○沼田に移り住んだ(s、48)頃、新聞、ニュースなどで八ツ場ダムが問題になっていました。その後「八ツ場ダムの闘い」(岩波書店)を読んで、川原湯温泉に行ってみたい、著者の萩原好夫さんのお話を聞いてみたいと思っていました。
○1999年鬼石町の関口町長が、上毛新聞のオピニオン欄に八ツ場ダムへの疑問を書いたことをきっかけに、「八ツ場ダムを考える会」が7月に設立されました。
○地元の方の話を聞き、調査をすればするほど、美しい吾妻渓谷につくられようとしている八ツ場ダムは今の日本の矛盾の象徴のような気がしてきます。
○現在は、国道145号線の付け替え工事、JR吾妻線の付け替え工事、代替地の工事などが進められており、水没予定地の約1/4の方が補償交渉がまとまり、引っ越されました。残っている方の中には、「吾妻渓谷を残したい」「土地は売りたくない」という方もおられます。
○50年間ダムに翻弄されてきた住民の方々に充分な補償をしたうえで、脆弱な地盤に作られようとしている本体工事だけは何とか中止してもらいたいと思っております。
八ツ場ダムを 考える会 |
http://www.yamba-net.org// |
「首都圏のダム問題を考える市民と議員の会」パンフレットより |