2004年12月に前輪の作業をして以来気になっていた後輪をようやく作業しました。
ジャッキアップ→馬をセット→タイヤの取り外し→ブレーキキャリパーの取り外し の状態です。
キャリパーはビール瓶ケースの高さがドンピシャだったので、その上に置いています。
アクスルシャフトを固定しているボルト(5本)を外します。
ネジロック剤で固定している可能性があるのでインパクトレンチは使わずに手作業で緩めていきます。
アクスルシャフトを抜くとハブを固定するナットが顔を出します。
少量ですがギアオイルが漏れてきました、グリスが劣化して真っ黒に変色しています。
アクスルシャフトとハブの間には紙製のワッシャ(571752)が入っています。
ロックワッシャ(FTC3179)の折り返しを緩めます。
※ロックワッシャは再使用できません。
ロックナット→ロックワッシャ→ハブ調整ナット→スペーシングワッシャ(FTC3185)→アウターベアリング(RTC3429)
と分解を進めハブを引き抜くとスタブアクスルが見えてきます。
このスタブアクスルとハブで車重を支えるため、アクスルシャフト(ドライブシャフト)は回転を伝えるだけです。
高級なフルフロート(全浮動)アクスルの構造がよくわかります。