アンプルローダーについて

アンプルローダーとは

アンプルローダーは充填、溶閉されたアンプルを滅菌用ケースに整列箱詰めし、
そのケースを段積みして排出する装置です。ケースの供給、取り出し以外は
自動で作業をします。又、ステーションとAGV(無人搬送車)などと組み合わせれば、
ケースの供給、取り出し、搬送まで自動で行います。

装置構成

アンプルローダーは、大きく分けて3つの機能から構成されています。
アンプル貯留、整列
充填、溶閉機または、形状検査機等から送られてくるアンプルを一時貯留します。
貯留したアンプルをスターホイルで切り出しスクリューに受け渡し整列します。
ケース搬送
アンプルローダには、段積み(5〜10段)された空ケースを供給します。
そのケースを1ケースずつに自動で分け搬送します。
アンプルを箱詰めする位置まで搬送し、ケースを固定します。
アンプル箱詰め
固定したケースに整列したアンプルを箱詰めします。
箱詰めは直交3軸ロボットにより行われ、千鳥状に整列します。

仕様

装置寸法
全長3540mm
全幅1506mm
全高2010mm
重量
約1900Kg
能力
アンプル径10mmの場合、毎分320本。
アンプル径17.5mmの場合、毎分280本。
但し、ケースの寸法等により多少変わります。

バリエーション