今の利根沼田では、最大の関心事として「市町村合併」の話題があります。とても複雑な問題で一筋縄ではいかないというのが、私たち地域住民の印象でしょうか。
ともあれ、私たち住民はこの利根沼田をこれまで市町村でくべつすることはほとんどありませんでした。それはどの地域もそれぞれに特色があって、お互いに様々な恩恵を得てきましたし、「心」や「モノ」のつながりも昔からあったからです。どこも一つの地域だけでここまで発展できたというところはなかったはずです。
たとえば、スポーツの盛り上がりのように、地元の学校が負ければ、次は近隣の学校に期待をかけるなど、やはり無意識なところで「利根沼田は一つの生活・文化圏」と認識していました。そういう意味では「ごったくまつり」静かな活動ではありますが、それを無意識に裏打ちしてきたことに他ならないと思っています。
そこで、「ごったくまつり」で出会った私たちは、大きな広がりを持つようになったこのおまつりを、年に1度のことに終わらせず、地域の「情報交換」「学習」「交流」「支えあいの場」へと活動を広げていきたいと思い、地域を楽しくつなげてゆくしくみを立ち上げる準備をはじめました。
さまざまな立場の個人、グループ、団体のネットワークを拡げ、支えあうことによって、地域で楽しく、安心して暮らしていくことができると思いますし、それが地域の活性化にもつながっていくと思うのです。
わたしたちの住む利根沼田では福祉・文化・スポーツなどさまざまな地域活動やボランティア活動が、いろいろな人々によって根付き始めています。
そんな人の手と手をつないで生き生きとした郷土を創ってゆきたい・・・!
そこでかかげる5つのアクション
1.「つなげる」 地域でのさまざまな活動をネットワークしてゆく
2.「伝える」 「地域活動やボランティアを始めてみたい」という人へ情報提供をする
3.「交わる」 子どもからお年寄りまで世代をこえて交わることのできる場をつくる
4.「知る」 もっともっと利根沼田を知る機会をつくる
5.「結ぶ」 行政や教育機関などとのより良いパートナーシップを結んでいく
この5つのアクションを元にみなさんも「(仮称)利根沼田地域ボランティアセンターの」立ち上げに参画していただけませんか?