伏流No.48      12月議会、他        1/28/01 UP DATE

■第4次総合計画の審議について
昭和44年、地方自治法が改正され、総合的、計画的な行政の運営を図るための基本構想を定めることが決まりました。現在、第3次総合計画の最終年度で、この12月議会で第4次総合計画の基本構想を審議し、賛成多数で可決しました。
この基本構想は

・公募によって29人委嘱された市民検討会議が6/22〜8/29まで8回の会議で検討、提案
・議会は審議会に参加せず、6月議会で特別委員会を設置、審議
・審議会は商工会議所会頭、区長会長等20人で構成され、11/6〜11/22まで4回の会議、答申されたものです。
可決とは言うものの委員長報告の中では「資料について、議長を通じて提出を求めたにもかかわらず、内部資料であるということで応じられなかったことはまことに残念であります。」「当然基本構想の期間も明確にする必要がありますが、これを明確にされなかったことは遺憾とするものであります。」等と厳しい内容となりました。


■一般質問

1.市民参加の街づくりに向けて

ア.情報公開制度について
 
公開の請求権数はH10年−15件、H11年−9件、H12年−8件のうち、非公開に対する不服申し立てが4件あり、情報公開審査会で審査中とのことでしたが、H11年7月9日に3回目の審査が行われたまま、未だに返ってこないのだから仕方がない。」という感情的な答弁が返ってきました。その後、総務文教委員でも早く結論を出すべきだと意見が出されたそうです。
 

イ.沼田市のホームページについて

 
市議会のホームページは6月議会分から公開されていますが、沼田市のホームページは未だに開設されていません。1月いっぱいには開設するとの答弁でした。

■図書館でインターネットが使えるようになりました。体験してみて下さい。


■他議員の一般質問に対する答弁の中より
  聴覚障害者に対する施策の充実が約束され、モデル的に学校の校舎内に学童保育所を作っていくこと等が明らかになりました。


■沼田市議会議員の各種委員会委員への就任制限に関する決議
「地方分権の時代を迎えた今日、意志決定機関であるぎかいとその意志の執行者である執行機関は各々の権限を尊重し、市政の発展に寄与することが増々重要となってくる。よって沼田市議会は議員が行政の執行にかかる付属機関等各種委員会の委員に議員として就任することを制限する。」ことが決まりました。



■議員日誌
12.5 12月議会開会
     7 一般質問
ごったく祭り最終実行委員会
     8 一般質問
    合同個人演説会ネットワ−クに向けて会議 於 高崎労使会館
     9 ごったく祭り準備
     10 ごったく祭り
     11 常任委員会・委員協議会
     12 第4次総合計画に関する特別委員会
     14 中島もとひろ君選対会議(前橋市議選)
     15 12月議会閉会
     16 NALK ケアマネ−ジャ−との打合会
     17 桐の木クリニック講演会「きれる心」
     18 議会報告会 午前:遊and知 / 夜:自宅
     19 八ツ場ダムを考える会幹事会
     22 NALK役員会
     25 県八ツ場ダム建設事務所で情報公開請求
     26 市民の時代を創る群馬の会・宿泊研修
     27 角田光男さんを偲ぶ会
     29  中島もとひろ君選対会議兼忘年会
     31 沼田市新世紀を迎える記念イベント参加
  1.1 21世紀年頭の初日の出を拝む会
さぎいし地区3班新年会
     5 選挙公報発行に向けての要望書提出
     市民の時代を創る群馬の会より 群馬県、前橋市に対して
     8 成人式


●バランスシートについて

◯公会計で用いるバランスシート
 通常用いられるバランスシートは、利潤追求を目的とした企業会計で採用されている形式のものが一般的である。企業会計ではバランスシート(貸借対照表)とは別に、一定期間(決算期間)の利益、損失を計算した損益計算表がバランスシートと一対のものとして作成され、企業の経営状態を判断するうえで、欠くことのできない諸表となっているが、今回自治省の定めた基準により地方自治体で作成するものはバランスシート単独で採用されており、企業会計で用いられているそれとは趣を異にしている。
 しかし、決算統計に代表される今までの決算調書では表記されていなかった過去からの資産・負債の貯蓄などを読み取れ、自治体の財政状況を把握する材料として今までにない新たな角度からの分析を試みることができる。

◯バランスシートで用いる各数値について
 ※平成12年3月に自治省の定めた作成基準により積算
 
<概要>(平成12年3月31日末現在)

  @資産総額  62,040,249千円
  A負債総額  21,042,849千円
  B市民1人当たりの資産総額  1,321千円
  C市民1人当たりの負債総額     448千円
    (平成12年3月31日現在の人口46,978人)


群馬県沼田市

バ ラ ン ス シ ー ト
     (平成12年3月31日現在)
(単位:千円)
借     方
貸     方
[ 資産の部 ]

1.有形固定資産

道路・橋        18,762,678
公園施設          3,072,469
市営住宅          2,151,456
学校教育        13,064,949
社会教育          3,421,758
農業・林業施設       9,269,807
ごみ・し尿処理          547,889
福祉施設          1,642,762
その他           5,677,355

計           57,611,123
(うち土地         22,091,355)

  有形固定資産合計            57,611,123

2.投資等

(1)投資及び出資金
(2)貸付金
(3)基金
  @特定目的基金  735,651
  A土地開発基金  555,000
  B定額運用基金    10,600

   基金計                             1,301,251

  投資等合計                1,880,858

3.流動資産

(1)現金・貯金
  @財政調整基金 1,661,760
  A減債基金    112,022
  B歳計現金    491,832

  現金・貯金計        2,265,614

(2)未収金
  @地方税     272,544
  Aその他       10,110

   未収金計             282,654

  流動資産合計               2,548,268

 資 産 合 計              62,040,249

[ 負債の部 ]

1.固定負債

(1)地方債

    民生費のため(保健福祉センター等)        940,150
    農林水産業費のため(農林道等)     2,666,117
    土木費のため(道路、橋、公園等)      4,774,955
    教育費のため(学校、図書館等)       5,701,740
    その他(消防施設、災害等)           2,779,884
              
                 計          16,862,846
(2)債務負担行為

@物件の購入      
A債務保証又は損失保障     
債務負担行為計
(3)退職給与引当金        2,693,857

  固定負債合計               19,556,703

2.流動負債

(1)翌年度償還予定額     1,486,146

(2)翌年度繰上充用金

  流動負債合計                1,486,146

 負 債 合 計                 21,042,849
 
 

[ 正味資産の部 ]

1.国庫支出金         8,518,163

2.都道府県支出金       6,242,975

3.一般財源等       26,236,262

正 味 資 産 合 計             40,997,400
 
 
 

負債・正味資産合計          62,040,249

※債務負担行為に係る補償等 @物件の購入等に係るもの
              A債務保証及び損失補償に係るもの   4,510,000千円
              B利子補給等に係るもの           65,329千円



HOMEへ

伏流INDEXへ