今日の短歌
1/1
初日の出撮るため千枝の間から眺める光却って輝き
1/2
初もうで途切れし時に恋人か祈る心が蝋燭揺らし
1/3
初もうで御札買う人寒き中じっとこらえて夢を買いけり
1/4
初詣待
ち受け朱塗りの大鳥居寒風向かい胸を張りけり
1/5
初詣寒風背にし警備員右手のカップ震えは止まり
1/6
初詣紅い鳥居くぐる人ジャンバー姿も軽い足取り
1/7
風吹かれ曲がってしまったしめ飾りみかん色したビニ球綺麗
1/8
初詣露店で買った福寿草今では玄関胸張りておりぬ
1/9
我が姪が年賀でくれたシクラメン薄紫の優しき花なり
1/10
大菊が綺麗でそのまましていたら正月飾りの下で微笑み
1/11
庭の隅の手入れ忘れたキンカンはそれでも実なり我に微笑み
1/12
挫けるな今が勝負だパンジーよ今は最寒春はすぐそこ
1/13
水浸かり携帯変えて手にすればおもちゃの兵隊着信聞けり
1/14
大万歳やっとこできた随筆集表紙のモミジ紅葉盛り
1/15
随筆集赤字で埋まる校正は苦しくもあれば楽しくもあり
1/16
厳寒で大根葉っぱは凍り付き春を待ちつつ口笛も出ず
1/17
冬至過ぎ朝の陽長くなりつつもまだまだ寒く足元悪し
1/18
霜に堪え葉を食いしばりしシクラメン冬を乗り切れ綺麗さ守れ
1/19
雪予報雨から雪へ外出れば既にみぞれが我が頬を打ち
1/20
既に道雪は溶けゆき春の道我が庭まだ雪冬の庭
1/21
道の雪溶けても畑こころ雪緑の草に白い塊雪
1/22
いま昔娘一才誕生日雪だるま背に撮りひ浮かびぬ
1/23
望遠で赤城を撮りて眺めれば澄んだ白雪心に沁みれり
1/24
雪やんでようやく顔出すパンジーは春の歌を口ずさみけり
1/25
寒き中ライトをつけて散歩する我が自転車は健康の灯り
1/26
サプライズ離島で働く医師のため慎吾の想い画面に映り
1/27
寒き中つぼみ膨らむ福寿草黄色い花びら早く咲け咲け
1/28
寒き中菊の花咲く異変なり南十字星鉢に輝く
1/29
ホトケノザ雪の中からひよっこりと春の匂いを風に乗せけり
1/30
寒くても梅のつぼみは空高く伸びよと胸を高く張り出し
1/31
梅林上から眺めし鉄塔はきつと歌えり春一番を
2/1
送られた古典文学見てみれば写真や絵などで歴史本でもあり
2/2
厚き氷どかしてみれば金魚おり網をも飛んで元気に泳げり
2/3
書家の共拙き我が歌渾身に色紙に描けり居間に飾れり
2/4
寒き折想いて買いしグリル鍋白い豆腐に赤い鍋底
2/5
寒き風夕陽を通す千の枝震え震えて我をも貫く
2/6
赤城から雪風届く散歩道靴下はかぬ我が足叩く
2/7
義人祭袴まで着て準備する義人傾倒白髪の君
2/8
風強くとにかく貼った横断幕よせめて閉会終わって飛べよ
2/9
袴着て義人祭での司会する友の白髭風に靡けり
2/10
厳寒の義人祭での取材する若き女性の手はピリッと動き
2/11
立春が過ぎてぱっと咲く福寿草春よ来い来い歌いばなっし
2/12
立春が過ぎて暖か桶の中ようやく金魚尾びれ叩けり
2/13
朝散歩頼りになるのは月明かりペタルこぐ足ハミング奏でる
2/14
みぞれから雪に変わりて朝早く出勤前に祈りて撮りぬ
2/15
牡丹雪激しく降りぬ立春過ぎてなごり雪になれ
2/16
雪降って隣の空き地真しっろけ柵がしてて足跡見えず
2/17
二階から小さき我が庭眺めれば雪が覆いて踏むをためらう
2/18
雪やんでほっとまもなく散歩道畑の白雪我が頬刺しぬ
2/19
悔いいても病気見舞い延ばしては遺影の前には何と詫びたら
2/20
50年振りいとこが葬儀で会わせしは遠く離れし遠縁の恩人
2/21
初めてのシーフドドリアの味つけは自称グルメも細かに語れり
2/22
狭き庭予報に添いて薄化粧紅はないけどよそ行き衣装
2/23
雪やんで屋根は沁みても風強く赤城の白雪かすんで見えり
2/24
バレンタイデー年に一度の届けチョコ施設の所生に愛の証を
2/25
アルミ缶届けてみれば少しあり勤めし頃の懐かしき香り
2/26
我辞めて早7年かこの施設広き畑に野菜並びぬ
2/27
久し振り遊びし所生会い行けば車に乗りて梅見に行けり
2/28
初めてのアジアンサラダ食べ見れば辛き野菜の香り麗し
3/1
墓参り恩師の命日数えつつ思い出語る教え子多し
3/2
新年会恩師の命日如月で総菜好きな師の味嗜む
3/3
古稀を過ぎ毎年出逢う新年会恩師の写真我らを見つむ
3/4
朝早く寒風吹き抜く散歩の途梅の蕾が口笛吹けり
3/5
弥生なり明るくなりぬ朝散歩鉄塔姿りりしく見えぬ
3/6
霜おりて白き畑の散歩道たなびく煙何処へ流る
3/7
冬牡丹藁をかぶりて微笑むは雪国の童女目の前いるよう
3/8
ロウバイの花の豊かさときめいてシャッター切るとそよ風吹けり
3/9
フラワーパーク見知らぬ老女が沼畔一人たたずむ早春の朝
3/10
梅遅れフラワーパークで捜しけりようやく撮れり家族写真
3/11
梅見た後家族揃って中華店チャーハーン色も鮮やか梅色
3/12
梅祭り終わり近づき二分咲きと言われて今年の厳寒気付けり
3/13
一日中缶蓋捜し気が晴れず暮れる直前梯子の上に
3/14
遅くとも畑いっぱいホトケノザ春風慌てて口笛吹きぬ
3/15
鉄塔を挙って見上げる梅蕾風は強いが歌声聞こえり
3/16
弥生なりようやく日が差す朝散歩白い月をも我と歩けり
3/17
弥生なりようやく咲いた梅の花見る人おらずハミングをせり
3/18
待っていた梅と赤城のツーショット梅は蕾で赤城は灰色
3/19
日一日ようやく開いた梅の花鮮やかなれど何故か慌ただし
3/20
遅く咲く今年の梅は鮮やかで桜の花に間違いたくもあり
3/21
散歩の途自転車置いて梅撮るも朝の寒風手の甲叩く
3/22
鉄塔は梅花見下ろし口ずさむ咲けよ咲け咲け春よこい
3/23
鉄塔下広き敷地の売札札風に吹かれて字もかすれがち
3/24
早春にきれいな太陽上がり行く心あらたまり初日の出のよう
3/25
子等と共お墓参りと会食の撮りし写真なかなか出てこず
3/26
不手際と言えばそれまでかPC操作悔いても悔いても画面現れて来ず
3/27
買ってきた鳥弁見れば女将さんの安くも同じの言葉浮かべり
3/28
念願の工事終わりて眺めれば丁寧な職人技を感ぜり
3/29
工事用足場を使いてペンキ塗り隣人のセイジに壁が輝き
3/30
ともかくも我が家の桜咲きにけり春が来たぞと叫ぶが如く
3/31
インゲンが初夏の陽気に芽が出たぞ朝顔トマトもでてくれよ
4/1
菜の花がいっぱい咲いたよ散歩道春風一杯体の中に
4/2
梅の花散ったばかりで桜花今年は10日も慌てて咲きぬ
4/3
寒き中早く咲き出す桜花見る人いなく口笛吹きぬ
4/4
卯月なり鉄塔の下の桜花一年生の歌声聞けり
4/5
咲きましたソメイヨシノが咲きました春が来た来たマイ心にも
4/6
鉄塔の線の上での桜花五線の上でメロデイ奏でる
4/7
学校の近く満開桜並木入学式待って校歌習いぬ
4/8
役場跡萌え盛りし桜木は遠き昔を偲びて謳いぬ
4/9
久し振り桜並木を歩く我この地に来てから何年経つか
4/10
念願のインド料理店来ればナンを作りし人腕輝き
4/11
初めてのインド料理の味みれば香辛料の味の虜に
4/12
雨降れど近所の桜満開で桜の下で家族団らん
4/13
定善寺父の命日来てみれば早き桜が初めて迎いぬ
4/14
故郷のお墓の上には懐かしき遊びし山の遊び場見えり
4/15
車から眺める故郷桜木は幼馴染みの歌声聞けり
4/16
朝散歩桜ちらちら散り行きぬ口笛吹いて我見つめながら
4/17
畑中見事に咲きしポピーたちダンス踊るも我ひとり淋し
4/18
桜越し鉄塔見るも鮮やかでこんな大きさ初めて感ぜり
4/19
寒きとき姿見せずの金魚たち春の微風にときめき泳げり
4/20
菊の苗植えて春風押し寄せて今年も花壇ざわめき聞けり
4/21
花屋にて一段鮮やか紫陽花を買って我が家の初夏は来にけり
4/22
散歩の途市長選挙のポスターは番号見えて空きばん多し
4/23
長かった満開桜温風で花と葉の色バランス抜群
4/24
鉄塔の下でポピーの花畑陽がさんさんと我をも包めり
4/25
春の花タンポポ見つけて写真撮るこの習わしいつまで続く
4/26
道路端鮮やか咲きし桜草誰も通らず口笛吹けり
4/27
大根と共に植えられしなすの苗窮屈な眼をして我を見つめり
4/28
挿し芽をし育ちいいので菊掘れば逞しき根々口笛吹けり
4/29
散歩の途ここにもあった八重桜桜の季節まだまだ続く
4/30
ソメイヨシノ散ってから咲く八重桜八重の花びら朝日に輝き
5/1
散歩道道を替えたら目の当たり娘の会社のサクラソウきれい
5/2
望遠で撮りしグランド八重桜遠くの方で口笛吹けり
5/3
散歩道替えてみたらば目の前にレンゲツツジが手招きをせり
5/4
散歩道毎日変わる八重桜今日は花より若葉が映えり
5/5
散歩道紫木蓮急に出た鬼が手を出し呼んでるようだ
5/6
散歩道掃除せし人呼び止めてツツジの撮影するも楽し
5/7
免許証高齢講習会場は幼馴染みと遊びし場所なり
5/8
高齢者講習会場教習所懐かしき白き車勢揃い
5/9
高齢者講習終わりて空見れば飛行機雲が綺麗に横切り
5/10
資料館担当おばさん親切で時間前にビデオ映せり
5/11
資料館前の銅像相沢氏我と話せし輝き眼あり
5/12
資料館映りしビデオ懐かしき教え子の声静か聞こえり
5/13
苗買いの帰りの途中思いつき岩宿遺跡の碑をしみじみ眺む
5/14
葉桜と鹿の川の向こうには赤城山子等と歌いし故郷聞こえり
5/15
若葉萌え鹿の川沼は静まりき釣り人の呼吸キューンと聞こえり
5/16
仏伊と華インドも食べたグルメ旅今日はタイの異風感ぜり
5/17
アジア味ナンにラッシータイカレー初めて食べる懐かしき味
5/18
グルメ旅日本に生まれてよかったな昨日イタリア今日インドタイ
5/19
チューリップ鉄柵覗いて眺めれば趣違いて油絵のよう
5/20
植樹園塔に上れば鮮やかな花で作った華の形なり
5/21
植樹園隅に置かれし展示室絶滅近しカッコウソウがあり
5/22
数雑多チューリップのオンパレはフラワーパークの醍醐味感ぜり
5/23
ピンク赤白黄紫チューリップフラワーパークのきょうそう曲なり
5/24
植樹園塔に登りて眺めれば遠き霞の我が町見えり
5/25
ホタン寺今年の牡丹はやや早く色は褪せても王女の貫禄
5/26
牡丹寺今年の出店多かりき売り声賑わい客も満開
5/27
垂れ下がる満開フジを眺めれば遠足できた子等の声聞けり
5/28
例年はなかなか育たぬきゅうり苗今年は緑葉輝き見えり
5/29
順調に実もつけていきしトマト苗梅雨の時にも鼻歌聞けるかも
5/30
初めての三本仕上げうまくいき秋の青空に浮かぶ大菊
5/31
初めての菊の挿し芽がうまくいき我が庭園は尽きぬおしゃべり
6/1
ついに出た待ってましたあきゅうりの実黄色いめしべ西日輝く
6/2
道端に植えたど根性朝顔はすくすく育ち我にウインク
6/3
ありさんち今年もイベントいい天気元仲間たちも良い表情
6/4
障害の子どものためのイベントに朝早くからギターの調音
6/5
作業所の祭りに協賛仲間たち売り声高く鳥らもさえずり
6/6
木陰から祭りの演奏のぞき見る鳥も私も聞き耳立てて
6/7
散歩の途道端見れば夏草がタイヤの中でおしゃべり夢中
6/8
牛小屋の前を通れば白い花斑の牛にフォークを歌えり
6/9
雨上がり傘を干したら色変わり虹の向こうに飛んで行きけり
6/10
雨降りて庭の隅バラ目覚め咲き梅雨の心も一足止まりぬ
6/11
マンデビラ梅雨の晴れ間に艶やかにピンクの声で夏を呼びけり
6/12
いつの間に庭の隅からにょっきりと紅いイチゴがグットモーニング
6/13
朝散歩車が通るバラの下背中を丸めて爽風吹きぬ
6/14
牛小屋の傍で咲くのはカンナなり真っ赤に萌えて危険冒すか
6/15
通り際新しい店は気がかりで準備中か定休日なり
6/16
麦畑茶色に染まり静かなり鉄塔の口笛爽風吹けり
6/17
桶の中ホテイアオイが増えすぎてちさいメダカも我にウインク
6/18
玄関にキダタリスらが咲き誇り白い蛍が陽に輝けり
6/19
旧友が馳走してくれし名物きのこひもかわ何て沁みる味
6/20
旧き友集まり語る内容は蛍のことと幼き頃のこと
6/21
法事の日親戚集まり墓行けば子等は団子を頬ばり笑む
6/22
皆留守で念願うな丼食べ行けば山椒の味が寂しさ包む
6/23
同級生皆集まりて墓行けば自然と黙って雑草取りぬ
6/24
同級生亡き仲間の墓行けば自然と友の十八番聞こえり
6/25
驚いたメダカ減っていく桶の中神の仕業か子メダカ泳ぎぬ
6/26
妖艶のニッコウキスゲのつぼみ出た夏の輝きもうすぐそこまで
6/27
ついに出たブロックの中から枝豆が今年の収穫喜ぶように
6/28
空梅雨でカンナの花が真っ赤か今年の夏は輝く日日が
6/29
散歩道田植え終わりて紅き花田んぼに映りて空で泳ぎぬ
6/30
100本の苗を育てし朝顔の一番花は優しき色なり
7/1
父の日のプレゼント選び子等と共スラックス売り場は悩み多かり
7/2
念願のインドカレーが並びけり子等に感謝し辛さに挑戦
7/3
念願のインドカレーはおいしけれ辛さと量には汗を吹きつつ
7/4
久し振りフラワーパークに来てみればアヤメが揃って会釈をしせり
7/5
久し振りフラワーパークに来てみればハートの花園出迎えており
7/6
雨降りてもフラワーパーク作業員池にアヤメを黙して植えおり
7/7
北向きの壁に持たれしひまわりはそれでも光を浴びて伸びており
7/8
念願が叶いて食べるウニ丼は妖しく光りため息つけり
7/9
待っていたニッコウキスゲが咲き出したキツネのように口とがらして
7/10
たまげたよブロックに播いた枝豆がほんとに大きく膨らみにけり
7/11
また会えたニッコウキスゲ七夕に色も香りも去年ののママで
7/12
根性の道路脇の朝顔は仲良く咲いて我に微笑む
7/13
我が菜園収穫時もボール中形も色もユニークなりけり
7/14
朝起きて根性朝顔眺めれば道脇隅から笑顔絶やさず
7/15
大会社入り口近くの花壇には鮮やか花たちぎっしり並べり
7/16
大会社ヘンスの脇の紫陽花は時期を過ぎても堂々咲けり
7/17
電柱にノーゼンカツラ巻き付いてすでに電柱とせいくらべせり
7/18
我が庭のきゅうりが伸びて2階まで我に挨拶笑顔忘れず
7/19
どうしたか肥料置き場の向日葵は天まで昇る勢いありけり
7/20
暑き中桶の中程覗いたらメダカ飛びはね我にウインク
7/21
鉄柵にようやく咲いた朝顔よ早く昇れよ屋根の上まで
7/22
陽を浴びて肥料置き場の向日葵はがむしゃら若い意気を感ぜり
7/23
種蒔けばいきいきかいわれすぐでてきよもぎいろの目雫をはじけり
7/24
北壁にやっともたらしひまわりは潰れながらも黄金色せり
7/25
道路端根性むき出し朝顔は歯を食いしばり背伸びをしけり
7/26
竹竿を這い上がりたて朝顔はもっともっとと青空見つめり
7/27
陽を浴びて通る車に向日葵はウインクしたり口笛吹いたり
7/28
散歩道地元の歌人歌碑あれど振り向く人も吹く風もなし
7/29
散歩道珍しき木々の木陰ありあまりに静かで急ぎて歩く
7/30
苗植えて三月も経ちてトマトたちようやく頬染め口笛吹けり
7/31
ともかくも今年のきゅうり2階まで伸びて微笑みウインクもせり
8/1
2階まで良く伸びてきたきゅうり君他の野菜に笑顔振りまき
8/2
極大の向日葵隣の貧弱なひまわりやっと口笛吹けり
8/3
ともかくもやっと揃いし鉄柵の朝顔それぞれポーズを取れり
8/4
水たまり映りし電柱我を見て学校帰りの唱歌を歌えり
8/5
遅蒔きのきゅうり駄目かと思えしがひよっこり我に笑み投げかけり
8/6
暑き中ふと道脇を眺めれば赤いコスモス涼風呼べり
8/7
朝起きて二階のベランダ眺めればひょっこりきゅうりウインクしせり
8/8
種蒔いてすぐに芽の出る大根葉春の種蒔き苦労を知らず
8/9
マンデビラ咲きほこる美しさ道端生える朝顔に勝てず
8/10
電車待ち階下の街並み眺めれば名知らぬ花がウインクをせり
8/11
年一度地域の祭りは厳かに雷鳴りつつ囃子なりけり
8/12
年一度地域の祭りは浴衣着て焼き鳥食うも楽しからずや
8/13
駅に着て跨線橋より眺めれば失恋の想いズームアップせり
8/14
研究会激論終わりほっとして冷たきお茶も喉を潤し
8/15
真夏時プラットホームは客はなし線路の小石は賑やかに歌えり
8/16
朝顔が急に鉄柵上り詰め辺り一面お花の園に
8/17
朝起きて鉄柵見れば朝顔が綺麗な顔して我におはよう
8/18
朝顔が鉄柵昇って屋根までも登る勢い龍の如し
8/19
朝起きて鉄柵見れば朝顔はピンクの花して口笛吹けり
8/20
散歩道道路の真ん中ゆっくりと陽をも避けずに毛虫が通る
8/21
この夏は猛暑続きでやりきれずそれでも道はコスモス咲けり
8/22
グルメ旅上州牛にサラダバードリンクついて皆笑み浮かぶ
8/23
散歩道日陰は花に届かずも黄色いコスモス秋風呼べり
8/24
鉄柵を乗り越え歌うカンナたち真っ赤な花びら陽光受けて
8/25
さんぽ道コスモスひまわり並んでるそろそろ秋風吹いてくれええ
8/26
誰もいぬ畑の傍に幟旗振っても吹いても少しも靡かず
8/27
夏の日にまけずきゅうり口ずさむ緑の花と実いつまでつづく
8/28
この年の鉄柵登る朝顔は夢のパークと見事さ競えり
8/29
もうおわり思いて空を眺めれば小さいきゅうりウインクをせり
8/30
散歩道ふと名も知らぬ紅い花我を呼び止め唱歌歌えり
8/31
通り抜けできないという標識はネギの畑の傍にありけり
9/1
鉄柵から伸びる朝顔壁一杯多くの花びら我を見つめり
9/2
朝顔が繋がる中の一輪は妖しい赤のマンデビラなり
9/3
時期早い大根の青芽伸びてきた今年は大きな葉と実期待できそう
9/4
きゅうりさん今年は今まで頑張った形悪いが味も香もよし
9/5
散歩道ノーゼンカズラが咲き乱れトラックの上に香り振りまき
9/6
散歩道ノーゼンカズラが独り言きっと昨日のおさなごおもえり
9/7
博物館江戸の街並み模型にて江戸の匂いが我にせまれり
9/8
博物館絵地図見いいる我が友は何度もボタンを押して確かめり
9/9
たまげたな佐倉宗吾の資料館いろんな義の字が色紙におさめおり
9/10
平日のプラットホームは混雑で足音高くおしゃべり多き
9/11
一人旅矢印消えて立ち往生東京の街はあつき風吹けり
9/12
博物館江戸の絵地図に魅入りされ30分も不動の姿勢なり
9/13
博物館達筆なる筆字をも軽々読み足し読める字はなし
9/14
博物館資料見つめる同僚はいつもの優しさ鋭い目つきに
9/15
博物館順路間違いよく見れば縄文時代の土器の中なり
9/16
博物館外側見れば朝顔がお行儀よろしく屋根まで登り詰めり
9/17
千葉旅行泊まった旅館は新勝寺目の前見えて平安の香しおり
9/18
新勝寺池の中には亀たちが亀岩周りをぐるぐる廻れり
9/19
江戸の書を博物館で眺めれば意味分からねど粋な感じはせり
9/20
朝飯を先勝寺前の宿で食わば静かな鐘が腹底まで響き
9/21
夢に見た惣五郎の御廟は夢より大きく輝いて見えり
9/22
惣五郎御廟前の店見ればちょっと淋しき空き店ありき
9/23
惣五郎記念館前の庭見れば名優の掲げし記念碑あり
9/24
惣五郎記念館の中に尚子さん走る姿の写真等ありき
9/25
甚兵衛の供養堂の屋根の上甚兵衛偲ぶ模様個ありき
9/26
惣五郎記念館には一代記人形と思えぬ息づかいがせり
9/27
博物館江戸時代に着た衣あり色褪せ布の歴史感ぜり
9/28
案内に連れられ食べた十割食蕎麦佐倉の味が染みこんでおり
9/29
著名なる著者に連れられ来た宮は宗吾信仰の復活の宮なり
9/30
甚兵衛の渡しの跡は今淋し沼の水なき吹く風もなし
10/1
久し振り名物SAのバイキング豊富な味の懐かしさ覚ゆ
10/2
予報では天気いいはずでも雨だサービスエリアのくらきあめおと
10/3
懐かしや白糸の滝の水音は50年前と確かに同じなり
10/4
ひまわり園切り花持ちつつ若き女風に吹かれて夕陽も浴びぬ
10/5
平日の白糸の滝の茶店ではイワナの塩焼き煙る赤色
10/6
向日葵園多き花びら下を向き雨を凌いで笑顔すら見え
10/7
雨やんで万歳三唱向日葵園爽やか風が高原に
10/8
石窯のピザ焼励む若者は雨が降れども口笛吹けり
10/9
貴重なる江戸の幟も暗き館発光禁止息止め撮れり
10/10
待っていた夕顔の花咲きました初恋の人の潤んだ瞳で
10/11
大根の緑葉伸びて囁いた今までで一番大きくなるよと
10/12
牛舎前黄色コスモス秋風に吹かれて歌う我が良き友よ
10/13
桶の中秋風吹いてメダカたちスイスイスイと元気に泳げり
10/14
ようやくに親指までに成長の二十日大根は1ヶ月も経てり
10/15
鉄塔を見上げて大根ビニル中すくすく伸びて口笛吹きぬ
10/16
同級会草津の街を散歩すれば既に紅葉華やかなりき
10/17
一人旅赴任地向かったこの電車あの時と同じ席はがらがら
10/18
久し振り草津温泉来てみればすすきの穂波我を押しけり
10/19
草津来て山並み見れば鮮やかだ紅葉の赤に未紅葉の緑
10/20
同級会安い宿でも飲み放題子どもの頃の武勇伝多し
10/21
風呂上がり草津の山を眺めれば朝靄しきり紅葉を包み
10/22
草津街見にくい看板古き店漬け物の匂い湯花もまじり
10/23
草津街さんぼの傍ら下見れば石に彫られし湯畑鮮やか
10/24
饅頭屋草津名物味配りそれでも客はためらい食べり
10/25
散歩道秋風吹く中紅カンナ夏の思い出まだ忘れずに
10/26
散歩道空き地に咲きしコスモスは故郷想い口笛吹きぬ
10/27
不思議なり我が家の近くの道祖神どこから来たか夫婦連れなり
10/28
散歩道大根畑見つめると我が家の大根倍の太さなり
10/29
良く咲いた我が家の柵上夕顔は秋の朝風爽やかにゆれり
10/30
懸案の朝顔蔓を片付けてパンジー入れると爽風が頬に
10/31
朝顔の蔓を片付け鉄柵に赤青黄色のパンージー揃えり
11/1
年一度元同僚と会える日に味良き魚味わえ深く
11/2
久し振り覗いて見える金魚たち小さき桶のどこを泳ぐか
11/3
ともかくも蕾膨らむ菊の花形や葉より大きければよし
11/4
朝顔の蔓を片付け鉄柵はこれから半年パンジーの季節
11/5
散歩道大根畑を眺めれば我が家の実より倍も大きい
11/6
散歩道コスモス畑はきれいなり百恵の歌声澄んでて綺麗
11/7
マンデビラ半年咲いてまだ咲いて可憐な色が心焼き付く
11/8
思う余に行かぬ菊作りそれでも玄関飾ると嬉し
11/9
にょっきりと黒い土から白大根今年は大きくウインクもせり
11/10
ふと見れば11月なのに朝顔が双葉を伸ばす暑さ異常けり
11/11
青きそら柿のみ実り鮮やかに義父の命日笑顔が見えり
11/12
散歩道色鮮やかにヤマトイモ葉っぱは繁りて口笛吹けり
11/13
展示会準備もせずに会見ればうまくまとまり礼も忘れじ
11/14
展示会隅に貼られ我が研究それでも光り差し込んで来り
11/15
貼り終えてじっと見つめる会員の眼には赤き腫れ跡残れり
11/16
紙芝居熱演じっくり聞き入るは寄せ集めたる人たちばかり
11/17
良く見れば達筆よろしくようこそと会員の意気込み玄関にあり
11/18
展示会かるたに応じるこどもたちなれぬはずだがすいすい取りぬ
11/19
我が町の年に一度の産業祭ぴちぴち野菜台から落ちそう
11/20
産業祭野外ステージの和太鼓の音が響けり我が町に
11/21
産業祭フりーマーケット店の人慣れぬ手つきがそよ風吹けり
11/22
柿の木の傍で小菊が咲き並び静かな朝に秋が咲き乱れ
11/23
散歩道夫婦道祖神傍らは紅葉と小菊の秋のパレード
11/24
我が家の何とか育った大菊は半円ながらよく見えて仕方なし
11/25
産業祭無料の豚汁並ぶ人ジャンバー重ねて吐く息白し
11/26
菊花展大きすぎるよ花の房私の花と比べることなし
11/27
産業祭豆電車乗る親子連れ堂々跨がり人目気にせず
11/28
産業祭帰る途中のもみじ葉は赤城の色合い極似てきれい
11/29
産業祭帰る途中の大通りきれいな紅葉気付く人なし
11/30
産業祭模型の飛行機じっと動かず客を見つめり
12/1
散歩の途左の畑をふと見れば芋虫のような小菊が微笑み
12/2
朝早く秋風に漂う小菊たちお早うの声もハミングに聞こえり
12/3
見事なり熟した柿のコーラスは夕陽の向こうまで響いていけり
12/4
いつのまにか花火のように管ギクがぱっと心に思いきり咲けり
12/5
玄関に並びし菊は不揃いでも私に取っては孫のようなもの
12/6
ともかくも大きくなった大根は我にエールを大声でくれり
12/7
念願の鴨南蛮の鴨と葱老舗の味わいジューシーに尽きる
12/8
蕎麦名店お品書きには厳選の食材ずらり名ホテルの如く
12/9
玄関の大菊じっと眺めればできは悪いが我には愛おし
12/10
散歩道赤城を背中に潤む柿秋の朝風白きに見えり
12/11
芋虫のような小菊も風吹きて色は褪せてもしっかり歩きぬ
12/12
綴れなる柿の実紅く我は問う何故に甘味が胸にときめくか
12/13
師走風吹いて小菊は萎れがちそれでも歌うは小菊の歌なり
12/14
不思議なり北風吹いてもマンデビラ一輪だけは我を見つめり
12/15
赤城から北風吹いても柿の実はまだまだ紅く熟すと思えり
12/16
寒き中それでも伸びる大根ぱその青々しさ実に壮絶なり
12/17
桶の中氷はりても泳ぎいる金魚は残り一匹になり
12/18
不思議なりまだまだ芽出る大根は発芽温度は何度なりきや
12/19
散歩道そっと咲いている椿たち誰も通るが美しさ感ぜず
12/20
霜降りて芋虫にてる小菊たちそれでもじっと枯れるの伸ばし
12/21
明日冬至それでもまだなる柿の実はお正月の歌口ずさみけり
12/22
我が娘に教えて貰ったしゃぶしゃぶ店サンタの置物に味よしと言いぬ
12/23
窓越しのライオンと向かう幼児はじっと見つめて語りかけけり
12/24
サファリパークバスから眺めしライオンは草原の上で寝転ぶ姿に
12/25
サファリパークバス通っても知らん顔運転手急にハンドル切り替えり
12/26
サファリパークバスは近寄り目の前で虎君寝そべり大あくびをせり
12/27
家族して旅としゃぶしゃぶ楽しんで澄んだ赤城の下を通れり
12/28
念願の潮騒メモリーカラオケの画面しみじみ眺めて歌いぬ
12/29
念願の家族揃い居酒屋の高級料理は段飾りなり
12/30
念願のウニ軍艦と蝦夷バフン食べて年越す快さなり
14/1/1
今年またおせち料理届けられ小さい箱にも正月充ちたり