技能士会の組織
技能士会は、技能検定合格者(技能士)で組織された団体です。
この技能士の方々が各職種、地域ごとに技能士会を結成しています。
今現在は、群馬県内で42の技能士会が活躍しています。
この連合会として一般社団法人 群馬県技能士会連合会があります。
さらに上部組織として、47都道府県技能士会並びに全国業種団体により、
一般社団法人 全国技能士会連合会が組織されています。
「技能士」とは、技能の水準を証明する国家検定試験(技能検定)合格者に与えられる称号です。建築大工・板金・内装仕上げ・機械加工・金型製作・日本料理・西洋料理…等々、現在128職種の試験を実施しています。
合格後は、技能士として様々な職種で活躍しています。
合格後は、技能士として様々な職種で活躍しています。
技能士会連合会の目的
第1に、技能士の社会的地位の向上を図ることです。
1.技能士の一層の技能水準の向上と技能の開発を図ること。
2.後進の指導育成に努めるとともに、後進の範となるように自己啓発に努めること。
3.生涯能力開発体制の確立に協力・援助すること。
第2に、郷土産業の発展に寄与することです。
第3に、消費者に期待される技能士会活動を目指して、密着した活動をすることです。
技能士重用へたゆみなき努力
1.公共事業における技能士の優先活用と技能士の重用について
群馬県が発注する各種工事の施工においては、職業能力開発促進法に規程する技能士を優先して活用するよう要請しております。 更には、市町村に対しても、県に準じた措置がとられるよう働きかけてきます。
2.県民に対する「技能士」のアピール
「技能士」の水準の高さ、「技」の重要性を消費者に理解してもらうため、「技能士」を 正しく認識してもらい、技能が正当に評価され、技能が尊重される社会の形成を目指します。
3.ものづくりの重要性のPR
優れた技能人材が強く求められている現在において「ものづくりは、ひとづくり」「優秀な人材の育成」「後進への技能継承」の重要性を積極的にアピールしていきます。