幼き友の唱歌聞こえり
5/6
孫連れて写真撮りし初老の人芝桜バックに満面の笑顔
5/7
ふと寄りしボタン寺での紅き花昨年嗅ぎし幸せの香
5/8
道端のボタン祭りの幟旗揺れども車通り過ぎ行き
5/9
ボタン寺我らと同じなりをしてボタンを見入る若き旅人
5/10
ボタン咲きフジは咲きしか眺めれば竹藪の前にちょっこと隠れし
5/11
天気よしボタンは咲きどき香りよし人声せぬはほんに淋しき
5/12
幟ありボタンきれいなこの祭り露天賑わう声が懐かし
5/13
我が古稀の祝い帰って家の中もう一度踊る息子のてくび
5/14
カラオケの鮮やか色の字幕には青春の想いすでに遠のく
5/15
古稀祝いカラオケ熱演踊り終え息子ねぎらい笑顔と拍手
5/16
古稀祝いせめて十八番を精一杯歌うのみですお祝い返し
5/17
古稀祝い子等が探した味のみせ食べる前から胸沁みる味
5/18
古稀祝い乾杯ビール飲み干して子等を見渡し酔いが深まり
5/19
古稀祝い思い出話深まりて各年代の写真浮かべり
5/20
念願のウニを頬張る我を見てポーズ指示する娘のシャッター
5/21
神無月目指して植えた挿し芽苗順調伸びて菊の香感ぜり
5/22
朝顔の鉢も地植えもほぼ終わり後は柵間の彩色待てり
5/23
狭き庭ひまわりの種壁下に蒔きてキャンパス仕上げ夢見る
5/24
庭隅に今年も咲きしイチゴ花今年の紅さはケーキに似合うか
5/25
色濃くて大きいなす苗見る度に父の小さきなす苗よぎりぬ
5/26
エンドウの紫花が咲き誇り我が家の庭隅口笛聞けり
5/27
まだ咲きし鉢のパンジー片付けしせめて庭隅豪華に歌え
5/28
我が家の目印なりし青風車人来る風に気づかず回りぬ
5/29
緑芝夢見て手入れ施しも隣の芝の濃さが気になり
5/30
挿し芽から3本仕立ての枝分かれ自然の力に頼るほかなし
5/31
種蒔きて毎日覗きしプランター我が見るとき必ず芽が出り
6/1
教え子に勧められ来たイタリアン女性の声のパスタの響き
6/2
イタリアンピザバイキング初めてでいつのまにまに隣と一緒
6/3
イタリアン初めての店のバイキングつい取りすぎてポーカーフェイス
6/4
二十年前ここで描きし松並木どこかしらじら内緒の話
6/5
平日の薔薇公園は車椅子しきむ音色は雨蛙かも
6/6
また来たよ薔薇トンネルは手を出して我を迎えてオーボエ吹きぬ
6/7
知らぬ間に真っ赤になりしイチゴの実初恋の味思うも嬉し
6/8
何処からか熟年夫婦が集まりしただのバラ園笑顔が響く
6/9
何故かしらバラ園よりも美しき薔薇の数々見入る人々
6/10
いらっしゃいよくよく見れば馴染みなり施設で一緒の口笛聞けり
6/11
施設祭厨房見れば教え子が撮ってもいいよ笑ってポーズ
6/12
我が友の施設祭りは朝早く呼び声高く澄んだ青空
6/13
パッタリと施設祭りで教え子は昔のだじゃれ何度も言いぬ
6/14
久し振り施設バザーの焼きそばを机上に置きてニオイを嗅ぎぬ
6/15
震災で据え置かれてた同窓会友の手料理何度も味わう
6/16
法事前友を偲びてカラオケで友の十八番を何度も歌いぬ
6/17
月一度研究会の帰り道回転寿司で軍艦三昧
6/18
初めての回転寿司屋で頼みしのわさびの味に涙溢れし
6/19
教え子に教えられにしソバ食えば教え子顔が傍にちらつく
6/20
久し振り競輪間近に眺めれば危険をおかす輪音激し
6/21
競輪の中継テレビのアナウンサー派手なスーツを目の前で見れり
6/22
古稀祝い父の日重なり子ども達派手な上衣を贈ってくれり
6/23
通夜準備ハプニングありて遅れるも係員の手震えるもせじ
6/24
通夜終わり我が家の手はず万全で肴も酒もかなりの美味なり
6/25
葬儀式楽器のリズム合唱は2人の僧の芸術力なり
6/26
葬儀場窯待つ間子供らは祖母を見ながら水を替えており
6/27
待望の家族旅行車から天気の変化そのまま顔に
6/28
初めての松本城は黒ずんでにわか雨にも堂々見下ろす
6/29
松本城格子窓から眺むるは400年前の晴れ姿の人
6/30
松本城堀の鯉等はゆったりと笑みを浮かべて我を迎えり
7/1
初めての松本城の案内板鮮やかな緑涼風吹けり
7/2
お月見の櫓の入り口つつましく月を浮かべて麦笛吹けり
7/3
急なりし天守の階段登りしは紅い布上白い首飾り
7/4
松本城天守の中の火縄銃昔の武士の呼吸感ぜり
7/5
200キロしたすら求めた蕎麦の味シコシコ感触万歳叫べり
7/6
撮れますよ言われて撮った掲示の絵ちひろの笑顔いくつも感ぜり
7/7
美術館見る人見る人つつましくちひろの姿と重ねて見えり
7/8
美術館通路に並ぶ強者はユーモア富んだ現代の刻み
7/9
安曇野の道の傍ら道祖神我に憚らず仲睦まじことよ
7/10
芝刈り機壊れて買おと思いつつ壊れたハサミ急に動きぬ
7/11
植木鉢植えしトマトは意外にも多きな実をなし我を見下ろし
7/12
暑き折朝顔鉢は気を抜けばみるみる葉っぱは青ざめており
7/13
朝顔とデプラデイインがそろい踏みようやく我が家の夏本番が来
7/14
午前5時薄暗き中我が家族旅行出発日の出見ながら
7/15
5時にのに雲も跳ねてる青い空家族みんなもハイウエー満喫
7/16
ひっそりと我ら等を見下ろす金沢城松の木抱えて咳払いをせり
7/17
手づくりの七夕かざり賑やかに声が聞こえる地方パーキング
7/18
兼六園老人無料と子ども達我らに免許提示せよと言い
7/19
初めての金沢城は広き芝越えてようやくによっきりきりと
7/20
民宿の夕飯豪華たいはまちついつのまにかにおかわり三杯
7/21
兼六園豪華な庭園よりもなお古きせせらぎ心に響きけり
7/22
兼六園猛暑で歩いてさあ帰り親切タクシー神仏さま
7/23
夕飯も温泉朝飯満足で日の出を見つつ民宿去れり
7/24
世界一長いベンチの徒競走我ら家族は途中でポーズ
7/25
初めてのトンネルを越えて北陸の家族旅行はうたた寝もせず
7/26
朝市であれよこれよと味見され生きのいい声魅せられ投了
7/27
初めての輪島の朝市賑やかでシワのおばさん娘の呼び声
7/28
初めての近江市場の見学も夕立切れて土産もどっさり
7/29
見所が多くて昼食午後3時寿司屋の職人粋の良い声
7/30
千里浜なぎさをドライブ家族客車単位で海水浴せり
7/31
高速の空はいつまで明るくてはよつくようにと道案内せり
8/1
親戚が法事の終わりて語るのは亡き人よりも料理の談義
8/2
法事待つお寺は日陰屋根下は園児の遊ぶ黒板広し
8/3
七七忌家の近くのお墓には艶ある石塔艶ある赤筆
8/4
念願のエコカーテンに赤白黄花に魅入るは日の出前
8/5
成りました植木の鉢に赤トマト戸よりも高く手より大きく
8/6
霜月を目指して菊が細やかに身繕いする大雨の後
8/7
庭隅に名が出てこない白い花初恋の人に似てハミカミヤなり
8/8
キュウリの実何故に保護色使うのか我を惑わし笑うためだろか
8/9
ひまわりよ天に向かってぐんぐんと背いを伸ばして口笛吹けよ
8/10
初めての大トマト作りは苦戦中赤黄青とが斑に描けり
8/11
散歩中眺めてみれば白い雲高速道の上に走って行けり
8/12
町祭り倉庫の隅でチンドン屋練習しているよ運動パンツで
8/13
町祭りロングスカート浴衣がけいろいろ行き交い靴音高し
8/14
町祭り焼き鳥を焼く若き人慣れぬ手つきで掛け声高し
8/15
町祭り幼き子どもの笛太鼓観客のようによそ見をしており
8/16
フアンの前深く礼する松田母子を想う母の涙は光けり
8/17
葬儀場松田のファンはメッセージ絶唱続け蝉らも加わり
8/18
馴染みある葬儀場にてファン達松田を偲びカードを広げり
8/19
年一度恩師の為の墓掃除終わって撮った俺等の意気込み
8/20
暑き折2時間かけた墓掃除終わって恩師に微笑み語る
8/21
暑いよねでも昨年よりやりいいよ笑顔で語る古稀の我が友
8/22
早きもの新盆迎える我が友が写真で語る菊の極意を
8/23
盆迎えお墓の花を生ける子は帽子かぶりて八木節吹けり
8/24
墓参り終わって寄ったうなぎ屋は母が大好き格子の香り
8/25
わが娘お店のうな丼初めてと何度もタレのにおいを嗅ぎぬ
8/26
我が家のエコカーテンは雨に濡れ色鮮やかにはなをそえけり
8/27
我が家のキュウリ終わりで苗屋での秋キュウリ見て早速植えり
8/28
葉月雨かきの菜種を蒔けいけば次の日早芽が収穫呼べり
8/29
雨降りて鮮やかなりし朝顔は和服を着いる若き母なり
8/30
日曜日会議の後の昼食は人出が多く電車遅れり
8/31
天つゆに蕎麦を入れてる我の腕そっと叩けり初恋似の人
9/1
遅なりのトマトようやく秋風に吹かれて頬を紅く染め行き
9/2
ミニスイレン秋風吹かれ消え行けりそれでも緑想い出残せり
9/3
胸付けて芝生の目線でなす撮れば穏やか波にヨットの群れが
9/4
秋の朝青赤白の朝顔が短き夏の想い語りぬ
9/5
朝顔のエコカーテンができあがり我が家の壁はお城にもなり
9/6
我が家の狭き庭には雑然と物が置かれり温かきかな
9/7
緑の芽黒い土からにょっきりと大空めざす鼓音聞けり
9/8
プランター溢れるばかりの野菜の芽種の活力初めて見れり
9/9
我が家の菊庭園は庭の隅美花を目指して鼓動が聞けり
9/10
秋キュウリ秋風吹かれて佇むも大きな緑葉夏をも凌げり
9/11
秋キュウリ秋風吹かれて花咲くも実りの秋はいつ訪れる
9/12
空見れば夏雲秋雲仲良くし朝秋風が昼暑き陽が
9/13
久し振り鴨らに会おうと池ノ端緑の草が笛吹くばかり
9/14
南天の木の間から朝顔が私をまねて舌をだしけり
9/15
朝早く落ちてる朝顔拾う度爽やか秋風心にしみ入る
9/16
朝顔は壁にも上りて美しき花を咲かせる技を励めり
9/17
暑き夏終わりてコスモス眺めればいつかトンボが乱れ飛びけり
9/18
秋風に吹かれ喜ぶ百日紅弁当広げて栗を頬張り
9/19
二十日の二十日大根のんびりといまだにひげ根伸ばしているかも
9/20
秋風に誘われ秋の草花を玄関置きし敬老の日に
9/21
夏雲と秋雲交わる空見れば運動会のダンス聞こえり
9/22
我が家の狭き裏にもプランター日陰にめげず背伸び続けり
9/23
青き草白い建物浮かべけり秋風連れてトンボを呼べり
9/24
我が家の狭き庭隅目一杯葉を広げつつ鼻歌囁き
9/25
ラジオでは熱中警報続く中もう柿こんなに赤くなっているぞ
9/26
散歩中畑を見れば大根は我が家の芽より小さく見えり
9/27
朝起きて伸びた朝顔眺めけりいつも涼風決まって吹けり
9/28
研究会月一度の激論はいつも決まって涼風吹けり
9/29
同じそばなのに不思議よこの味はテレビのおかげでトップスリー
9/30
久し振り電車に乗れば原風景汽笛の音と真っ黒い煙
10/1
墓参り秋風吹いて振り向けば弘法大師が口笛吹けり
10/2
墓参りお墓掃除も弾み行き彼岸花らも唱歌歌えり
10/3
墓参りかえり間際に彼岸花お地蔵様とおしゃべりしており
10/4
放映で客ごった返すシュウマイ屋看板だけはそよ風吹けり
10/5
故郷のカツ丼の店来てみればしゃれたサラダも汁もついており
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故郷のカツ丼の店眺めれば昔と違う椅子の色と数
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名物の栗饅頭を作る人手の動きすら西日に光れり
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懐かしきソースカツ丼香ばしく故郷の味鼻で吸いけり
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懸案のサービスエリアのバイキング香りよければ色合いもよし
10/10
バイキング後から取っても友見ると中身は変わらず微笑み交わす
10/11
待望の英ガーデンに来てみれば赤黄ダリアが乱れ飛べり
10/12
我息子英ガーデンに来て早々念願ダリアのショット撮れり
10/13
最終のローランサンの美術館周りの木々も早紅葉せり
10/14
安ホテルそれでも朝食そば汁は匂いよければ湯気も真っ白
10/15
朝早くホテルの前を眺めればゴミ集め人の靴音高し
10/16
初めての掬い豆腐がうまき故ホテルで箸で掬うもおかし
10/17
おささまのセットを見る人大勢で仕草いろいろドラマのようなり
10/18
善光寺の堂から下を眺めれば多くの視線我を見つめり
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かかしたち眺めているよ彼岸花何年前を思い出してるのか
10/20
本物のかかしが祭を眺めてる秋風トンボも知らん顔せり
10/21
小さき子かかし祭の恐竜の下で鉄棒くるくるまわり
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また今年かかし祭は幼稚園先生の知恵が入り乱れてお
10/23
馬鹿でかいかかしの下でお店屋さん大きい声でかかしに届かずi
10/241
馬鹿でかいかかしの下で小学生小さき人形かかえておりぬ
10/25
撮られるは妙に手足が震えけり撮影係長き故なりi
10/26
見事なりきっちり小菊が咲き揃い植物園をじっと見守れり
10/27
安き宿加えダリアも見学しダリアの花びら我ら等に傅く
10/28
知らぬ人豪華ベゴニア後にしてポーズ取りつつ挨拶をもせり
10/29
ベコニアの流れるプール珍しく手にせしSC零れ落ちぬ
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ベコニアを見ながら食べるクリームをそっと手に触る古希の人たち
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同級会別れのバスに手を振るは幼馴染みの小さき手なり
11/1
バスツアー途中休憩ダムの上紅葉見ずに友とジョーク
11/2
吉本の掛け合いみたいバスツアー運転する音我らも歌えり
11/3
同級会旅に行く前恩師墓千の風揺れ煙たなびき
11/4
龍王峡橋の上から写真撮る我に手を振る古希の友たち
11/5
宿に着き手作り野菜食べながらジョークとぎれぬ同級生なり
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バイキング人のお皿を見ぬふりでいつの間にかに友と相似形
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飛び入りで自転車レース出る息子ヘルメットかぶる手かすかに揺れり
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見たかった自転車競技目の前で軋む車音歪む顔つき
11/9
薔薇きれい県民の日の公園は家族団らん靴音高し
11/10
久し振り県民の日のフラワーパーク季節はずれの噴水きれい
11/11
紅葉狩り揚げたて天ぷらそばの味家族の笑顔紺碧の空
11/12
ナビ通り走れば山の悪しき道紅葉綺麗もとぎれがち
11/13
夕暮れのとんとん広場の豚たちはみんなかたまりしっぽでタクト
11/14
紙芝居朗読する同僚の身振り手振りは別人のよう
11/15
ホームからコスモス見れば思い出す教え子達の別れの手振り
11/16
大盛りでないのに蕎麦を食べられずかけにすればと悩むも悔し
11/17
産業祭雨が降り出し傘の花抽選始まり安売りたけなわ
11/18
産業祭赤黄緑の風船を大人が手に取り子等は眺めり
11/19
産業祭大きな窯の太い湯気太い呼び声ふくよかな人
11/20
急逝の友の祭壇眺めればジャジー姿の元気な友なり
11/21
我頼みし生花祭壇眺めれば友の棺の傍に佇み
11/22
産業祭サービス豚汁頂けば体あたまり演歌聞こえり
11/23
久し振り駅のホームで眺めるは赤いシグナル青春の日々
11/24
展示せり菊花見れば葉艶立派未熟な我には神業に見えり
11/25
念願の二色の蕎麦を食べぬれど味は一色箸を置きけり
11/26
知らず故友の家での遺影見てあまりの笑顔に涙吹きでむ
11/27
産業祭始まる前のミーテング嵐の前の静けさに似て
11/28
菊花展小学生の菊を見て我の技術の至らなさ涙
11/29
若くして急逝をせし隣人の告別式をモニターで涙見る
11/30
通夜の後清め参加の隣組故人を偲んで談笑せり
12/1
親戚の新郎新婦の側に立ち写真撮られし真菜ちゃん似の子
12/2
リング持ち結婚式のリハサール幼き娘はじっと下を見つめり
12/3
結婚式誓いのキスは教会で白い背景白いドレスで
12/4
結婚式始まる前のひとときをロビーに転べる談笑の渦
12/5
披露宴どこから来たか□KB踊り下手でも拍手なりやまず
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披露宴幕が上がりて人力車乗っているのは晴れ姿の姪なり
12/7
披露宴終えて新郎母達にジョークを飯井いいて片足跳べり
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珍しき披露宴でのバイキングスイーツを山ほど取れる娘もおり
12/9
ナンテンの赤い実陽に燦々と輝かにけり心も傾き
12/10
師走なり赤城おろしに白き風轟音響く高速道路
12/11
幾重にも重なり行きし風車師走の街にドンと佇む
12/12
我が家の日陰の菜園大根は遅らせばながら白肌見せり
12/13
生花買い根付きを待って地植えせり六地蔵のように慎ましきかな
12/14
夕顔の種はなかなか乾きせず赤城おろしも横目で睨めり
12/15
いつの間にパンジー苗は花咲きて赤城おろしに口笛吹けり
12/16
店員が勧めしかき揚げ見てみれば手より大きい熊の手なり
12/17
念願の三色そばを見てみれば初めて蕎麦の変わり味なり
12/18
初めての蕎麦屋に来れば段々にお客もメニューも賑やかになり
12/19
冬の朝パラチラパラの雨の街人も子猫の姿みじんも見えず
12/20
大型店クリスマスツリーの傍の人アイスを食べつつ子等を目で追い
12/21
大型店店隅飾る紅い花誰にも見られず口笛吹けり
12/22
スーパーの片隅置かれ独り言囁いているよサンタさん
12/23
朝空を眺めてみれば白い月日よりにも先に我が胸照らし
12/24
車窓から眺めし赤城震えてる着てるジャンバー貸してもいいぞ
12/25
知らぬ街見知らぬバスが通り行く私の夢を置き去りにして
12/26
JR何処も同じ田舎駅赤い椅子には白い座布団
12/27
グルメ旅呼び込みつられ店入る活きよい刺身我にウインク
12/28
冬の街歩道に枯れ葉二三人の合間をダンスしており
12/29
鉄塔に木々にビルなど呼びかける細い立て札日本ガンバレ
12/30
朝日浴び光る自転車立ち並ぶ駅前広場はおしゃべりしそう
12/31
電車行き線路の上は静かなり激動この年風も止まりぬ