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沼田市でいろいろな活動をしていると、当然のように利根郡の他町村の人と一緒の場合が多くなります。
例えば、それぞれの市町村にある「読み聞かせの会」が集まって「連絡会」をつくったときのことです。それぞれの会では、会議室を借りたり、印刷をさせてもらったりはできても、連絡会になった途端受け皿がなく、困ったことがありました。また沼田市では、障害者（児）を、必要な場合に介護者に預けたり見守ってもらえる生活支援事業に取り組んでいますが、ほとんどの町村は取り組んでいません。水上、月夜野ではガイドヘルパー制度を導入していますが、他の市町村では導入していません。また町村の広報には、前橋で行われる手話などの（県主催）講習会の案内は載っても、沼田の講習会の案内は載りません。市町村の境や縦割り行政の中で情報が流れにくく、活動しにくいところがたくさんあります。
利根沼田の多くの団体、個人が参加しているごったくまつりの実行委員会では、年に１度のおまつりのネットワークを拡げ、支え合う「利根沼田地域ボランティアセンター」の設立を計画しています。この計画が順調に進むと、それぞれの団体が市町村の境や縦割り行政の枠を超えて、それぞれのニーズにあった、生き生きした活動ができるのではないかと思います。それが地域の活性化にもつながっていくと思うのです。
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