疲れた眼に
疲れた眼に
目薬をさすように
さまよう心に
詩を注ぐ
けれど
牛を見るとボクはふと
うまそうだと思ってしまう
頭の中でまた一枚
壁紙がはがれていく
地球が斜めに
傾向いているからだ
たぶん
かけがえがないなんて
もうどこにもないんだ