加藤アキラ展
KATO AKIRA one man exhibition
参考図版(写真)
タイトル: 「無題」
素 材 : ブリキ、黒煙、水
サイズ : 80×80×4cm
制作年 : 1997年
会 期: 1999年1月31日(日)〜
2月14日(日) 午前11時〜午後6時まで
会 場: ノイエス朝日
前橋市元総社町67 tel 027-255-3434. fax 027-255-3435
対 談: 加藤アキラ +
浅井俊裕(水戸芸術館学芸員)
「原点としての『群馬NOMOグループ』」
2月6日(土)午後3時より
終了後パーティーあり(参加費500円)
申込方法:ハガキかファックスでアートハウスまで
企 画: アートハウス(担当:吉田富久一)
高崎市中居町529-3 tel 013-323-1681. fax 027-325-6627
加藤アキラは1960年代半ばの現代美術の喧騒たる状況の中に作家としてデビューした。
「群馬NOMOグループ」に参加しながら、シェル美術賞展やジャパンアートフェスティ
バル等のコンペに入選・入賞を重ねていた。ところが、1970年の野外展でトラブルに
遭遇した際、社会の体制を前にした芸術の無力さに失望し、制作活動を休止してしまう。
その後、休止と復帰準備に要した約10年のブランクを破って、本格的な再開を果たした
のは70年代末であった。彼の仕事を通して観ると、素材の性質を引き出しつつも、
作品には崩れて形が変わってしまいそうな危機感があり、それ自体が微動することで
周囲に漂わせる生命の気配がある。さらにこの度、浅井氏との対談で、加藤氏の作家と
しての原点に迫る。
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