社会科学習指導案

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社会科(1年歴史) 13年6月19日(火)

 

1 題材名  東アジアの動きと飛鳥文化(単元 古代国家の歩みと東アジア世界)

 

2 考察

(1) 教材観

 @ 主な学習事項

 日本の古代国家が、律令国家として確立・展開する過程、および、それが修正を迫られ、解体への道を歩むとともに、新しい勢力が台頭して時代をとってかわる、いわゆる古代の終末までを学習する。本題材「東アジアの動きと飛鳥文化」と次題材「律令国家と天平文化」の7〜8世紀の日本は、聖徳太子の政治、大化改新、国制の整備、国力の発展など、古代史上では特に重要な変革の時代である。聖徳太子の政治では、7世紀前半における大和国家の中央集権化がおし進められた背景、それは中国における隋・唐統一国家の出現、朝鮮三国をふくむ東アジアの情勢とどのように関連するのかを、ねらいとしている。7世紀後半は、隋・唐の律令制度を導入した日本が、中央集権的官僚国家を建設する時期であるが、国情の異なる中国の制度をどのように日本の制度に同化させていったのかをねらいとする。8世紀になると、唐を中心とする東アジア世界のなかで、国力を発展させる反面、社会矛盾が早くも露呈し、動揺し始めるという二面性があらわれてくる。天平文化の特質も、この二面性の反映という観点でとらえる。

 本単元後半の「貴族の政治と国風文化」「武士のおこりと成長」は律令政治がしだいに変質し、新しい勢力が台頭して、平氏政権へ移行する過程を取り上げていく。この過程はいくつかの要素の分けて整理しながら進めることが大切である。「律令制から荘園制への転換」「東アジア諸国・諸国民の動揺と日本への影響」「公領・荘園を基盤とした新しい勢力である武士の台頭と成長」という要素にわけて考える。荘園制の発達は、公領の整備をともなう新しい土地制度であることを理解する。

 A 見方・考え方

 日本の古代国家は、具体的には律令体制の完成に向けて、6〜7世紀末の間に大陸の国々との密接な関係をもちながら聖徳太子の政策や大化改新によって、天皇中心とした国づくりが行われ、701年の大宝律令の制定、710年の平城京によって成立することを学習する。ここで身につける見方・考え方は四つの観点から次のようになる。

 1) 社会的事象への関心・意欲・態度

 ・聖徳太子の政治や大化改新など具体的な事象を通して学習することにより、6〜7世紀かけて天皇中心の国づくり行われたことを容易に理解することができ、古代国家の成立に対する関心を高めることができる。

 ・外国が日本の歴史に大きな影響を与えたことに気づくことにより、日本の歴史を外国の歴史とかかわらせて学ぼうという意欲を高めることができる。

 2) 社会的な思考・判断

 ・客観的な資料をもとに歴史的事象を複数の視点から多角的に考察し、歴史的事象の意義などを公正に判断する力を養うことができる。

 ・歴史的事象を因果関係に基づいて考察するなど、歴史の変遷を論理的に思考する力を身に付けることができる。

 ・世界の歴史を背景として日本の歴史をとらえるなど、広い視野で歴史的事象を考察する力を養うことができる。

 3) 資料活用の技能・表現

 ・情報収集の際には多くの資料の中から必要な情報を取捨選択したり、仮説を検証する際に活用したりすることを通して資料活用能力を培うことができる。

 4) 社会的事象についての知識・理解

 ・聖徳太子の政治では、十七条憲法の制定、冠位十二階の制定などから、それまでの豪族中心の政治を変革し、天皇中心の中央集権国家をつくり上げようとした聖徳太子の政治のねらいを理解する。

 ・蘇我氏の台頭に反発した中大兄皇子と中臣鎌足によって大化改新が行われたことを理解する。

 ・遣隋使の派遣や朝鮮半島への進出が日本の政治や文化に与えた影響を理解する。

 このように、本題材で学習することは、資料の中から必要な情報を取捨選択し、複数の資料に基づいて歴史的事象を多角的に考察し、広い視野から公正に判断する力を身に付けることができる。また生徒の実態に応じて関心ある主題ごとに作業や発表の場を保障し、主体的な活動を仕組むことが、生徒一人ひとりの歴史を学ぶ意欲に結びつくと考える。さらに、生徒に作業的な活動を通して、主題に対する自分なりの見方・考え方をノートに記入させ、四つの観点からその変容を評価の視点とする。

 B 学ぶ意欲

 新中学校学習指導要領―社会編―2内容(1)ア「我が国の歴史について、関心ある主題を設定しまとめる作業的な活動を通して、時代の移り変わりに気づかせるとともに、歴史を学ぶ意欲を高める。」また解説には「関心ある主題」については生徒一人ひとりの興味や関心に応じて設定されるものであり、歴史上の人物、衣食住の変化、外国とのつながりなど、多様な主題が想定される。…生徒自らがまとめる「作業的な活動」になるように、表現方法を工夫させる。また、まとめたものを発表する場を設定するなど、生徒が相互の成果に学ぶようにすることが大切である。…さらに「アについては、小学校における学習を踏まえ、中学校の歴史学習の導入として実施することを原則すること」(内容の取り扱い)とした。以上のことから「関心ある主題を設定し」「小学校の学習を踏まえ…導入として実施すること」が歴史を学ぶ意欲を高めるということである。

 ここでは、「帰化人」「聖徳太子」「天皇・貴族」「仏教」などの主題を設定しまとめ発表する作業的な学習を通して、時代の移り変わりに気付き、歴史を学ぶ意欲を高めるのである。

 

(2) 生徒の実態

 @ 学習事項に関する実態

 学習に対する取り組みは真面目で、授業での発言等も多い。テーマ学習で調べてまとめるなどの作業はお互いに協力してよくできる。特に発表では各グループで工夫して取り組むことができた。課題解決的な学習において、様々な資料から問題を考え出す思考力は不十分であるが、グループ活動にするとお互いの意見を様々な角度から見られ、自分の考えを修正しながら発展的な意見交換ができ、一斉授業ではなかなか見られない生き生きとした表情で学習に取り組める

 資料の活用では、多面的な見方から資料選択して解決していくとき、自分の視点で解決のポイントをおさえるこが意識できるようになった。

 この単元を学習するにあたり、前単元「文明のおこりと日本の成り立ち」で、縄文時代の「三内丸山遺跡」と弥生時代の「吉野ヶ里遺跡」の資料を使った学習でその比較や具体的な遺跡の発掘や出土した副葬品や土器などから、稲作や指導者の出現、大陸の文化の影響などの様子を理解し、具体的な事物から情報を取り出して歴史的事象を考察する力を身に付けてきた。

 A 見方・考え方に関する実態

 授業における観察やアンケートの事前調査から日本の古代国家に関する実態は四つの観点から次のようになる。

 1) 社会的事象への関心・意欲・態度

 ・日本の古代国家の学習に関心・意欲について「関心がある」生徒は21名である。これは小学校で聖徳太子や大化改新などについて学習したり、法隆寺や東大寺の大仏などにある程度の知識を持っているからである。特に女子の「関心がない」の理由は歴史より地理の方が好きである。歴史は暗記するのが大変だからなどの理由である。これらの生徒は歴史的な事象を単に覚えさせるのではなく、自分の疑問点を追究させたり、自ら課題設定させたり、興味・関心を大切にして意欲づけさせる支援が必要である。

 2) 社会的な思考・判断

 ・「聖徳太子の政治」の質問で「十七条憲法」と答えた生徒は31名であるが、聖徳太子がどんな政治を目指しているか、という質問では無回答が11名で一番多く「役人のきまり」「豪族に自分勝手な政治をさせない」等とらえる生徒が9名で、「天皇中心の国づくり」等とらえた生徒は5名である。つまり歴史的事象を多角的・多面的に考察するする力を身つける必要がある。

 

 3) 資料活用の技能・表現

 ・資料を活用する場合、たとえば教科書を使って調べるとその内容を書き写して終わりにしてしまうことが多く、さらに資料を使って調べようとする生徒は少ない。したがって複数の資料を使ってより多くの情報を得ようとすることやそれを素早くまとめる力を養う指導が必要である。

 4) 社会的事象についての知識・理解

 ・日本の古代の歴史に関する知識については、聖徳太子、遣隋使、十七条憲法、冠位十二階、蘇我氏、小野妹子等を知っている生徒は多い。しかしその内容や目的まで正確に理解している生徒は3名である。したがって、歴史的事象の内容や目的など基礎的・基本的な知識を身に付けるために自分の疑問をもとに課題を設定させて興味・関心を持って意欲的に課題追究できるよう支援する必要がある。

 B 学ぶ意欲に関する実態

 既習の縄文時代「三内丸山遺跡」と弥生時代「吉野ヶ里遺跡」の資料の比較では調査などの作業は課題追究に個人差が大きいが、お互いに協力して興味を持って取り組めた。例えば「三内丸山遺跡」では「貝塚と盛り土の違いは?」「たて穴住居のつくりかたは?」また「吉野ヶ里遺跡」では「海が近くにない」「屋根に飾りがある」などの素朴な質問や気づきには歴史的な好奇心を感じる。「縄文人と大陸から文化を取り入れた弥生人」など興味を持って取り組むことができたといえる。

 C 主体的な活動に関する実態

 地理的分野の学習単元「人々の生活と環境」で生徒一人ひとりを特別非常勤講師として、各班6人の班別学習で一人5分の授業を行った。授業を進めるためのマニュアルを作成し、それを参考にした。それぞれ自分が選んだ世界各地の人々の生活の様子やくらしについて事前に調査し、ノートにまとめ、5分の授業をする、という表現活動を行った。生徒は5分間という短い時間のなかで教科書や資料を読ませたり、ポイントチェックしたり、質問をしたり活発な活動していた。

 本題材のなかでは課題を「聖徳太子の政治」として、小学校での学習の成果を生かし、またその実態を知るための導入として計画している。

 

3 学習指導と支援の方針

(1) 本題材は、「聖徳太子」「十七条の憲法」「法隆寺」「東大寺の大仏」など具体的な歴史的人物や事象から時代の特色をとらえることのできる課題を設定し追究することが容易であり、課題解決学習に適している。課題解決学習を進めていくため学習過程を考え、(2)で支援の方法をさぐっていく。それぞれ学習段階で学習の進め方がわかり、課題解決に見通しをもって合理的な課題追究が行えるようにする。

 

(2) 学習過程での支援の方法

 @ 「学習目標把握」の段階の導入として、小学校での学習の成果を生かし、生徒たちの興味や関心にうったえるように、既習の歴史的人物「聖徳太子」を使って生徒たちに興味を喚起させて共通課題を全体で考えていけるように意欲付けを図る。

 A 「課題設定」では、課題解決的な学習の時は、各自が主体的に物事をとらえ、思考できる力を培えるように、一人ひとりに自分の考えを持たせ、次にグループ活動を行いながらお互いの意見交換を大切にする。

 B 生徒に実施した古代のイメージのアンケート調査を活用し、「課題設定」における一人一人の支援に役立てたい。

 C 「課題把握」では、班で設定した課題にかかわって、用語や言葉の意味、課題の意義、追究の方法等について話し合わせ、分からないことは教師に相談し、助言を得る等指示し支援する。

 D 「予想・計画」は、課題に対する個人の予想(仮説)を考えさせるとともに、そこから班の予想で話し合いで設定する。またその予想から追究する視点や方法を考えさせる。

 E 「追究」の段階で情報収集で資料選択時に、そのまま写すのではなく、問題点をとその資料を選択した理由を記述させるとともに、はっきりさせ解決するために必要な資料としてまとめられるようワークシート作成し支援していく。

 F 「解決(共有化)」では、発表においては、お互いの考えを認め、自分たちが調べた視点以外から課題解決の共有化を図るとともに、課題追究を深めるきっかけにしたい。

 

4 目標

 聖徳太子の政治の内容や意義を、当時の国内や隋と唐の制度や文化の日本に与えた影響など東アジア情勢を背景にして理解し、複数の視点から多角的に考察するとともに、複数の資料を収集し、活用する能力を高める。また、飛鳥文化の内容とその特色を理解する。

 

5 評価規準

(1) 社会的事象への関心・意欲・態度

 小学校の歴史学習を生かして、聖徳太子やその業績ついて知っていることを積極的に発表している。

(2) 社会的な思考・判断

 聖徳太子の政治のねらいを当時の国内や東アジアの情勢を背景として考えている。

(3) 資料活用の技能・表現

 「十七条の憲法」などの歴史的業績から聖徳太子の政治の理想を指摘している。

(4) 社会的事象についての知識・理解

 聖徳太子の政治の意義を、当時の国内や東アジアの情勢を背景に理解している。

 

6 指導と評価の計画(9時間予定)

学習過程

  主な学習活動


 主体的な活動を促す
      支援・手だて
      

   評価項目と方法










 

 

    【 】内は、学習形態

( )内は、扱い時間数

*@〜Cは、評価の観点
[ ]内は、方法

 











握 

・学習目標「聖徳太子の政治と飛鳥文化」を知る。
・年表を用いて6〜7世紀の歴史的位置と日本で起きた歴史的事象を確認する。 【一斉】(1)

・学習目標「聖徳太子の政治と飛鳥文化」を提示し、東アジアの情勢のかかわりやその文化の特色から目標を定義させる。

C隋と唐の位置や制度や文化の特色を知るとともに日本に影響を与えたかかわりをノートにまとめ、確認の質問に正しく答える。
[観察・発表]

 

・「聖徳太子」を課題として一人ひとりが5分間授業を行い質問や発表し合う。
  【班別】(1)本時

・小学校の歴史学習を生かし「聖徳太子」について授業マニュアルを利用するなど既習の学習方法から意欲をもたせる。

BC「聖徳太子」について社会事象「十七条の憲法」「遣隋使」などの基礎的・基本的内容を理解し、発表できる。[ワーク・発言]

 

 







・前時の疑問やさらに調べたいことを出し合い、話し合いながら聖徳太子の政治や飛鳥文化にかかわる課題を設定する。
・類似した課題を設定した生徒同士で班を編成し課題を設定する。
 【一斉・班別】(1)

・疑問などをノートに書かせ、疑問に感じた歴史的事象ごとにまとめ、課題の対象となる事象を意識しながら課題が設定できるようにする。
・個人の課題を生かしながら班の課題を設定するように助言する。
 

@A学習課題に関心を示し、「聖徳太子の政治」や「飛鳥文化」にかかわる課題をノートにまとめている。
[ノート・発言]


 

 

 






 

 




・聖徳太子の政治や飛鳥文化について設定した課題にかかわって分からない用語や言葉など調べ、課題を班で話し合って定義する。
【班別】(1)

・課題は自分の興味あるものであるか、追究する意義のある課題であるか等各班で検討し、修正させる。
・班の設定した課題を定義するように助言する。 

A課題に関心を示し、聖徳太子の政治や飛鳥文化について設定した課題について考えられる。
C課題を話し合って定義している。
[ノート・発言]







 



計画 

・聖徳太子の政治や飛鳥文化に関する文献を学校図書館やインターネットなどを利用し収集・選択し必要な情報を得る。
 【個別・班別】(1)

・ワークシートを活用して、課題を設定した際用いた情報とは、異なるものを収集するよう助言する。
 

@A課題解決のための予想を設定するために聖徳太子や飛鳥文化についての情報を収集している。
 [ワークシート・ノート] 

 

 






 

 






 

・各班で収集した情報に基づき課題ワークシートを用いて追究する課題を作成する。
・個人の情報を持ちよって班の課題を決定する。
    【班別】(2)
 

・各自の課題の共通する部分に着目させ、班の課題を決定できるようにし、課題解決のための調査活動を行い追究させる。
・自分の考えの明確にしながら裏付けとなる証拠資料を発表させる。

@A「聖徳太子の政治」「飛鳥文化にかかわる課題を決定し追究しよう姿勢がみえる。         [観察]
B課題に対して自分の考え裏
付けとなる資料を探すことが
できる。
[ノート・ワークシート]

 

 

















 

・事実に基づいて課題解決予想の正誤について調べる。
・予想の結果を班内で発表し、正しさの裏付けとなる理由など証拠資料に基づいて話し合い検討する。
    【班別】(1)
 

・論理的に課題解決の正誤をとらえたりできるようワークシートの活用を促す。
・互いの調査結果を比較・検討させることにより、班別の結果が論理的になるようにする。
・同じ事実から異なった理由にした生徒に質問させたり意見を述べさせる。

AC「聖徳太子の政治」「飛鳥文化」の内容やそれらが行われた理由を多角的に考察し解決に向けている。
[発言・ワークシート]




 

 

 

まとめ(共有化)
・聖徳太子の政治や飛鳥文化の優れている点や問題点について、自分なりの考えをまとめ、発表する。
・これまで追究してきた学習内容をまとめ、飛鳥時代の歴史的特色を多角的に理解する。

【班別】(1) 

・聖徳太子や飛鳥文化優れている点、問題点について学級全体で話し合い、その結果をもとに自分の考えを具体的にまとめさせる。
・既習の時代区分を利用し、特色を年表形式にしてまとめ歴史の流れをとらえられるようにする。
 

AC聖徳太子の政治や飛鳥文化に対して自分なりの考えを持つとともに、これまでの学習をまとめている。
  [発言・ワークシート]



 

 

 





 

 

 

 

 

7 本時の学習

(1) ねらい

 小学校で既習である「聖徳太子」を課題として、政策の優れている点等の視点から意欲的に事前に調べ、自分なりの考えを発表できる。

 

(2) 準備

  教科書、プリント、歴史用語集、歴史資料集

   

(3) 展開

学習活動

時間

指導上の留意点と支援

        評価項目

・授業(教え合う活動)で発表者と聞き手の心がけることや留意することを発表する。


 







 

・本時の学習の進め方を確認する。
・発表者に対しては、声の大きさ、資料の提示の仕方など、聞き手に対しては、質問やメモの取り方などを工夫するように促す。
・小学校で学習を生かし、歴史学習の意欲づけを図る。

@「聖徳太子」に興味・関心を持っている。







A発表者は既習の学習成果を生か、し聞き手がわかりやすいように資料を使いながら発表している。

B聞き手は、発表内容を理解するために疑問点を質問している。
BC基礎的・基本的な知識・技能を使っている。










 

 

 テーマ:「聖徳太子」の授業をしよう!

 

・6人ずつ6つ班に分かれ、全員が5分ずつ発表する。
・発表者は小学校の既習の学習を生かし、大事なところを中心にわかりやく発表する。
・聞き手は、わからないところを積極的に質問する。
・聞き手は、発表内容で重要だと思われる部分について、ノートにメモをしたり、評価表にチェックする。
・聞き手は、発表終了後に、評価表から発表者に対して内容や方法の両面からアドバイスする。
・聖徳太子について新たに知ったことや友達の発表から新たな気づいたことを発表する。
・身に付けた知識や技能を確認する。









35分













 

・各班の発表(授業)1班に教師が入り細かな支援が行えるようにする。
・発表後、ワークシート、ノートのまとめの時間を少しとる。
・発表内容が分かりづらい場合は、聞き手に質問させ、再度説明させたり、資料の提示方法を変えるなどの助言をする。
・自分なりの「聖徳太子」について、その業績を中心に発表させることで、飛鳥時代に興味を持たせるとともに歴史の流れをとらえさせる。
・評価項目を確認させ、内容についても考察するよう助言する。
・教え合う活動を通して、新たに身に付いたことを内容と方法の両面から考えるように促す。
・友達の発表内容や発表方法で参考になった点、これからの自分の学習に生かしていきたい点などについても発表するように促す。
・歴史的人物である聖徳太子の大事なポイントをアドバイスし確認させる。

・相互評価、自己評価を行う。
 


5分
 

・ワークシート評価表を使い、評価させる。
 

ACワークシートに記入してまとめ発表ている。

・次時の予告を知る。

 


5分
 

・次時に「聖徳太子の政治」「飛鳥文化」で課題学習をすることを知らせる。