半ば強制され
逃げる場所など
なかなか見つからないのに
人の世界にも
津波のように容赦なく
押し寄せてくるものがある
ぼくの友達は
長年勤めた会社の社長から
愚民党の党員になれと半ば強制され
生活のために仕方なく
判を押したと言っていた
鈴木大拙館にて