空と文字(FIELD)
草原

木の学習家具

群馬県では学校教育の場に木の学習机を使う
ことを推奨しています。

あいさつ

群馬県では、子供たちが一日の大半を過ごす学校で、元気に生活できるように、ゆ
とりと潤いのある学舎づくりを心がけております。「木」のもつ優れた特性を見直し、
「木」が持っている「優しさ・あたたかさ」に接してほしいと思います。
まずは、身近な机や椅子を木製に、あるいは保健室や廊下などの内装も木材に替え
るなど、関係の皆様のご理解とご協力を得ながら、できるところから木造・木質化を
進めて行きたいと考えております。
今、地球環境の保全が強く求められています。
机・椅子の1組分の木材量は微々たるものですが、みんなでふるさとの木を使い、
ふるさとの森に手を入れ、再び生産し使えるようにしていく仕組みを創り出していく
ことが大切なことと思います。
ふるさとの木でつくられた「木の学習家具」が、大勢の方々に愛用されることを念願
いたします。

群馬県知事 大 澤 正 明

教育的効果
子供たちが自分自身で組み立てる机や椅子は、単なる学校の備品ではなく、子供たちの一番身近な教材です。
この木製の机や椅子は、従来のスチール製品に比べると「落ち着く、気持ちが良い」という良い印象を子供たちに与えてくれます。反面、「傷つきやすい・汚れやすい」ことも事実ですが、このことは教育現場において、マイナス要素ではありません。子供たちにモノを丁寧に使うことの大切さを無意識のうちに教えてくれるのです。
自然素材である木から作られた机や椅子は、それぞれ異なった表情を持っております。子供たちに木の机と椅子を与えることは、「豊かな心の育成と個性を伸ばす教育の実現」への第一ステップといえるでしょう。

広葉樹(白)
サイズ・価格表